乃井万nosuke

元々理系脳なのに文系畑に進んだ空想系塾講師です。 昔からの夢だった物書きを中心として自…

乃井万nosuke

元々理系脳なのに文系畑に進んだ空想系塾講師です。 昔からの夢だった物書きを中心として自己表現をしたいと思います。精神年齢小〜中学生くらいなので、気軽に絡んで下さい😄 個別指導の塾講師として20年以上、1000人を超える生徒と1対1で接してきたお笑い好き人間です。

マガジン

  • 結局たすきは振り回される

    1話1000字程度で書いていきます!ちょっとした空き時間にでもお読み頂ければ嬉しいです!

  • 古蓮町物語

    2000字前後の1回読み切り集です。 でも実はストーリーがつながったりしています。

  • ツッコミ神様見聞録

    1話1000字以下の4コマ小説?です

  • 世界と世界をつなぐもの

    一記事2000字前後です。創作大賞に挑戦しよう!と思って、人生で初めて仕上げた小説です。読んでもらえると嬉しいです。

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ポジティブ自己紹介

✴️名前🎙️  乃井万nosuke ✴️読み方🎙️  のいまんのすけ ✴️短縮して🎙️  のい、ノイマン、ノスケ、マンノスケ、どれでもお好きに呼んで下さい。 ✴️精神年齢🎙️  14歳(推定値) ✴️肩書き🎙️  空想系塾講師 ✴️趣味🎙️  🏁ジョギング…歴17年  🇺🇸妄想…歴=年齢  🇯🇵相手の裏を突く…since 高校生くらい  🇫🇷揚げ足を取る…遺伝子に搭載 ✴️特技🎙️  🟡忘れ

    • 【300字体感物語】今までで1番痛かった〜The best of 激痛〜

      「耳にできたポリープを切断しますからねー」  ———え……切断? 「痛いですけど我慢して下さいねー」  ———痛いの?……どのくらい? 「麻酔できないので」  ———本来は麻酔するほどの痛み?? 「痛くても動かないでね」  ———思わず動いてしまうほどの痛み???  3人の看護師さんが背後から近づいてきた。  頭、上半身、足。3人がかりてガッチリつかまれ拘束される。  まったく身動きができない。 「大丈夫ですからね〜」  ———いや……大丈夫じゃないよ

      • 【700字小説】「心は時を越えて」/シロクマ文芸部 ”月の色"

        月の色 青くひとしく 照らさなむ  消ゆるわが身も 夢逢ふひとも  満月か……。  月が宵闇を照らしている。  あの人も照らしてくれているだろうか。  もうすぐ永遠の旅へ赴く我が身だが、この世の何処かで君が見る光と同じ輝きを浴びている。  なんと嬉しきことではないか。  「月は穏やかすぎて好かぬ」  覚え浮かぶ君の言葉。  朗らかで、常に笑みの絶えぬ、お天道様のような君ゆえに、月の光ではいささか物足りぬのやもしれぬな。  何故だろうな。  もう指一本動かす力がない

        • 【勉強遊び】歴史の年号で定型詩を作ろう!

          とりあえず私が考えたものを紹介します! 593年 聖徳太子が推古天皇の摂政となる 推古さん 太子が補佐するよ いつも❤️ 5 すいこさん 9 たいしがほさするよ 3 いつも❤️ こんなノリです!他のものも紹介します。 607年 小野妹子などが遣隋使として派遣される 小野妹子 …… 男なのかよ! 6 おののいもこ 0 …… 7 おとこなのかよ! 小野妹子が男だったことを知った時は、かなり衝撃を受けました(笑) 645年 中大兄皇子、中臣鎌足らが蘇我氏を

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        • 結局たすきは振り回される
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          11本
        • ツッコミ神様見聞録
          5本
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          【毎日ショートショートnote】「1億年駆ける『ときめきビザ』」

