526.自分の本ができると、こんなにもうれしい!実例見本付き【出版論第2章】新シリーズ「著作者になる!」
noteのみんなは「著作者」なんだよ。
さて、【出版論第2章】新シリーズ「著作者になる!」となりました。
またまた、少しばかりおつきあいをよろしくお願い致します。
1. 自分のnoteをプリントするとこんな感じになる~
前回にもお話したけれど、デジタルブック(電子書籍)とnote、ペーパーブック(紙の本)はまるで違います。
もちろん、形の違う本でもあるし、読み物でもありますが、お分かりの通りそれぞれに良い部分と悪い部分、メリットとデメリットがあります。
そのお互いの良い部分を活用していけばいいですね。
さて、私の場合はどちらも好きです。
ですから、その媒体によって使い分けしています。
しかし、自分の作品をnoteや電子書籍をプリントしてみたらどうでしょうね?
プリント(紙)にすると、スマホやパソコン、タブレットで見るイメージとかなり違うことがわかります。
スマホやパソコンですと画面上の光とともに読みますから、読むのには限度限界がありますが、神にした場合の疲れ度はまるで違うことが誰にでもわかります。
また、実際にその作品に手を触れることができるわけですからまつたくの感覚が違いますね。
そこで、noteのみなさんに試して欲しいことがあるのです。
それは、note作品をコピーしてプリントしてみてもらいたいのです。
すると、紙のイメージとデジタルイメージがまるで違うことがわかります。
当たり前のことかも知れませんが、不思議なことなのですが、とても嬉しくなります。そうなんです、世界でたった一つの本ができたからです。
👇coucou@note作家さんのnoteをそのまんまプリントして製本して見ました。(※許可済み)ヘッド部分を表紙にしました。
もちろん、この画像のように、noteのヘッドもカラーで入れて、少しばかり手を加えて全体のレイアウト、構成をするだけ(紙のサイズに合わせて)。
この見本の場合はA4サイズですが、内容によってA4サイズ、B5サイズと好きなサイズにしてみるのも面白い。
製本は「ホチキス止め」で充分。
それを見せたくない場合は「中綴じ」。
(中綴じ用ホチキスがある)※見本参照
👇coucou@note作家さんのnoteをそのまんまプリントして製本して見ました。(※許可済み)ヘッド部分を表紙にしました。(見えませんが左側ホチキス止め製本)
👇coucou@note作家さんのnoteをそのまんまプリントして製本して見ました。(※許可済み)ヘッドにしました。1ページ目を開くとこんな感じになりました。イラストや写真が入ると素敵ですね(カラーコピー本)
👇coucou@note作家さんのnoteをそのまんまプリントして製本して見ました。(※許可済み)ヘッドにしました。1ページ目を開くとこんな感じになりました。イラストや写真に関してはサイズに合わせて縮小、拡大したりして本のサイズに合わせています。
2.自分の作品を自分で本にする楽しさもある
パソコンが世に出た時に、これからの時代は紙が不要になる、と言われていたことを覚えているでしょうか?
確かに膨大な情報量がスマホやパソコン内に保存することが可能なため今までのように場所を取らないといわれていました。
また、電子書籍なども数百冊、数千冊がこの小さな端末に保存できるため、これからの時代は本箱がいらない時代になると騒がれました。
そして、国会図書館も過去の出版物、古書などの美術品作品のデジタル化を進めて保存するようになりました。
数百年前の書物なども現代の複写技術(スキャナー)で、実物とまったく遜色なく保存できると言っていたことを思い出します。
しかし、紙の書物は保存状態さえ良ければ数百年、数千年残っている事実に対して、まだこのデジタルの世界には、その事実、実績、歴史などありません。もしかすると、数百年、数千年持たない可能性もあります。
そこで慌てた国会図書館や日本全国の郷土資料館などデジタル保存と併用して、プリントの紙保存も同時に始めているといいます。
確かに、CD-ROMやUSB、パソコン内、スマホ内の保存期間の歴史と実績がなさ過ぎているためのようです。
そして、紙の需要は減るどころか、今までの時代に比べると数十倍に伸びているという。やはり、人類にはまだまだ紙の世界は必要なんですね。ちなみに日本全国の行政も紙保存に力を入れています。
👇私の講演会に使用するペーパーブック(小冊子テキストです)1回の講演会に対して、50冊から100冊以上使います。
👇私の講演会に使用するペーパーブック(小冊子テキストです)新型コロナ感染症拡大のときは、この内容を画像を交えてそのままオンラインでお話しました。
👇私の講演会に使用するペーパーブック(小冊子テキストです。表紙と裏表紙は必ずつけます)これは中心に対しての中綴じでホチキスが見えないようにしました。
3.自分の本をプレゼントする
さて、世界にひとつだけの本ができました。
どうしましょう?
