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ライ麦100% シナモン入り 無水鍋

色々ライ麦粉を使ってパン作りを
していたんですが、

結局はライ麦100%が一番いいかな、
と思いました。

食べやすさを考えれば、
小麦粉の割合を
増やせばいいのですが、
またの機会に。

ライ麦100%を基本に、
ライ麦全粒粉や極細挽きなど

その他、何か適当な遊びが
あった方がいい。

必要な条件は、

少量で満たされること、
食後に動きやすい、
持ち運びできるか、
まずくないか、

と言ったことです。

兵糧丸(ヒョウロウガン)で
パンのようなものが
理想です。

体感として、強力粉は避けた方が
よりよく動けることに気がつきました。

動けてばてない、
おそらく梅がいい役割を担ってくれて
いると思います。

そんなわけ
今回はライ麦パン シナモン入りです。

もちろん、梅や赤しそ、梅塩等は
必須です。

できたのは、
結構いけるライ麦蒸しパンでした。

今回は無水鍋でライ麦100%で焼きました。
黒っぽいパンになりました。

手作り野菜酵素の発酵、
梅の隠し味、

八ツ橋を思わせる、ニッキの香り、

ライ麦全粒粉、ブロッケンの香ばしさ、

翌日まで常温発酵で仕込むこと、

何をやっているか
わからなくなってきますが、
かなりいい感じになりました。

というのも、ガスオーブンと違って、
焼けた香ばしさは控えめながら、

甘くない、シナモンの
パウンドケーキみたいに
なったからです。

新しい食べ物の種類みたいです。
これは無水鍋ならではの世界ですね。

無水鍋は広島で、ご飯をおいしく
炊くために開発されたそうです。

羽釜のような、熱伝導があるから、
ちょうどパンにも合うわけです。

厚いアルミの構造からして、
オーブンとして使えるのも魅力です。


シナモンが思った以上に良くて、
スパイスの効果なのか、
つい出かけたくなってしまいます。

ちょっとした、いい刺激がある
スパイスがいいですね。

梅塩や梅干しを使うのも、
今や必須になりました。

発酵は進むが、腐敗は防ぐ。
そして消化を助け、
スタミナもつく。

梅の存在は消えてわからないくらいですが、
梅を使うと、いい後味です。

適当なシナモンですが、
ライ麦との相性は良いみたいです。
赤しそは今回は粉にせずに入れています。
ライ麦粉だけなので、
普通に軽くこねてまとめ
ました。
発酵は今は35度くらいの常温ですが、24時間発酵で良い感じです。
無水鍋の出番です。焼く前は変わった香りが
漂っています。
見た目は謎の食べ物ですが、
結構いけます。シナモンがいい感じです。
少し詰まったパウンドケーみたい。でもライ麦の甘さが感じられる、素朴な味です。

作る時に砂糖でも使えば、パウンドケーキになりそうですね。
無水鍋ならではの、
蒸しパン風になりました。味はおいしいけど、出会ったことのない食べ物です。

無水鍋では、
濃い茶色になること、
パウンドケーキ状になること、
底だけ焦げる、
といった特徴が出てきます。

これはガスオーブンではできないことです。

無水鍋とガスオーブン、どちらも火を使うことには変わりないのですが、
仕上がりに大きな違いが出ます。

外側のパリッとした仕上がりは、
ガスオーブンならでは。

ライ麦100%なら、パウンドケーキ風になる
無水鍋がなかなか面白いところです。

そういえば、まだ一度も無水鍋でご飯を炊いたことがありません。
(そもそも大きすぎです。26cm径でたぶん一升くらいは炊けそうな気がします。)

ですが、パン用に無水鍋使うのは、
結構合理的です。

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