          「あなたが恋愛なんて1億年早いわ!」 小5の僕は、ある女子にそう言われた。 何をやってもダメな僕は恋愛しちゃいけないらしい。 「私が認めたらビザをあげるよ」 「ビザ?」 「許可証のこと!恋愛許可証だから『ときめきビザ』ってとこね」 帰り道、捨て猫がいた。 頭をなでていると、 「ちょっと!何やってるの?」 あ、1億年女子だ。 ミルクやお菓子を持っている。 「この子お腹が空いてるの。どいて!」 猫をなでる1億年女子は優しかった。 「この子、誰か飼ってくれないかなぁ」

          【毎日ショートショートnote】「1億年駆ける『ときめきビザ』」

          【毎週ショートショートnote】「『月刊 my future』記事より」/ときめきビザ

          世の中から愛が消えた日。 マイナンバーカードに遺伝子情報が組み込まれ、人間を機械的な遺伝子配合により作成され始めた日を我々はそう呼んでいる。 全作業がオンラインで完結し、外を出歩くのは指令を受けたAIのみ。 人と人が直接会うことで問題が発生することから、会合が法律で禁じられた。 自分だけに着目する世の中となり、何かに感動をするという概念も失われ、その結果、誰かを思いやる『愛』も失われた。 愛が消えた日から100年が過ぎた現在、人間の生殖機能までもが退化し始めている。

          【毎週ショートショートnote】「『月刊 my future』記事より」/ときめきビザ

          【約1300字小説】「声援」/青ブラ文学部"魔法の言葉"

           声援なんかいらない。  声援で何が変わるというのか?  俺は自分を信じて走るだけ。  練習の成果をここで発揮する。  ただそれだけだ。  今まで大学で本格的に競技をしてきた俺にとって、その辺で開かれる市民マラソン大会は消化試合に過ぎない。  初めてエントリーしたハーフマラソン大会だが、負ける気はしない。  狙うは優勝。  それ以外何の価値もない。  スタート地点にはたくさんのギャラリーがいる。  家族や仲間を応援しているのだろう。  俺は一人でここに来た。  家

          【約1300字小説】「声援」/青ブラ文学部"魔法の言葉"

          【約900字小説】「友人宅に一泊」/シロクマ文芸部"懐かしい"

          「懐かしいな。こうやって親子で食卓を囲める……なん…て……」  ちょっとお父さん!  何で泣いてるの?  ウケるんですけど!  懐かしいわけないでしょぉぉぉ??  昨日も一昨日もその前の日も、毎日一緒に食卓を囲んでいるじゃない! 「どこに行ってたの?」  はぁ?  お母さんも何言ってんの?  出かける前に言ったよね? 「だから友達の家に一泊してくるって言ったじゃん!」 「お母さん、いいじゃないか。今日はめでたい日なんだから」 「……そうね」  お母さんも私を見て

          【約900字小説】「友人宅に一泊」/シロクマ文芸部"懐かしい"

          【エッセイ約1100字】心が震えた言葉

           中学生時代、テニスをしていた。  中学2年の時の市中総体。  チームは団体戦で決勝に進んだ。これに勝てば県大会行きが決まる。   しかし相手は春の県大会優勝ペアを擁する県でも強豪のチームだ。  私たちペアの出番は3組中3番目。  オオトリと言えばかっこいいが、前2試合の結果次第では出番がない可能性もある。  それはともかく、声を振り絞って応援をした。  1組目が敗れた。  すでに崖っぷちの2組目。  この試合で負ければ、これが最後の試合となるキャプテンと副キャプテンの

          【エッセイ約1100字】心が震えた言葉

          【1000字小説】「ゲシュタルトの魔術」/シロクマ文芸部"懐かしい"

           懐かしい笑顔だった。  初めて会ったはずなのに。  ———なぜここにあなたが……  穏やかな柔らかさに包まれたとき心をよぎった台詞。  もしかしたら前世で恋人同士だったのかもしれない。  そんな気持ちで連絡先を交換した。 「おはよう」  ただの友達として会い、 「またね」  ただの友達として別れる。  一緒にいるとなぜか落ち着く。  嫌なことも忘れられる気がする。  会うと嬉しさを感じ、別れるときは切なさを感じる。  そしてその一つ一つに懐かしさを感じる。

          【1000字小説】「ゲシュタルトの魔術」/シロクマ文芸部"懐かしい"

