新卒2年目、突然のセールスマネージャー昇格から、まず初めに考えた3つのこと
「のり、プロテイン買ってあげるからコンビニ行こうぜ。」
おはようございます!こんにちは!こんばんは!おやすみなさい!
一度、「小説調の文章を書いてみたい」という私のささやかな野望達成の瞬間にお立会いいただきありがとうございます!
ourly株式会社の煽り拡声器こと乗松諒(のりまつりょう)です。
前述の通り、2023年10月1日からセールスマネージャーをしています。
この記事はourlyバトンリレー2023の4日目です!
前回はourlyのしご出来大天使ようこさんが「1年に2回の移転業務を担って、思ったこと」について大変ありがたいお話をしてくださいました!
次回は顧客目線の鬼、73kg級 腕相撲チャンピオン、ourlyセールスチーム大兄者で乗松はいつも感謝感激感涙絶賛努力未来 a beautiful star(伝われ)って感じの砂川弘樹さん(通称すなさん)が大変筋肉質な文章をお届けいたします!
この記事には、タイトルにもある通り冒頭の会話を経てセールスマネージャーになった私が、昇格後の約1週間で何を考えていたかを振り返ってまとめた内容です。
あわよくば、同じく若手でリーダーやマネージャーになられた方々や、社員を役職へアサインする裁量権を有している方々にとって、1人のサンプルモデルとして1mmでもお役立ていただける気づきや発見が提供できればいいなあ、という気持ちで書いています!
多分3つの観点くらいにまとめられると思うので、書き進めていきます。
「マネジメント」とはなにか。
まずはじめに考えたことはこれです。
私は抽象的なことを考え、悩むときは、抽象的な言葉を定義したがる習性があるようでして、悩んだ末に、
「そもそも『マネジメント』ってなんだ!!!」
と頭がパンクしてしまいました。
その時に自分がイメージしていたマネジメントとは、教育、仕組み化、進捗管理、ムードづくり、などなどの単語の羅列でした。
そこであらためて「マネジメント」という言葉の意味を調べてみると、以下の検索結果の中に1つだけ無性にしっくりくる表現がありました。
その言葉は「やりくり」でした。
私はこの言葉を「なんとかする」という言葉に変換したときに非常に腹落ちする感覚を覚えました。
つまり、セールスが担う役割をマーケ→インサイドセールスから託されたお客様へ価値を届け、売上を立てるということだとするならば、事業における売上という数値に対して全責任をもち、あらゆる手段を講じつつなんとかすることなのだと解釈しました。
こんな大雑把でいいのかは分かりませんが、教育、仕組み化、進捗管理、ムードづくりも全て手段であって、そこが目的になった時点で売上に対して責任を持てているとは言えないでしょうし、「組織の売上目標を達成するために必要なことは何でもやって、なんとかする。」ということが乗松には一番しっくりきました。
マネージャーが置かれることによる組織への変化はなにか。
次に考えたのは、今回のアサインによって起こる構造上の変化が組織にもたらす影響についてでした。
補足をすると、ourlyでは私がセールスマネージャーになるまではbizサイドにリーダーやマネージャーという役職はなく、役員陣指揮のもと、全員がメンバーでした。そんな中で、マネージャーというポジションが設けられたため、明確に組織構造が2階層から3階層になったわけです。
この構造の変化によって起こる組織への影響の中でも、私が一番大きな影響があると考えたのは、レポートラインに「マネージャー」という中継地点が設置されることによって得られる意思決定のスピードと、煩雑化による指揮系統の乱れでした。
つまり、レポートラインに「マネージャー」という中継地点が加わることによって、経営陣の時間を使わずに解決できることを私が巻き取り、スピーディーに意思決定をできることがポジティブに働きます。一方で、しっかりと経営陣の時間を使ってでも取り組むべき内容 or そうではない内容の分別を誤ると、組織として一番望ましい判断ができないリスクもあると考えていました。
ここは今でも手探りしながらラインを引いている最中です。
自分を棚に上げず、自分の視座を上げる
最後に考えたのは、組織として最善の意思決定をし続けるために監督になろう、ということでした。
私は過去に、舞い上がり慢心した結果、失敗したことが多々ありました。
つまり、よく調子に乗ります。高校時代の友人には、調子乗り松と呼ばれていたほどです。
ただ、今は「慢心は驕りに繋がり、驕りは思考を鈍らせ、思考が鈍ると意思決定の質が下がる」と私は考えています。
また、慢心や驕りは自分のことを棚に上げた言動や行動を助長します。
自分のことを棚に上げ始めると、他責ウイルスが思考の中に蔓延しはじめて組織を主語にした思考や意思決定ができなくなっていきます。
この他責ウイルスは慢心の季節に流行し、自覚症状も意外となかったりするので要注意です。
上記にならないように、私は「監督になる」を実践しようと思っていました。
これは、まさしくスポーツチームの監督になりきって、プレーヤーとしての「自分」も登場人物として含めたチームにおける最適リソース配分を決めることだと思っています。
ですので、極論、マネージャーが一番売れる営業マンである場合、一時的に
プレーヤーとして売上にコミットし、その間の戦略設計などを同僚へ任せる。このような判断は、役職関係なくチーム全員を「組織として一番成果が上がる」ことを最優先軸にして、人材配置をアサインしたときの結果なのだとすれば、何も問題ないと考えています。
このように、自分の中に役割が監督の自分を召喚して対話させながら考える習慣がつけば、組織目線での行動が継続的にできるのではないか、と考えました。
以上!まず初めに考えた3つのことでした!
3ヶ月を振り返って
もう2023年も年の瀬ということで、早くも新卒2年目の3ピリも終盤。
そしてマネージャーになってから3ヶ月が経ちました。
マネージャーになってから具体的にやったことなどは、また別記事としてまとめようと思います。
ただ、率直に感じることは、
ourlyという企業はスタートアップであるにも関わらず、新卒2年目をマネージャーにアサインするくらいチャレンジングな企業であること
周りの同僚が素晴らしいからこそ、「なんとかなっている」という感謝
特に後者は本当に強く感じることです。
「毎日のように同僚から短期・中長期施策の相談や提案がある」状態、これははっきり言ってかなり異常だな、と感じています。
上記から、ourlyの強いところの1つとして、世間一般的な「マネージャー」に求められる視座を全員が持っていることは間違いなくあると思います。
このように、「当たり前の基準」と「熱量」の凄まじく高い仲間とチャレンジングなフィールドで走っていけるのは最高に幸せなことですね。
また明日からも楽しみだなぁ。
図らずも最後「みつを」と締まりそうな文章にはなりましたが、これくらいで終わりにします!
長文にはなりましたが、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
もしよろしければ、他の記事も読んでくださると嬉しいです!
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