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東京ゲームダンジョン3出展レポ

東京ゲームダンジョン3ファンアート

2023年7月30日 インディーゲーム展示イベント 東京ゲームダンジョン3に出展してきました。のレポです。
(絵は公式キャラクター?のファンアートです。二次創作のガイドラインがなかったので描いていいのかわかりませんでしたが…)


自己紹介

初めまして、こんにちは。
今年結成された megamittz(めがみっつ)という創作サークル(ゲーム・イラスト・漫画など)をしているノラです。
もう一人のメンバーは夕多丸さんです。

サークルカット

『脳みそジャーニー~かわいい脳みそには旅をさせよ』(探索ホラーADV)
殺人鬼に殺された少年が脳みそを取り戻しに行くお話
かわいい死にざまがいっぱい♪

制作中のゲーム

ここから無料体験版プレイできます!
で、制作の分担としては

ノラ:企画・イラスト・ストーリー・広報
夕多丸:スクリプト・デザイン・その他いろいろ協力
という感じです。はっきり分かれているわけではなく
混ぜこぜだったりします。

ゲーム展示イベントに初参加!

コミティアに参加したりしたことはあったのですが、ゲーム展示イベントは初めてでした。(前にニコニコの企画でちょっとだけゲーム展示したことはあったのですが)

今まで十年以上フリーゲームを作ってきて
今回はsteamで売ってみたかったので、宣伝とゲームの反応を見るために東京ゲームダンジョン3に参加しました。

しかし大きな理由はゲームダンジョンの参加の敷居が低かったからです!
審査がない、出展料が安い、机が広い、場所が東京(関東住みなので)…
そんなありがたい話があるの!?

申し込みは先着順

人気があるイベントで「出展者枠がすぐ売り切れるらしい」と聞いていたので、チケットが売り出される日付けの変わる前にパソコン前でスタンバイしました。
そして速攻で買ったのですが、二日くらいの猶予はあったのでそこまで急がなくてもよかったのかな。
時間が経つにつれて残りチケット数がどんどん減っていくのを眺めるのが面白かったです。

提出用サークルカットやPVを作る

PVは30秒で、会場のスクリーンでも流れるというので
気合を入れて作りました。
出展申し込み後、PV提出までには期間があり、差し替えなども受け付けてくれていたので慌てなくて大丈夫でした。
大きなイベントよりも運営が個々に柔軟に対処してくれるので、感動しました。親切~~!

椅子を買う、モニターを借りる

椅子は全部で4つにしました。椅子も安かったです。
自分たちが座る用2つ、試遊するお客さん用2つ。
コミティアではお客さんの通路側に椅子を置けないので(通路が狭い)
通路側に椅子が置けるのは良かったです。

あとモニターを借りました。無料でした。すごい!
大きなモニターがあると目立ってありがたかったです。

当日までの準備期間

ペーパーも作ったよ~

グッズを作ったり、フライヤーを作ったりしました。
フライヤーはコミティアでは50枚くらいでちょっと少なかったかな、
という感じだったんですが、
ダンジョンは「200枚~300枚くらいはける」というのを読んで
本当に…???? となりながら300枚印刷しました。
(印刷所はプリントパックさんでクーポン色々あって安かったです)
しかしダンジョン後にイベント参加する予定がなかったので、
余ったらどうしよ……と思いました。
結果、余らなかった! ほとんどはけました。
通販用に少し家に残しておいてよかったです。

サイズはA4からB5に小さくしたんですが、それで良かったかも。
持っていく人がたくさんのチラシを袋に入れるの大変そうだった。
チラシ置き場があって、そこでチラシを見てスペースに来てくれる方も多かったです。
私もチラシ置き場で他の方のチラシをいっぱいもらってきました……
(コミュ障なのでスペースに行く勇気が出なかった。でも慣れて行けるようになりたい)

物販は売れなかった

おしながき

グッズは缶バッジとか、ポストカードを作りました。
出来は良かった(自画自賛)と思うのですが、
あまり売れませんでした。
理由の一つは、
試遊する人の影になる位置に配置したら
目に入りにくくなってしまった
からかなと思いました。

他のブースを見たら、
試遊!物販! くらいの物の少なさのほうが
何があるかわかりやすい気がしました。

あと、コミティアに比べると断然、
ゲームを遊びに来てる!人が多くて、
物を買いに来てる感じはあまりないようでした。
売れてたところもあったかもしれないけど。
何か工夫が必要かも~。

