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502.ああ、本が書きたい…。ああ、本を出したい…。出版論②
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ああ、本が書きたい…。ああ、本を出したい…。
ああ、本が書きたい…。
ああ、本を出したい…。
そんな人はたくさんいる気がします。
もちろん、いつの日か、noteを書いている人たちの大半の人たちは、
そう思っているかもしれません。
前回もお話しましたが、「本を書きたい~」「本を出したい~」という人たちがいますが、本を書くことと、本を出すことは違います。
そうですね、書くことは誰にでもできますし、
本を出すことも昔と違い容易くできる時代になってきた気がします。
前回は出版社さんへの売り込み方のほんの一部を紹介しました。
これから、この新シリーズでさらに少しずつ本を出したい人にお役に立つ情報になれば幸いです。
そのためには、出版社側の考えも大切な事ですが、現実には本にしたいと考えている人たちの考えも知る必要がある気がします。
その理由は、各出版社によって考え方が違うからです。
例えば1社に売り込んで断られたら諦めてしまう人がいます。
いや、数社、数十社売り込んで断られたらそれで諦めてしまいます。
しかし、20社目で出版が決定する場合もざらにあることを忘れてはなりません。
それだけ、本の売り込みというのは根気を必要とする場合もあります。
私などは最高で100社近く売り込んだ経験もあります(このシリーズでお話します)。
この売り込みはまるでマッチング・アプリのようにご縁や運もあるかもしれません。
その理由は、それぞれの、その出版社の考え方があるからです。
例えば、ビジネス書専門の出版社に詩や短歌、俳句の本などはまず取り扱ってはもらえません。また、推理小説、歴史小説専門の出版社に特別な場合を除いては、恋愛小説も似合いませんよね。このように出版社によっては専門的な出版社もあればジャンルの広い出版社もあるからです。
それに、どんなに素晴らしい作品であっても、その出版社の担当の方の心を揺さぶるようなものでなければ開いてもくれない可能性があるからです。
また、よくあるコンクールなども有名作家さんや、出版社の名編集長が審査員を務めている場合もありますが、その作品がまったく通らなくてもガッカリとする必要はありません。
それは、そのコンクール、コンテスト内容と、審査員の好みで決まるからです。
ですから、その入賞作品は、その方々の好みが対象となっている気がします。
また、応募作品が何百、何千もあればそれを審査員の人たちがすべて読めるか?と言えば物理的に無理ですよね。
ですから、例え、没になっても諦める必要はない気がします。
その点、コンクールに申し込むより直接、出版社の編集の方に売り込むほうが確率はまだ高い気がします。
コンクールは縁や運の狭き門のように思えてしまいます。
あの有名なハリーポッターの作品は、最初はどこの出版社も相手にしなかったと言います。だから、決して簡単に諦める必要はない気がします。
また、没になるたびに作品が眠ってしまうように思えますが、実は逆です。
作品が増えていくのです。
これから1冊でも2冊でも本が出た後のための大切な後続作品にもなりうる宝物のように思えてしまいます。
また、何らかの作品を依頼されたときの大切なコンテンツになるからです。
ですから、有名な作家さんでもたくさんの作品を書き続けていることを考えれば、私たち無名な作家でもそのくらいの努力とマネが必要に思えるのです。
そうです、断られたからって、没になったからと言って簡単に諦めてしまうなんて、なんともったいない気がします。このnoteのコンクールも同じです。たとえ選ばれなかったとしても、それは自然、当然なことかもしれません。ですから、やはり書き続けることですね。
私などは、ペーパーブックの世界からやって来て、こんなにnoteの世界は自由なんだということに驚きを隠せません。
そして、このnote作品を、やがてペーパーブックや電子書籍にできるかと思いうと一石二兆のようなお得感があります。
それは、どちらも書くという行為が同じだからです。
さらに、楽しんでnoteできるという最高の喜びがあり、これはまた、出版の世界の喜びとは一味違う楽しさがあります。その理由は「自由」だからです。
しかし、いずれはペーパーブックにして本屋さんに並べたい。
これも素晴らしい目標です。
次回503.【(仮称)出版社さんとの付き合い方】504.【本の面白さ】505.【内緒の出版裏話」しばらく続きますのでおつきあいください。
次回へ続く~
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※さて、毎回、過去作品ですが。「noteと著作権・noteの著作権」として、お役に立ちますよう5作品ずつご紹介いたします。もうすぐ600作品超えてしまうとバックナンバーから消えてしまいますので、(自分の「記事」には残ります)消える前に5作品ずつ掲載することにしました。その後は過去記事のバックナンバーマガジンを作成して保存します。それまでお時間がありましたら「著作権の基本編」をお読みください。みなさまのお役に立てば幸いです。
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ラインスタンプ新作登場~
「noteと言う世界」第3章書くnote「出版論」シリーズを始めました。どうか引き続きお読みください。
また、日々、拘束されている仕事のため、また出張も多く、せっかくいただいているコメントのご返事。お問い合わせメール、お手紙等のお返事がかなり遅れています。しかし、必ず読ませていただいて、翌週には必ずご返事させていただいていますのでどうかお許しください。
では、また(月)(水)(金)にお会いいたしましょう。
いつも読んでいただいて心から感謝申し上げます。
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※本内容は、シリーズ「noteの世界」というテーマで著作権等を交えて解説、感想及びnoteの素晴らしさをお伝えしていく予定です。
私たちの著作権協会は市民を中心としたボランティア団体です。主な活動は出版と講演会活動を中心として全国の都道府県、市町村の「著作権・肖像権・SNS等を中心」にお伝えし続けています。皆様から頂いた問題点や質問事項そのものが全国で困っている問題でもあり、現場の声、現場の問題点をテーマに取り上げて活動しています。
それらのテーマの一部がこのnoteにしているものです。ぜひ、楽しみながらお読みください。
noteの世界は優れたアーティストの世界です。創作した人たちにはわからないかも知れませんが、それを読む人、見る人、聴く人たちがリアルに反応してくれる場所です。もし、本格的なプロの方々が参入してもこの凄さには勝てないかもしれません。プロもマネのできないnoteの世界。これからも楽しみにして皆様のnoteを読み続けています。
私たち著作権協会では専門的なことはその方々にお任せして、さらに大切な思いをお伝えします。
本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
特定非営利活動法人著作権協会
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