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501.「本を書きたい~」「本を出したい~」という人たちがいます。本を書くことと、本を出すことは違いますね。出版論①


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「本を書きたい~」「本を出したい~」という人たちへ


毎日、noteを見ていると、膨大な文書量。
一日のnoteを原稿としたら何百万文字、いや、何千万文字、億かなあ?

日々、膨大な文書量。
もし、本にしたら何十万冊、何百万冊?
確かに、デジタルの世界は凄い。

紙のペーパーブックにしたら無限の紙の量の気がする。
そして、このnoteが本になったら素晴らしい。
絵本にしたら可愛らしい。
詩集になったら素敵、画集もいいですね。

もし、私が出版社の経営者だったら本にしたいものがたくさんあります。
また、noteの世界にはライターさんたち、本を出版したい人たちもたくさんいるような気がします。

私自身は、作家でもありませんが、小さな出版社から大手出版など出版業界とはつき合いが古く、著作権などのレクチャー、講演などもしている関係上多少状況がわかります。

そんなお話とともに「出版と著作権」という新テーマで本回から少しずつお話する予定です。何かのお役に立っていただければ幸いでございます。あくまでも私の個人の見解ですのでご了承ください。
 
まず、「本を書きたい~」「本を出したい~」という人たちがいます。
本を書くことと、本を出すことは違います。

しかし、本を書かなければ、本は出せません。
noteの皆さんからのお話を聞いていると、本を出したいと考えている人も多い気がします。
また、このnoteでも出版社の方々や編集の人たちの専門家さんたちもいますが、私の場合はあくまでも素人の「書く側」の目線となります。
 
では、最初に結論から言いますと、本を出したい人はまずは「売り込み」というアナログをおすすめします。

今や、ネットの時代のためメールで直接出版社に送る売り込みもあります。しかし、現実はよほどでない限り、残念ながら読まれていません。
その理由は物理的に読む時間が取れない気がします。

日々、出版社さんたちは本の出版に関わっており、発行準備に追われているからです。また、毎月の出版予定とともにそれに沿って、校正等、著者や業者さん、編集会議などに追われているからです。

さらに、本の表紙デザイン、カバー及び宣伝などの準備が待ち受けています。内部の編集者で作業が追いつかなければ外注のライターさんたちにもお願いしなければなりません。
もちろん、外部のデザイナーや校正専門の人たちもおります。

では、どうするか?
やはり、自分だけのことではなく相手の都合や状況を考えてあげるためには、出版社さんや編集の方々は暇な人などいない、ということ知ってあげたらいい気がします。

日々、文字の世界にどっぷりとつかり頭の中もおそらくいっぱいだと思います。ですから、なるべく負担をかけないために、私の場合は2つの方法をしています。

まず、1つ目は、自分の書いた「出版物企画提案書」(主な内容、要約)があると助かるでしょう。
2つ目は、出版したい作品を「プリント提出」(まるまる1冊分)をコピーして「出版物企画提案書」を同時にセットして送ります。
150頁も200頁もある場合は送料自己負担。

どうして、このような方法を取るのか?というとやはりペーパーブックの紙の世界。日々、パソコンの電子媒体での編集作業のためやはり無理がある気がするからです。ページ数、文字量が多ければ、紙ならば読みやすい。
また、物量(ページ数等)がわかります。いかがでしょう?
少しばかり親切な気がします。
 
続く~
 


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※さて、毎回、過去作品ですが。「noteと著作権・noteの著作権」として、お役に立ちますよう5作品ずつご紹介いたします。もうすぐ600作品超えてしまうとバックナンバーから消えてしまいますので、(自分の「記事」には残ります)消える前に5作品ずつ掲載することにしました。その後は過去記事のバックナンバーマガジンを作成して保存します。それまでお時間がありましたら「著作権の基本編」をお読みください。みなさまのお役に立てば幸いです。



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ラインスタンプ新作登場~


「noteと言う世界」第3章書くnote「出版論」シリーズを始めす。どうか引き続きお読みください。
また、日々、拘束されている仕事のため、また出張も多く、せっかくいただいているコメントのご返事。お問い合わせメール、お手紙等のお返事がかなり遅れています。しかし、必ず読ませていただいて、翌週には必ずご返事させていただいていますのでどうかお許しください。

では、また(月)(水)(金)にお会いいたしましょう。
いつも読んでいただいて心から感謝申し上げます。


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※本内容は、シリーズ「noteの世界」というテーマで著作権等を交えて解説、感想及びnoteの素晴らしさをお伝えしていく予定です。
私たちの著作権協会は市民を中心としたボランティア団体です。主な活動は出版と講演会活動を中心として全国の都道府県、市町村の「著作権・肖像権・SNS等を中心」にお伝えし続けています。皆様から頂いた問題点や質問事項そのものが全国で困っている問題でもあり、現場の声、現場の問題点をテーマに取り上げて活動しています。
それらのテーマの一部がこのnoteにしているものです。ぜひ、楽しみながらお読みください。
noteの世界は優れたアーティストの世界です。創作した人たちにはわからないかも知れませんが、それを読む人、見る人、聴く人たちがリアルに反応してくれる場所です。もし、本格的なプロの方々が参入してもこの凄さには勝てないかもしれません。プロもマネのできないnoteの世界。これからも楽しみにして皆様のnoteを読み続けています。

私たち著作権協会では専門的なことはその方々にお任せして、さらに大切な思いをお伝えします。
本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
                    特定非営利活動法人著作権協会


「クリエイター著作権全般」特定非営利活動法人著作権協会(NCA)

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