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ミュージカル・オペラ 記事まとめ

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ミュージカルやオペラについて書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#ミュージカル」「#オペラ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2022年7月の記事一覧

【出演後記】ミュージカル『天使なオトシモノ』③〜共演者のみなさま〜その2

こんにちは、井上奈菜です🌻 前回の記事は、共演者さまたちへの愛を想いのままに書き連ねすぎて恥ずかしくなって夜中に更新したのに共演者のみなさまに発見されてしまいまして。 (ハッシュタグ付けてるから当然なのですが……!) ありがたいことにいいねやリツイ、リプまで頂き、私のいっぱいいっぱいの想いというか、共演者さまたちが素晴らしいってのを伝えたかっただけなんですが、それが、とにかく少しでも伝わって、いいと思ってもらえて、ものすごく感動しています。 しかしあまりにも熱込め過ぎて

ファレリ・アウレリアさん(56回優勝) インタビュー Vol.2-1

観客審査によって優勝者が決まるコンペティション形式のミュージカルオーディションショー、スマッシュキャバレー。 2022年6月27日(金)に開催された第56回大会の選曲テーマは「人間以外」。今回は、人間ならざるものたちが織りなす、個性と歌唱力が炸裂するステージで、見事優勝に輝いたファレリ・アウレリアさんにお話を伺った。 今回はその前編をお届けする(後編はこちら)。 ファレリ・アウレリア Valerie Aurelia インドネシアのジャカルタ出身。小さい頃からディズニー作

それでもハッピーエンドでは"すっきり"できないあなたへ|劇団四季《リトルマーメイド》観劇レポート

少数派の感覚かもしれないので、タイトルに据えて長々と述べるのも恐縮なのですが、私はハッピーエンドでない物語の方が好きなのかもしれない、と思うことがあります。 この『リトルマーメイド』および原作のアンデルセン『人魚姫』は、そのことを考えるのにうってつけの素材なので、考察してみたいと思います。 結論というか落とし所は「登場人物が幸せかどうかとは違う次元で、物語の構成として、ストーリーが閉じている悲劇の方が、最後まで見届けた感を得られるため、納得できるのでは」ということ。 で

【出演後記】ミュージカル『天使なオトシモノ』②〜共演者のみなさま〜

こんにちは、井上奈菜です🐠 前回に引き続き、今回はミュージカル『天使なオトシモノ』にて共演したすばらしきプリズムの煌めきをもった表現者(改めて見ると恥ずかしいこと言ってるな…!)であるみんなのことを書きます。 うまくぜんぶは伝えきれないかと思いますが、文字にしてみますね。 (関われた時間の違いなどもあり、文章量の差が出てしまうのはどうかお許しください。) 口下手なので、重すぎる愛をここでこっそりしたためます(笑) 本来、お芝居がすべてなので、私の見たこと聞いたことを語

オペラの記録:バイロイト・ワーグナー祭、開幕プレミエ《トリスタンとイゾルデ》(7月25日)

7月25日、バイロイト・ワーグナー祭の開幕プレミエ、《トリスタンとイゾルデ》新制作を観ました。 以前はチケット入手に10年待ちと言われましたが、最近は緩和されたようです。 しかし相変わらず『狭き門』で、チケット入手が世界一難しいのは変わらないようです。 バイロイト祭については、以下の私の投稿をどうぞ。 なお、カタリーナ・ワーグナーは上記の記事を書いた時点から数ヶ月後、退院しました。『免疫不全』で数回の手術をしたそうです。当時は見た目も様変わりしていましたが、現在は以前に

STUDIO SELDIS【麻中智早&鈴木響心<活動報告>】

前回記事の伊藤玲阿奈先生のレッスンを受講した二人。 麻中智早と鈴木響心がSMASH CABARETに出演いたしました! SMASH CABARETとは動画審査を通過した8組が出場できる ミュージカルソングのコンペティション形式のライブ。 ですので動画審査を通過し 準決勝8組の中に入れていただきました! 玲阿奈先生のレッスンはちょうど出場が決まった後でしたので 予選で歌う予定にしている曲をみてもらいました。 そしてその時に玲阿奈先生からいただいたアドバイス ・智早のキー

「ミュージカルに触れたい方たちへ"きっかけ"を」S&D Project落合佑介さんインタビュー

「ひとりぼっちにの夜」リーディング公演 まもなく本番!! ついに7月29日から幕を開けます。 ということで! 今回は、S&D Projectで振り付けを担当してくださっている 落合佑介さん にインタビューをしてきました。「ひとりぼっちの夜」の中で、とくに思い出深いナンバーについても語っていただきましたよ♪ S&D Projectに関わるようになったきっかけを教えてください! 代表の星潤さんとは、僕が大学生でジャズダンスサークルに所属している時に、サークルも大学も年代も