やはり、必要な人、差し上げたい人、喜んでくれる人に差し上げたいですよね。そうです。
オリジナルの世界でわずかな贈り物。
どうでしょう?
好きな人たちにプレゼントするのです。
イラストや絵を描いている人たち、お花の写真を撮ってnoteしている人たち。詩や短歌や俳句。オリジナルの小説やエッセイも面白い。
みんな試してみませんか?
表紙を作って自分の名前も入れてしまう。
本名が嫌なら、ペンネームで他人さまに成りすまして相手の反応を見るのも楽しい。
子どもたちに動物や花の写真集や絵本もいいですよね。
もちろん、ただプリントするだけじゃあなくて、「はじめに」「目次」「おわりに」最後の「発行年月日」と「奥付」「裏表紙」ができたら完成。
ポイントは楽しむことです。
さあ、もらったみなさんは、どんな顔をするでしょうね?
何かの記念日、誕生日、イベントで販売してもいい、手作りの本ですが、プリント(印刷されたものと同じ)感触で人に差し上げることができる。
予算があれば印刷屋さんに頼んでもいい。
現代は小ロットの時代。オンデマンド印刷という方法もある。大量の在庫やリスクもいりません。
楽しんで本を作るのです。
俳句や短歌、川柳などは仲間たちと同人誌のように作っても良い気がします。絵本は素敵ですよね。子どもだけではありません。
大人でも大人の絵本があるように、カラーで美しい絵などは飾ってくれるかもしれません。
こんな面白くて、楽しいnoteの活用方法があります。
👇私の講演会に使用するペーパー・ブックのB6サイズの単行本サイズです。これらの内容のほとんどはこのnoteで公表しているものを縮小して講座で配布しているものです。
このような感じで、noteを内容別、ブロック別に小冊子または本にする。または、電子書籍にする。1つの作品が2つにも3つにもなり、様々な利用方法が可能になります。ここでご紹介したものはすべてコピープリントです。
4.本を書くと人生が変わる。
さて、このnoteをプリントしたものを実際に出版社に「売り込む企画書」にすることができます。見やすくて、わかりやすいのがこのnote作品の素晴らしさです。もちろん、noteのストック在庫はnote内にしつかりと保存されているわけですから。必ず何かのお役に立つ、必要な時期も来るように思うのです。過去の眠っているnote作品には二度と書けないような特別な作品もあるはずです。
それを「商業出版」にしたら面白い。もちろん、電子書籍、自費出版でも構いません。note作品を形にして残すことを目的としているからです。(自分の作品を図書館に寄贈という方法もある)
本を書くと人生が変わります。
もう、一人の自分が新しく誕生する。または、自分が生み出していく子どもたちのように旅立ちが始まります。
しかし、どうして運命なんて大袈裟なことをいうのかって?