フライヤーは立ち止まってモニターとかを見てくれてる人に
「どうぞ~」とささっと渡すと、
(去っていくまでのタイミングを逃さないようにしないといけない)
笑顔で受け取ってくれて嬉しかったです。 笑顔……嬉しい(´;ω;`)

残ってしまったグッズは後でboothで通販しようかと思います。
作って出来上がったものを見るのは楽しかった。

ポップ作り

無料配布コーナー
物販コーナー
物販コーナーの缶バッジなど

イベント前日くらいにポップを急いで作りました……。
物販コーナー
無料配布コーナー
試遊できます!
人物以外撮影OK SNSOK 実況OK
とか。
記事を書いてくれる人が来たりするらしい
というので撮影OKのポップを作りました

無料配布とか「ご自由にお持ちください」とかは
あったほうが良いかも
と思います。
自分がほかのブースを回ってた時、
フライヤーが気になったけど
離席されてたので、勝手に持っていくのもためらわれて
もらえなかった。「持っていっていいよ」って書いてあったら
貰えたと思う。

試遊用体験版作り

試遊コーナー

体験版は30分くらいのが出来てたんですが、
試遊は長くて15分以下がいい
というを見て、
・30分バージョン
・15分バージョン

というのを作り、プレイする人に最初に選んでもらう方式にしました。
ほとんどの人が15分を選び、
時々その途中でやめる人がいて(忙しいのだと思う)
30分を選ぶ人はまれでした(30分の人は真剣に最後までプレイしてくれてる感じ)

でも思ったより試遊してくれる人が多くて、
15分でも長かったかもしれない…。
試遊機二台あったのですが、試遊してくれる人と、
さらに試遊待ちの人が二人とかいたりして

「これは現実の光景か…?」といまだに信じられない。
コミティアは一台だけで、
試遊してくれたのは4人くらいだったので。
(ダンジョンは40人くらいだった……)

今までコミティアやコミケや地方イベントに
出た経験くらいしかない中で比べると
ダンジョンは一番ブースに来てくれるお客さんが多かったです!
めっちゃ多い!!

なんで!? そんなに興味持ってくれてるの!?
ダンジョンの集客力がすごいのか!?

売り子二人でも ご飯を食べに行く暇もない。
ウィダーを三つ飲んだ。四つ必要だったかも。

売り子は三人くらいほしい。
試遊の対応をする人と、
チラシ配る人と、
物販とか待機する人。
「試遊してもらいながら、通行人にチラシを配る」
というのは難しい。目が足りない。

試遊が途切れた時に、モニターにPVを流すと
それを見た人がまた試遊してくれる
ので
PVの効果は大きかったかもしれません。

会場スクリーンで流れていたらしい自分のPVは見れなかった……。
参加人数が多くて順番がなかなか来ない。
あと音は聞こえなかった。
音が聞こえるものだと思ってBGMとかナレーションつけたりを頑張ったんだけど;
まあ うるさくなるからないほうがいいのかも。

試遊を10分以下にして、プレイできる人数を増やしたいんだけど
作っているのは探索ADVで会話を楽しんだりするゲームなので
アクションゲームのように短いプレイ中で魅力を知ってもらうのは
難しい気がする……。
でも、ミニゲームと、売りの死亡エンドと、会話、だけにすればいけるかな?

反省点

開始直後にバグが頻繁に起きて再起動しないといけなかった
 (試遊してくれた方申し訳ない…オートセーブ機能があってよかった)

・充電器を1つで済ませるため(荷物を少なくしたかった)Ankerの4ポート充電器を持って行ったけど、充電出力が足りなくて一台のパソコンがバッテリー切れになってしまった。
オリジナルの充電器をもっていけばよかった。

・他のブースを全く回れなかった。もっと挨拶しに行ったりすればよかった。

作ってよかったもの

制作に影響を受けた作品一覧
という紙を作って、(アンダーテール、アドベンチャー・タイムなど)
ポスターを貼れるコーナーに貼ったのですが
それを見て、「自分が好きな作品があったので来ました」
という方がいました。
作品紹介としてわかりやすい気がします。
真似していいよ!(私も誰かの真似をした気がするが

