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お酒 記事まとめ

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日本酒、ワイン、ビールなど、お酒について書かれたすてきなnoteをまとめていく公式マガジンです。
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2022年1月の記事一覧

クレープとワイン

こんにちは。全世界12ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です! 今日は久しぶりに大阪支社のスタッフ日記です。 お家でワインとクレープを楽しんだそうです。 まずワインは Domaine de la Juviniere, Ladoix Blanc  ドメーヌ ドゥ ラ ジュヴィニエール、ラドワ ブラン1855年、ラヴェル博士によって行われたコート・ドールの格付で最高の区画とその名を挙げられた「クロ・デ・ラングル」はじめ、コート・ドールに200区画以上の畑を

旅する飲んべえ (椎名町編①)

前回の記事はこちらからどうぞー。↑↑ まちやど『シーナと一平』は西武池袋線の椎名町にあります。(2022年1月現在は休業中。) 各駅停車で、池袋の次の駅になります。池袋からは3分。北口を出て徒歩3分くらいと駅近です。 椎名町って、池袋の隣の駅なのに昭和レトロな商店街がまだ残っているところなんです。 50年近く地域に愛されてきたとんかつ店「とんかつ一平」だった2階建ての空き家がリノベーションされ、宿に生まれ変わりました。 1階スペースは「お菓子工房」レンタルキッチンとし

ヤマ・ソーヴィニオンの微発泡赤ワイン 「ヤマブルスコ」で乾杯を

ヤマブルスコ NV■ Yamabrusco NV ■ ヤマブルスコ NV 赤発泡 ■ 750ml ■ Northern Alps Vineyards ■ Omachi Nagano Japan ボディ ■■■□□ 果実味 ■■■■□ 酸   ■■■□□ イタリアのランブルスコにインスパイアされ、ヤマ・ソーヴィニオンで微発泡赤ワインを造りました。酸をすこし落ち着かせるため、セミカルボニックマセレーションにて醸造、瓶内で2次発酵させています。 鮮やかで透明感のある

「おとりよせ」飲みの幸せ|パリッコの「つつまし酒」#145

我が家におとりよせの波が到来 以前『週刊アサヒ芸能』という雑誌の巻末で、ずいぶん長いこと「一杯酒場」という連載のライターを担当させてもらっていました。カラー1ページを使って、毎週1軒の良き大衆酒場を取材し、紹介するという、それはそれは楽しい仕事だったんですが、コロナの影響で残念ながら休止に。  それから2年ほどが経ってもあいかわらずのこの状況。そこで昨年末から、同じ枠で新たに始まったのが「お取り寄せ市場」という連載。タイトルのとおり「おとりよせ」がテーマで、送料は除き、税込み

ラムリンピック2021Bar Maeda 岡山 編

Bar Maeda 岡山駅東口から商店街を通り抜け歩いて5分。野田屋町の2階に上がっていく隠れ家みたいなBARの「Bar Maeda 」 国産のスピリッツやウィスキーとラム酒を中心に取り揃えています。 ラム酒は常時300種類、夏は岡山県矢掛町産の日本薄荷(ニホンハッカ)や岡山県牛窓産のイエルバブエナのモヒートが定番です。 2015年に滋賀ナインリーヴス竹内氏と地元のサトウキビ農家さんと共同で岡山産(一部県外産)のサトウキビ(竹糖)を使ったアグリコールタイプラム「クロスロー

飲んだときのアルコール検知器の数値は? 記者が試してみました

 飲酒運転がなくなりません。「酒は抜けていると思った」「仮眠を取ったから大丈夫だと思っていた」。摘発された人の多くはそう話すといいます。そもそも、酒気帯び運転の基準値「呼気1㍑当たり0・15㍉㌘以上」のアルコール分は体にどんな影響を及ぼすのでしょう。記者2人がアルコール検知器を手に酒を飲み、確かめてみました。(東山慧介、佐藤弘毅) 缶ビールを飲んで測ってみたら? 午後7時。記者の東山慧介(28)と佐藤弘毅(30)は、350㍉㍑入りの缶ビールのプルタブを開けた。用意した検知器

クラフトビールのパッケージはなぜおしゃれなのか?

