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お酒 記事まとめ

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日本酒、ワイン、ビールなど、お酒について書かれたすてきなnoteをまとめていく公式マガジンです。
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2023年8月の記事一覧

いつもの節約晩酌に戻ります

 先週から、風評云々の報道への怒りもあって、我が家的にはちょっとお高めな魚介類を買って食べる暮らしを続けていた。  しかし、夫婦そろって中小企業勤務の一般庶民な我が家。さすがに毎日高価なお刺身で贅沢三昧なんて無理である。  昨夜は仕事帰りに立ち寄ったスーパーで、見切り品コーナーに直行した。  馴染みのスーパー、その中でも特に慣れ親しんだ、鮮魚売り場の一番奥の見切り品コーナー。  値引きシールが貼られていたのは、  宮城県産のホヤ 2個入り1パック200円  三陸産の生サバ 

35歳、ひとり、はま寿司で呑む。

・外気温36℃昼、はま寿司にて うだる暑さの日曜日正午。 家族連れが大挙して押し寄せるはま寿司に、ひとり訪れた。 ガンガンに効いている冷房に少しホッとする。 時はまさにお昼時。 外気温計が36℃を示していた。 店内は家族連れの、まだかまだかという順番待ちから来る苛立ちにより、ピリピリと空気が張り詰めている。 その空気に一瞬気圧されそうになるが、なんとか態勢を立て直し受付発券機に向かう。 スーパーボールの様に予測不能、縦横無尽に跋扈するお子様たちを華麗に避けながら、であ

【スローに歩く、北欧の旅#32】3年半ぶりの北欧旅行で、いちばんに飲みたかったクラフトビールの話

みなさん、こんにちは。北欧を旅するライターの森百合子です。カボニューにつながる、北欧のさまざまな試みを紹介するこの連載。今回からはひさしぶりに訪れた北欧の旅のレポートをお届けします! この5月~6月にかけて、3年半ぶりに北欧を旅してきました!今回の旅先はスウェーデンの西海岸側とデンマークの首都コペンハーゲンです。環境を守る施策や気候変動に対応する試みや新しいアイデアをたくさん取材してきたので、じっくりとご紹介していきますね。 デンマークを望む港町へ 北欧を旅する時は、日

実写版のハイジ!(スイスでワイン造ってるの#66)

日本で一番有名なスイス人といえば、この人をおいて他にはいない! それは「ハイジ」さん。 何度も再放送されたので、アニメの「アルプスの少女ハイジ」は広い世代の方に愛されていますよね。 また、最近は家庭教師派遣会社のテレビCMにも登場するなどして、ハイジの物語は知らなくとも、ハイジやクララのことはご存知の方も多いでしょう。 その一方、「実写版のハイジ」はスイスワインと同様、殆んど知られていないような気がします。 ということで、今回は実写版ハイジとそれにまつわるエピソードをご紹

お勧めのスコッチウィスキー、グランツ

こんにちは、ソムリエ野尻です。 今は日本だけでなく、世界中でウィスキーブーム。一昔前よりもウィスキーの種類も増えましたし、お客様の購入される内容もバラエティに富んでいます。 今日は華でお勧めのスコッチウィスキー、グランツについて簡単にご紹介をさせていただきます。 グランツを造っている蒸留所とは グランツを造っているのは老舗ウィスキーメーカー、ウィリアムグラント&サンズという会社です。 世界で最も評価されているシングルモルト『グレンフィディック』や、 ハンドクラフトで作られ

【インタビュー】ストーリーがクラフト酒の魅力を最大限に引き出す

こんにちは。KURAND公式note編集部です。 クランドでは、小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンルをクラフト酒(しゅ)と呼んでいます。 クラフト酒には、お客さまの手元に届くまでのストーリーがあります。土地の魅力がたっぷり詰まったお米や果物をつくる農家、こだわりの原料と職人の技術で美味しいお酒をつくりあげる酒蔵。 そんなクラフト酒のストーリーを、飲み手であるお客さまに伝えるために、クランドではお酒の購入ページの商品紹介文や、読みもの、季刊誌の「クランド

三豊鶴で日本酒と夏祭りを楽しめるイベント開催!【2023/09/02~03】

香川県三豊市詫間町の須田地区にある、150年前にできた酒蔵「三豊鶴」。地域の事業者が手を組み、酒蔵の保存と再活用の取り組みをしています。2023年は日本酒と夏祭りを楽しめるイベント「SAKE ENNICHI」が開催されます! 三豊鶴とは三豊市詫間町、粟島へ向かう須田港から徒歩1分のところにある、元酒蔵が「三豊鶴」です。 紫雲出山からの水脈を利用した井戸水を使って、かつて日本酒製造を行なっていましたが、30年ほど前に人手不足などの理由から廃業。 しばらく空き家になっていた

