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お味噌汁が食べたい!簡単に作る方法2選とお味噌のハナシ
毎日、おいしいお味噌汁を食べたい!
という私の胃袋のリクエストにお答えして、
手軽にお味噌汁を準備する方法を2種類ご紹介します。
後半は、お味噌の期待できる効果も載せます。
「そんなのもうやってるよー」って方も、
「そうそう!」ってうなずいていただけたら嬉しいです。
最近は、なんだか疲れたなー、ちょっと元気がでないなぁ
というときには、栄養ドリンクより
お味噌汁がいいんじゃない?って思ってしまうくらい
お味噌汁のすごさに驚いています。
お味噌の期待できる効果がすごすぎて、
知れば知るほどお味噌汁が欠かせなくなった私です。
(味噌の期待できる効果は後半)
でも、効果うんぬんの前に、純粋においしい味噌汁が好きだから、
できるだけ毎日食べないなと思っています。
家族にも、
お味噌汁があれば、
ダラダラ栄養の話をしなくても、
体が喜ぶんじゃないかなと思っています。
でも正直、特に忙しい朝は
お味噌汁すら作るのが大変なときも…
だけどお味噌汁食べたい!
そのため、簡単そうなやり方を試したり、聞いたり、調べたりしてきた中で
自分がやりやすい方法へアレンジしてきました。
その結果、今も使う方法を今回ご紹介します。
みなさんの気軽な一日一味噌のお手伝いになれたらうれしいです。
あくまで私のやり方なのでご了承ください。
1.Myインスタント味噌汁の素(丸めれば味噌玉)
<材料>8~10杯分
味噌 100g
削り節 や だし粉 約20g
材料は2つで味噌とだしを混ぜるだけです。
丸めれば、流行り(?)の味噌玉になります。
でも、私は丸めるのすら手間だし、ラップももったいないので、タッパーなどに入れます。
そして、平らにして8~10杯分の分量なので、8-10等分の線を入れておきます。
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そうすると、取り出しやすく、便利です。
他にも、大さじ約1杯づつ丸め、ラップに包んで味噌玉にしてもいいです。
製氷機に入れると、ちょうど一杯分ずつくらいの分量になるので、冷凍する場合に便利です。
この味噌汁の素を使った簡単味噌汁の作り方です。
<使い方1> 一人分やとにかく簡単に!
お椀に味噌汁の素(約大さじ1)を入れて、熱湯を注いでできあがり。
まさに自家製インスタント味噌汁です。
さらに、加熱不要な具材を入れれば、立派な味噌汁です。
たとえば、乾燥わかめやとろろ昆布のような乾物、豆腐、ごま、薬味ネギなどを加えれば、
一気に栄養も加わります。
数人分だけ欲しい時や、職場のランチやテレワークで簡単に食事をとりたい!
という時にもおすすめです。
職場でもお湯さえあれば、マグカップに作り、お弁当に足すこともできますね。
料理が苦手な在宅ワークの人でも、これなら簡単にできます。
しかも、栄養価UPだけでなく、食後眠くなってしまう…という人にもおすすめです。
というのも、お味噌には食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できるそうです。
食後の血糖値の乱高下により、猛烈な眠気に襲われる…という人も、血糖値コントロールできることで、午後の仕事のパフォーマンスも変わってくるかもしれません。
(もちろん食事で糖質を取りすぎないのも大事ですよ。)
味噌汁の素をつくるところから、乾物などの具材を一緒に入れておいてももちろんいいです。
水分のない乾物や、フリーズドライの野菜などを混ぜておくだけで、お湯を注いだら
それこそ即席お味噌汁の完成です。
ただ、具材を混ぜておくと、毎回同じ味になることと、具材が味噌漬けになってしまうので、
私は混ぜておかない方が好きですが。これも用途や好みによりけりです。
材料の味噌はお好みのお味噌でお試ください。
私は、お味噌づくりもしていて、そのおいしさを知ってしまうと普通のお味噌に戻れないのですが、
おいしいお味噌を買うことも好きです。
市販のお味噌を買う時は、材料ができるだけシンプルなものを選ぶようにしています。
お味噌の旨味や栄養をそのままいただきたいので。
材料は、大豆、米や麦(米麹や麦麹)、塩できています。ご参考までに。
削り節やだし粉は、おうちにあるものでいいです。
鰹節の小袋を袋の上からもみもみ細かくして入れればよいです。
削り節は味噌と同様に発酵食品なので乳酸菌も含まれています。
腸内環境を改善するお手伝いをしてくれると思います。
だし粉もよく使います。いわしなどが使われていて、食事でとりにくいDHAやEPAなども簡単にとれ、臭みも少なくおすすめです。色々お試しください。
2.具材の作り置き
作り置きというと手間と感じるが、要は多めに作っておくということです。
具と出汁で煮ておきます。
味噌を入れる直前の状態です。
冷めたら冷蔵保存しておきます。(3日くらい可能)
そして、食べる時に、食べる分量だけ小鍋にとり、温めて味噌を加え完成です。
ここで、お味噌を入れておかないことがミソです。
お味噌は栄養が豊富な分、傷みやすいです。入れずに保存する方が、おいしく長持ちします。
また温め直しのときに、目を離したすきに沸騰しすぎて煮詰まって…
ということ、よくあります。
問題ではないのですが、味噌の風味が飛んでしまったり、しょっぱくもなりがちです。
ちなみに、味噌は約90度で香りが飛び、75度くらいがおいしいと感じる温度だそうです。
温度計で測ってみたら、確かに70度前後は、さらにおいしく感じました。
といっても、別に沸騰しても、失敗でないからそこまで気にせず。
沸騰で麹菌などが弱まっても、善玉菌のエサとなってくれるので十分栄養満点です。
さらに言えば、出汁も入れず、具だけで煮ておいてもいいです。
そして、お味噌汁にしたかったら、先ほどの味噌汁の素を入れればお味噌汁になります。
コンソメを入れれば、スープにもなります。
そのような、気分で変えることもできます。
作り置きしておくと、まな板出して、野菜切って…という手間が省けて
朝ちょっと気分も楽です。
朝は一秒たりとも無駄にできない方も多いのでは。
お味噌のいいところ
なんでこんなに味噌汁を推すのか。
おいしいのはもちろんのこと、さらに味噌をとることで期待できる効果がすごいと思うからです。
味噌に期待できる効果は、
腸内環境を整える
免疫力UP
がん(乳がんや胃がん)のリスク低下
美肌、アンチエイジング効果
生活習慣病の予防
血糖値コントロール
疲労回復
などなど挙げきれないほどです。
栄養面については、タンパク質が豊富で、9種の必須アミノ酸が全て含まれている珍しい食材です。
さらには、ビタミンB群など、脳の働きに関与している栄養素も豊富です。
そして、発酵食品に特徴的な、乳酸菌や麹菌など、体にとって良い菌(プロバイオティクス)と、体の善玉菌のエサ(プレバイオティクス)となるオリゴ糖や食物繊維も豊富です。
これらが腸内環境を整え、免疫力UPにもつながります。
でも、きっと1番は、体が素直に喜んでいることが大切なのかなと思います。
あー疲れた~ってときは、カフェインたっぷりの栄養ドリンクより
私は、味噌汁をおすすめしたいです。
今回の話が、
「今日のごはん、味噌汁食べようかなー」
のきっかけになれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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