今週の作り置き薬膳おかずは7種類!テーマは「土用期間を元気に過ごす!」
定休日にすることは、体のメンテナンス、食材の買い出し、作り置き、楽しむ!です。
昨日はそれを全部できました。
今週の作り置き薬膳おかずは7種類!
神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。
薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。
昨日は定休日だったので、鍼灸のメンテナスへ。
12月に体調を崩してからは、毎週整えてもらっています。
自分では元気なつもりでも、脈や体を診てもらうとバランスが悪いところがあり、それを見つけて整えてもらえるので、とってもありがたいです!
しかも、徒歩5分。
なんてありがたい!!
食材のお買い物もして、夕方からお料理を。
毎回、コンロ2口、レンジ、圧力鍋などがフル回転…。
「どうやって1時間で作っているのですか?」と聞かれるのですが、いつも必死なので覚えておらず…
ということで、昨日はちょっと記録してみました!
(そうしないと、瞬間で脳がリセットされて忘れるのです…)
まず、買ってきた食材のレシートと冷蔵庫にあるものから、何を作るのかを考えます。
「これを使いたい」→「この食べものののお仕事は?」→「そのお仕事をさらに活かすために何と一緒にする?」という流れで。
今回は、この7種類。
コンロ、レンジ、圧力鍋、火を使わない…などを色別にして付箋に書いておきます。
どういう流れでするのかのシミュレーションも、しっかりと。
計画と段取りが大事!!
スペアリブと大根のはちみつ煮
えのきだけで自家製なめたけ
かぶのマリネ
にんじんのマスタードリネ
ニラたっぷり!やみつきうずら煮卵
もやしとニラの中華風塩ごま和え
かぼちゃとベーコンの洋風煮物
まずは、すべての野菜を切って料理ごとにトレーに入れます。
塩もみも同時にね。
黙々としていると、徐々に集中力が高まります。
この時間、結構好き♡
フライパンでスペアリブに焼き目を付けながら、調味料を混ぜておいて、大根と一緒に圧力鍋に入れて、スイッチオン。
電気なのでコンロを塞がないし、あとは勝手に煮てくれる良い子。
次はコンロの火を使うもの。
お鍋にかぼちゃを入れて砂糖を混ぜて、少し放置。
それからベーコンやバターを入れてゆっくり煮ます。
もうひとつのコンロでは、うずら卵を茹でる…。
その間に、もやし&ニラ、なめたけを順番にレンジで。
「なめたけ」完成。
もやし&ニラは熱いので、しばし放置…。
そうこうしているうちに、塩もみ完了で「かぶのマリネ」と「にんじんのマスタードマリネ」の2種のマリネ完成。
もやしの粗熱が取れるので、ふきんで水気を絞って「もやしとニラの中華風塩ごま和え」が完成。
かぼちゃの煮汁を確認しながら、殻をむいたうずら卵を調味料と一緒に煮て、火を止めてからニラやごま油などを混ぜて「ニラたっぷり!うずらのやみつき煮卵」のできあがり。
これで、1時間です。
1.えのきだけで自家製なめたけ
袋ごとえのきだけを切って、さらに袋を開いて袋の上で切って、耐熱皿に酒、みりん、砂糖、醤油、出汁などを入れて、レンジでチン。
えのきだけは、消化吸収システムを整えてくれるので、土用期間にはピッタリ!!
ご飯に乗せたら、ダブルで健脾&補気ができます。
ベーコンとか豚肉で巻いて焼いたら、寒い冬にバランスを崩す腎のケアもできるので、多めに作りました。
2.スペアリブと大根のはちみつ煮
味が濃い過ぎるとしんどいので、はちみつを使いつつも薄めの味付けで。
豚肉は補腎、大根は消化を助けるもの。
これも冬の土用機関にピッタリ!!
ただし、お肉の食べ過ぎには注意…なので、小さめのスペアリブにしました。
3.かぼちゃとベーコンの洋風煮物
かぼちゃは消化吸収システムを整えながら、潤いを作ることで乾燥から肺を守ります。
エアコンで乾燥して声が出にくいことがあるので、こちらもはちみつを使いました。
補腎のベーコンを使いたくて、バターと一緒に洋風煮物に。
白ごまを擦ってかけたり、サラダにしたり、チーズ焼きにしたり…とリメイクもしやすいです。
4.もやしとニラの中華風塩ごま和え
もやしとニラをレンジでチンして、おろしにんにく、白すりごま、塩コショウ、ごま油、酢、砂糖などで和えたもの。
緑豆もやしは体を冷やしますが、温めるニラと一緒に使うのでOK。
お酒が好きで胃に熱が溜まりやすいので、消化吸収システムがダウンするときには「解酒毒」の緑豆もやし様に助けてもらおうと…
というのもありますが、ちょっと内臓に熱感があるので使いました。
5.にんじんのマスタードリネ
スライサーでにんじんを切って塩もみして、
はちみつ、粒マスタード、酢、オリーブオイルで和えたもの。
にんじんは目に栄養を届ける血を作り、辛味を使うことでめぐりが良くなります。
お酢とはちみつの甘味と酸味で潤いも作るので、乾燥する時期にピッタリ。
今週もパソコン作業が多いので、にんじん様に助けてもらいます!
6.かぶのマリネ
塩もみしたかぶに、オリーブオイル、酢、砂糖、胡椒を和えたもの。
かぶは胃腸を温めながら整えてくれます。
大きなかぶが3個セット…ひとり暮らしには辛い…。
残りは和風にしたいので、こちらはオリーブオイルで。
7.ニラたっぷり!やみつきうずら煮卵
内臓のバランスを整えてくれるうずら卵と、体全体を温めてくれるニラはベストカップル賞をあげたいぐらい。
うずら卵は水から入れて沸騰してから2分、そのまま2分放置がベストな湯で時間です。
鍋に、みりん、砂糖、醤油、酢、水、うずら卵を入れて少し煮て、火から下ろします。
ニラ、白炒り胡麻、輪切り唐辛子、ごま油を混ぜてできあがり!
ここでいつもなら「晩ごはんは…」となるのですが、昨日は夜に出かける予定があって、これらを食べることはなく…。
今日から食べます!
薬膳は一人ひとりの体をチェックして食べものを選びますが、季節の薬膳もできます。
それは、私たちは自然界で生きていて、自然界の気の影響を受けて内臓のバランスが乱れるので、多くの人が同じような症状が出るのです。
今日の私の作り置き薬膳おかずは、今日から始まった冬の土用期間対策なので、みなさんにも合うと思いますよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
おしまい。
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