こんにちは!JUNGLE BREWERY(ジャングルブルワリー)クルーです。 みなさまはクラフトビールに関してどんなイメージをお持ちですか? 大好きな方はいろいろな知識をお持ちかと思います。 しかし、わたしのクラフトビールの一番最初のイメージは「パッケージがおしゃれ!」でした。スーパーやコンビニのお酒のコーナーのやたらとおしゃれな一角にクラフトビールがあるイメージ。 こちらは過去にも紹介しました「セブンイレブン横浜ハンマーヘッド店」に JUNGLE BREWERYのクル

鹿児島の「焼酎」と「ハーブ」で新しいドリンクをつくる───「IMOROCK CHILL NIGHT - MENEKI- 県人会」公開作戦会議

2022年1月6日(木)に、おいしい未来研究所で「IMOROCK CHILL NIGHT - MENEKI- 県人会」というイベントを開催しました。鹿児島にゆかりがある様々なジャンルで活躍されているゲストとともに、鹿児島の食をテーマにどんなプロダクトが実現できるかを検討した作戦会議の様子をお届けします。 なぜ東京で鹿児島のイベントを?今回のイベントは、鹿児島県の桜島で開催されている「THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL」の発起人のお二人、タブゾンビさ

【推薦の店】酒と肴 ひらの(新橋) 「おもしろい!」と評判の秘密は「文脈力」でした

飲み屋さんを開拓するとき、私は大抵「信頼できる人(お酒好き、飲食店など)」が実際に通っている「推薦の店」を選びます。 今回うかがったのは、酒販店の人やお酒メディア関係者たちが多く通う新橋の「酒と肴 ひらの」さんです。 評判の声は「おもしろい!」が多数。おすすめの理由が「おいしい」や「豊富」「レアなお酒」「価格」などではなく、「おもしろい」? 体験してみます。 「メニューにない日本酒」がデフォルト!店内は、カウンター6席程度、テーブル3卓程の、比較的小さな空間です。 「

クラフトビール 東海道五十三注ぎ

「東京から京都まで、東海道五十三次を徒歩で旅しながら、ゴールまでに53杯のクラフトビールを注ぐことは可能だろうか?」 ふと閃いた旅のアイデアに、ワクワクが止まらなくなった。そして、実際にやってみることにした。 旅の構想の経緯そもそものきっかけは、大学時代に読んでいた司馬遼太郎の歴史小説。そこには、幕末の志士たちが江戸と京を行き来する描写がたびたび登場した。 (そうか、ほんの200年前までは、東京から京都へ行くためには歩くしかなかったんだ・・・) 坂本龍馬も、西郷隆盛も

ワインペアリング③

こんにちは。 Aimerをアイマーだと思っていた ジャンピンジョニーと申します。 日頃からお世話になっている食楽工房さんの新商品を、酒屋ソムリエの視点で、ワインなど色々なお酒をペアリングしていく企画第③弾 【食楽工房 楽天市場店】 https://www.rakuten.co.jp/shokurakukoubou/ 【食楽工房インスタグラム】https://instagram.com/shokurakukoubouraku はいレッツゴ ~本日のお品書き~【オウチDE

カレーとワインの意外な相性

はじめに これまでにTwitterやnoteでいろいろな料理とワインの相性のお話をさせていただいてきましたが、そのいくつかを振り返ってみると、カレーの話題に対しての皆様の反応が予想以上に大きく、私自身少し驚きました。 今ふと思い出したのが、昔子供の頃に見たテレビCMで、バーモントカレーと赤ワインを俳優さんが美味しそうに召し上がられているシーン。長い間フランス料理店でソムリエを務めてきた私にとって、家庭で食べるカレーに対してワインを合わせるという発想はなかなか出てきませんでし

¥250

カナダ・モントリオールで新酒をしぼる

造り酒屋の軒先。茶色の丸い玉を見かけることがある。この玉は、 2~3月頃になると緑の玉に替えられるのだとか。 一度だけ酒蔵開きに行ったことがある。 新酒が出来上がる2月の北風が冷たい頃、庭先で粕汁やぜんざいの接待を 受けた。新酒の試飲や利き酒もあった。 隅っこの古い小さな蔵の中。白濁した酒を柄杓で湯のみに注いでもらった。米だけで作られた酒なのに、果物のような味と香りが口の中に広がっていく。衝撃的な瞬間だった。 その時の体験が、今の発酵食や日本酒の興味へと繋がっている。