試遊者特典として、
ゲーム内アイテムみたいなカードを配布した
試みとしては良かったと思う。
(その配布数で試遊のプレイ数がわかりました。
本当はもっとリッチなものを作りたかったけど。
メモ帳とかうちわとか……
でも意外と印刷が高かったのであきらめた。

作ればよかったもの

作ればよかったと思ったのは、
今までもらった感想を載せたものとか。
プレイヤーの意見なので信憑性ありそう

あと、ほかのサークルさんがやっていたのですが
ゲームの みどころなどを印刷した冊子を作って(配布用ではなく)
立ち止まってくれたお客さんに、見せながら説明する
というが 良いなと思います。
空の状態からゲームの説明するの、何も思い浮かばなかったので……。

持っていってよかったもの

・のど飴
腰痛防止ベルト
 椅子があったけど結局、接客などで
 立ってる時間が多かった…。
 ベルトをしてたせいかそんなに腰が痛くならずにすんだ!
・クッション
 できるだけ体をいたわろう

持っていけばよかったもの

・上着
 7月で外は暑かったのですが、中は涼しくて
 だんだん栄養が足りなくなってきたのもあり、
 ちょっと寒くなったので、上着が欲しかった
・差し入れ
 今回は人にもらうだけで自分は誰にもあげなかった
 もっとコミュ力を高めたいぜ
 差し入れくれた方ありがとうございました!!!美味しかった!!!!

お客さんに言われたこと

「絵がかわいい!」
 癖が強いかなと思っていたのでかわいいと言われて嬉しかったです

「完成はいつですか?」
 うっ…… 来年くらい かな~ たぶん…わからんけど(とあやふやな返答をする)
たくさん聞かれたのでなんで……? と思ったけど
完成したらやりたいと思ってくれてるのなら
作らねば……。
(※ゲーム中に2023年予定と書いてあるのですが無理そうです(^^;

「ドットは描いてるのですか?」
 素材を元に加工しています。
でもほとんど描いてるところもあるしオリジナルのマップもあるんだ!
自分はオリジナルにこだわっていないので素材を加工するのが好きです
完全オリジナルと銘打ったほうがキャッチーなのかなとは思う。。

とにかく絵がかわいいという反応が多かったです
ストーリーとかは短かったし よくわかんないかな

来てくれた方々

フォロワーなどのフリゲ界の方 来てくれて嬉しかったです><
ゲームのコンテストをやっている企業 うおおお疲れ様です
出版社やパブリッシャー ちょっとだけ来てくれましたありがたみ
ネットで記事を書いてる方 宣伝してもらえると嬉しい!

他にも知り合いが名乗らずに来て
去っていたパターンがあったっぽく、会いたかったなと思いました。
(自分も話しかけるの苦手だからよくやる)

借りたモニターの返し方

イベントが終わった後、お借りしたモニターを分解して
箱詰めして返す流れだったんですが
不器用な私は、分解???分からない壊しそう
とメンバーにやってもらいました。
しかし、メンバーもモニターの足の部分の引っこ抜き方がわからなくて
苦戦してました。
そしてやり方がわかったので、
周りで他に苦戦してた人を手伝っていました。

夕多丸さんが描いたモニターの分解図

ストッパーがあるのに気付かなかったみたい。
ほかにも分解できてない人がいた
こういう時、
周りの人に聞いたり、助けてもらう必要があるね……

行きたかったけど行きたくなかった

参加を申し込んでからはテンション上がってたんですが
その後に
インディーゲームについて
思ったよりも商業感があるな……と感じはじめ
営業が必要なのか
売れないとだめなのか
バズを目指したり?
売れそうなゲームにパブリッシャーが群がったり
するのかな
(ニコニコの時のイベントがそうだった)
なんかイケてるクリエイター達には
馴染めないで蚊帳の外になりそう…(被害妄想気味)
というメンタルブレイクを起こして
行きたくなくなってしまいました。

でも行ってみたら、
お客さんは、インディーゲーとかフリゲとか
そもそも思ってないのか
「ゲーム!やりたい!ゲーム好き°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」
って感じだった(´;ω;`)

なので、行って良かったです……
ウダウダしててすいませんでした……

インディーゲーム展示会は
ゲーム好きがいっぱいゲームを遊びにくるイベントだった。

東京ゲームダンジョン3初参加レポ_対談ラジオ

ノラと夕多丸さんで出展後の感想を話しました。

またゲームを作って参加したいな~と思いました。


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