「居酒屋紫乃・大人のお酒」①【geekさん】

みなさまこんにちは! ピリカさんより、「大人のお酒の番組をお願いします」と御用命賜りました。 生まれました、新番組、「居酒屋紫乃・大人のお酒」です。 第一回のゲストは、お酒といえばこの方、geekさんです。 本来ならば、お酒をいただきながらの番組収録、といきたかったのですが、残念ながら時間は朝。さすがにしらふで行いました(笑) まずは、geekさんが前日夜に召し上がった👆「純米吟醸・みむろ杉」の話題から! 私、みむろ杉は、現在の一番推しの日本酒なのですよね!(ですが、こち

【チェコ編-1】ヨーロッパ、ビールへの旅

4/19(水) 8日目プラハへ 昨夜のダメージを感じつつ、7時には起床してベルリン駅へと向かいます。ベルリンは街中にウォールアートや落書き?がありました。一見無機質な街並みだからこそ、それらの存在感も大きく、印象的な景色でしたね。 駅で朝ごはんを買って、9:16発のプラハ行きの電車に乗り込みます。 ベルリンから、プラハへは大陸をまっすぐ南下するようなルートを取るのですが徐々に街並みが代わり、屋根の傾斜が強くなってきたので、雪が降る国なのかな?なんてことを考えながら電車に揺ら

夏から秋になるよろこびに、おいしさがリンクしたーー。開発担当とファン代表社員が語る『秋味』愛

秋を彩る、この時期だけのビール『キリン秋味(期間限定)』が、今年も発売されます。 『秋味』は発売33年を迎えました。季節限定の商品として、これほど長くお客さまに愛されているものは、キリンとしても類を見ません。そして、キリン従業員の中には、『秋味』にとりわけ思いを寄せる人がいます。 「私にとって『秋味』は、最初の誕生に関わった商品であり、長い時間を共に歩んできた特別な存在ですね。今も店頭に並ぶのを見ると、『今年も秋が来たんだなぁ』とうれしくなります。『秋味』は私の原点です。発

【ビールレビュー】シンプルなラベルに溢れる自信-DDH Hazy!Hazy! Spectrum2-

こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。 私は、東証プライム市場上場のIT企業を昨年退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。 この記事では、 ちょっと変わったコラボの「 DDH Hazy!Hazy! Spectrum2」の缶についてレビューします。 商品説明商品情報原産国:日本(神奈川県) タイプ:Hazy IPA 容量:360ml アルコール度数:8.5% 苦味(IBU):8 原材料:麦芽 (Maris Otter Pale , Wheat , Fla

【目指せソムリエ#36】広大な大地が多様なワインを生む、オーストラリア

はじめにプレソムリエの皆さん、おはようございます!お盆も過ぎ、そろそろ涼しくなってもいい頃なのでは?と思いますが、なかなか落ち着かない暑さですね。ここ100年の間で最も暑い夏だそうです。。収穫間近のブドウも焼けてしまわないか心配です。 今期のソムリエ対策noteを始めたのはまだ凍えるような寒さの頃で、あと半年以上もあると高を括っていたソムリエ試験もあと1週間で期間終了となりました。時の流れが早過ぎます・・。 さて、今回はオーストラリアです!! オーストラリアの概要オースト

ビールと水〜⑮現代の神話Sulfate-Chloride Ratio

前回からの続き 前回はビールの味わいに影響する代表的な5つのイオン成分を見てきました。今回はその中でも硫酸イオン(SO4 2-)と塩素イオン(Cl-)の比率であるSulfate-Chloride Ratioについて見ていきたいと思います。 Sulfate-Chloride Ratioとは読んで字のごとく硫酸イオンと塩素イオンの比率です。ビール中のSO4 2-とCl-のppm=mg/Lの比率をシンプルに1:2(0.5)とか3:1(3.0)というふうに表します。モル数(Mol/

酒場が地方を救う

仕事で全国津々浦々巡っています。JR線ならば、駅員さんが常駐する規模の駅は、8割方は下車して、駅前を歩き、中心街の居酒屋を少なくとも一軒は訪ねています。 Syupoでは触れないように心がけていますが、地方へ行くと毎回実感するのは中心街の想像以上な衰退です。 首都圏でも駅前百貨店の撤退など、街の規模が落ちいてくニュースはありますが、それでも人は歩いていますし、商店街は多くの店が営業しています。まして、東京都心部ともなれば今も随所で再開発が進み、駅周辺には人口減少の影をみるこ

¥250