それはね。あくまでも私の体験ですが、本を発行するとね、読んでくれた人から手紙が来るようになったことでした。
毎日ポストを見ていると、一週間に一通か二通。だんだんと三通、四通になり、多いときには何十通にもなったことでした。(もちろん、メールも含めて)
もちろん電話の問い合わせや直接会って話したいという読者からのメッセージです。
顔も知らず、まったくの無名な、ド素人の新人? に手紙が届く。このうれしさをどう伝えたらよいのかわかりません。しかし、うれしい。noteで言えばコメント欄のような者かもしれません。
本の内容の質問や確認、お礼、激励などいただいているうちに、一冊の本では説明しきれない、伝えきれないことまで出てきていました。
わたしは人生の中で一冊の本が発行できただけで、もうこれ以上の幸せはないとさえ考えていましたが、この読者からの多くの手紙によって、もう一冊まとめてみようと考えた。
一冊出せたのだから、もう一冊ぐらい書けるかもしれない。人生の中で自分の本が二冊あったってかまわないじゃあないか、そう思った。
現在、この出版がきっかけで、37冊以上の本が出版でき、日本全国で、講演会をするようになり、NPO法人という団体が必要となり、全国に支部を置くようになった。
そして、全国の行政や東京都、大学や専門学校、商工会議所や大手出版社での講演会、そして、テレビや雑誌などに出演し、文章を書き続けている。
一体だれがここまで予想したのだろうか?
わたしですら自分の未来が見えないくらい運命が変わってしまった…。
ただ、当時はこのnoteがありませんでした。この素晴らしいnoteの世界。このまま過去作品をまるで引き出しにしまっているのではなく、どんどんと違う媒体で公表していく。自分の思いや考え、気持ちを伝える。こんな素晴らしいメディアは私たち無名戦士の追い風となる気がする。
👇これは、noteの横組みの文字を縦文字に変換して小ロットで印刷した本の見開きです。どうですか?縦型と、横型ではまるでイメージが変わり。縦文字にすると文章が生きる気がします。noteと同じ内容なのですが、まるで別物になった気がします。
文字数6,606文字
さて、ここまでのnoteには似合わない長い文を読んでいただいた、みなさまには心から感謝申し上げます。
どうでしょう?
名付けて「コピー・ブック」。手軽で簡単で楽しみながら自分で作る手作りの本、まずは紙の手触り、素晴らしさを感じてください。そして、様々な活用方法があります。出版社さんの「売り込みなどの企画書」としても最適です。最初は、好きな人に送って見ませんか?
ドキドキ、ワクワクしてしまいますよ~
では、次回に続きます。
※さて、毎回、過去作品ですが。「noteと著作権・noteの著作権」として、お役に立ちますよう5作品ずつご紹介いたします。もうすぐ600作品超えてしまうとバックナンバーから消えてしまいますので、(自分の「記事」には残ります)消える前に5作品ずつ掲載することにしました。その後は過去記事のバックナンバーマガジンを作成して保存します。それまでお時間がありましたら「著作権の基本編」をお読みください。みなさまのお役に立てば幸いです。
ラインスタンプ新作登場~
「noteと言う世界」第3章書くnote「第2章・出版論」シリーズを始めました。どうか引き続きお読みください。
また、日々、拘束されている仕事のため、また出張も多く、せっかくいただいているコメントのご返事。お問い合わせメール、お手紙等のお返事がかなり遅れています。しかし、必ず読ませていただいていただいていますのでどうかお許しください。
では、また(月)(水)(金)にお会いいたしましょう。
いつも読んでいただいて心から感謝申し上げます。
※本内容は、シリーズ「noteの世界」というテーマで著作権等を交えて解説、感想及びnoteの素晴らしさをお伝えしていく予定です。
私たちの著作権協会は市民を中心としたボランティア団体です。主な活動は出版と講演会活動を中心として全国の都道府県、市町村の「著作権・肖像権・SNS等を中心」にお伝えし続けています。皆様から頂いた問題点や質問事項そのものが全国で困っている問題でもあり、現場の声、現場の問題点をテーマに取り上げて活動しています。
それらのテーマの一部がこのnoteにしているものです。ぜひ、楽しみながらお読みください。
noteの世界は優れたアーティストの世界です。創作した人たちにはわからないかも知れませんが、それを読む人、見る人、聴く人たちがリアルに反応してくれる場所です。もし、本格的なプロの方々が参入してもこの凄さには勝てないかもしれません。プロもマネのできないnoteの世界。これからも楽しみにして皆様のnoteを読み続けています。
私たち著作権協会では専門的なことはその方々にお任せして、さらに大切な思いをお伝えします。
本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
特定非営利活動法人著作権協会
「クリエイター著作権全般」特定非営利活動法人著作権協会(NCA)
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