梅田・宝塚 遠征グルメ

ムラキャトル、ディスプレイ可愛い〜! 遠征来るといつも写真撮っちゃう。 そんなわけで、梅田・宝塚遠征に行ってきました☺️ 雪組さんと月組さんを観てきたのですが、 本当に楽しく幸せな3日間でした…! 今日は遠征で食べたものを紹介したいと思います〜! 遠征の楽しみって、観劇はもちろん、 その土地の美味しいものを食べる事もだと思う!!笑 コロナも再拡大しているので、 感染対策をして楽しんできました☺️ かなりど定番のところが多いですが、 参考になれば嬉しいです! 大阪・梅田どう

何度見ても

MAYUです! 先日TVで「ポーの一族」御園座公演の千秋楽のもようを放送されたらしく、見ていないと答えた私に録画したBlu-rayを先輩が貸してくれました 実は千秋楽ではないのですが、私は宝塚推しの先輩と見に行っています そのことは伝えたのですが、"千秋楽のみりおチャンの口上"を見て欲しかったみたいです 彼女は明日海りおサンの大ファンなんです! 早速Blu-rayを鑑賞しました ストーリー  イギリスの片田舎 森の奥に捨てられていた幼い兄妹エドガーとメリーベルは、館に住む

【出演後記】ミュージカル『天使なオトシモノ』①〜ネタバレなし〜

こんにちは、なみなみさんです。 今回は、先日7/15〜18まで出演していたミュージカル『天使なオトシモノ』について、たくさんの想いがあるので、つらつらと書いていこうと思います。 そのため、普段こちらのnoteで使っている "なみなみさん" 名義ではなく、"井上奈菜" として書かせて頂きます。 まず、私のこのミュージカルに感じた想いを書いてみました。 少し、抽象的なお話になりますが、私の目にはこう見えてたよ、というお話です。 私は、役者って、その作品、物語を構成するため

パンクラス・ロワイエ(鍵盤楽器音楽の歴史、第141回)

1733年10月1日、パリのパレ・ロワイヤルで王立音楽アカデミーによってラモーの《イポリートとアリシ》が上演されました。 このラモー50歳にして初のヒット作は大変な反響を呼び、賛否両論が巻き起こります。フランスの流儀に反している、要するにリュリ風でない、ということが問題視されたわけですが、実際リュリじゃないんだから当然でしょう。それぐらいフランスの劇場は保守的だったわけです。 ちなみに同じ年にペルゴレージの《奥様女中》が初演されています。これが20年ほど後にパリで上演され

英ロイヤル・オペラ・ハウスが新演出で挑む『蝶々夫人』🦋あの奇妙な衣装は改善されたのか?

オペラはかなり昔に制作されたものが多く、そのストーリーや演出には今だと人種差別的とか女性差別的と捉えられるものが少なくありません。まあ、観客はそのあたりは織り込み済みで鑑賞しているわけですが…。 日本人女性としてわたしがモヤモヤするオペラナンバーワンは、プッチーニの『蝶々夫人(Madama Butterfly)』です😅 まずはそのストーリーにモヤモヤ(上の動画がよくまとまっていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください)。そして、上の新国立劇場オペラではまったく問題がない

¥200

夏が来れば思い出す 野外オペラのアイーダ

夏になると欧州駐在中に行ったイタリアのベローナの野外オペラを思い出します。それまでは、野外だと音響もよくないし、蚊に刺されるし、雑音が混じって鑑賞に堪えられないのでは、と思っていましたが、そんなことはなく室内とは違う良さを経験しました。 ベローナには2015年夏に行き、4日連続で野外オペラを堪能しましたが、その演目のなかでもヴェルディのアイーダがお目当てでした。他の3日間は、トスカ、セビリアの理髪師、ロミオとジュリエット、です。 欧州滞在中にアイーダを3回観ましたが、まず

諸々(7/17)

映画さようなら★シアターセブンにて上映★ ★2022年8月6日~12日 大阪・十三シアターセブンにて上映1週間前より一般公開開始!予約方法については改めて後日お知らせいたします。 ◆上映時間◆ ■8/6(土) 14:00 ■8/7(日) 13:00 ■8/8(月)~10(水) 19:00 ■8/11(木祝) 13:00 ■8/12(金) 19:00 ※全ての回で舞台挨拶有ります。【祝】ゆうばり国際ファンタスティック映画祭   コンペティション部門(長編部門)入選! ◆