          【1400字小説】代名詞戦隊ワタシーズ「三単現のS」後編

          ≪前へ 「行け!私たちの必殺技!『be動詞フィーリング!』」  三人の体が光り輝く。 「何が必殺技だ!これは一般動詞の問題。be動詞は関係ないわ!キェェェェー!」  怪人が奇声を発すると、問題はうねりをあげて三人に襲いかかってきた。 「みんな、行くよ!」  アイの掛け声にマイとミーが力強くうなずいた。  『s』は 「付く!」  アイが大声で叫ぶと問題はピンポ〜ンと砕け散った。  『s』は 「付かない!」  マイの声が問題を粉砕!ピンポ〜ンと音が響く。  

          【1400字小説】代名詞戦隊ワタシーズ「三単現のS」後編

          【約1000字昔話】「大きな栗の木」/青ブラ文学部・写真de妄想

           むかしむかしある窓辺で、クリくんとマロンちゃんがお話をしていました。 「マロンちゃんはどこの木から来たの?」  クリくんが尋ねました。 「マロンはね、向こうの公園の木から来たの。クリくんは?」  マロンちゃんは笑顔で答えると、クリくんに聞き返しました。 「ぼくはね、大きな栗の木から来たんだよ」  すると、マロンちゃんは飛び跳ねるくらいに驚きました。 「え!あの有名な?童謡にもなっているあの『大きな栗の木』?」 「そうだよ」  クリくんはちょっと自慢げでした。

          【約1000字昔話】「大きな栗の木」/青ブラ文学部・写真de妄想

          【小説約1000文字】代名詞戦隊ワタシーズ「三単現のS」中編

          ≪前へ  複数の問題がブンブン飛んでいる。  一斉に放たれたら、すべてを防御することなど不可能だ。 「ハハハハハハ!発音していたら間に合わないだろうからな。答えは s が『付く』『付かない』だけでいいぞ」  S怪人は余裕の表情で三人を見下ろしながら続けた。 「オレは優しいんだ。まぁそれでも瞬時に判断できなければ無理だろうがな!」  そう叫びながら手を大きく振ると、問題は速度を上げて三人に襲いかかる! 「ええい!ヤケクソォォォ!」  マイが問題の矢面に立った。 「マイ!

          【小説約1000文字】代名詞戦隊ワタシーズ「三単現のS」中編

          【ショートショート】「自然の中で」/タンバリン湿原

          「ママ、私の机の上にあったのがないんだけど」 小学生の娘が不満顔で尋ねてきた。 ああ、あれか。 机の上に昔100均で買ったおもちゃのタンバリンがあった。 ボロボロだし何か汚い泥のようなものが入っていて気持ち悪かったから、外のゴミ箱に捨てたところだった。 「汚いから捨てたよ」 「私の湿原を何で捨てたの?緑が生まれてやっと生態系ができ始めていたのに!」 緑? 生態系? あのコケが? 思わず笑いそうになった。 いや、笑ってはいけない。子供なりに考えたのだ。むしろ湿原や生態

          【ショートショート】「自然の中で」/タンバリン湿原

          【小説1925文字】代名詞戦隊ワタシーズ「三単現のS」前編

           中学1年生にとって、一つの関門となる英文法。 『動詞にSが付くか?付かないか?』  これは、その難題に立ち向かう少女たちの物語である。 「サンタンゲンってなにぃ~~?」  新手の怪物でも登場したかのようにマイは絶叫した。  その発言にアイが素早く反応する。 「白發中が三枚ずつそろうやつ?」 「それ、大三元です」  ミーのツッコミが炸裂した。  マイが参戦してきた。 「小麦粉の薄皮にひき肉とか包んだものを具にしたラーメン?」 「それ、ワンタン麺です」  ミーのツッコ

          【小説1925文字】代名詞戦隊ワタシーズ「三単現のS」前編

          【今日の出来事】間違いだらけのショッピング

           午前中に妻と行った買い物での会話。 「このお菓子いいんじゃない?珍しいし」  新しい物好きの妻。珍しいものには目がない。 「でもみんなに分けるから、個包装されてるお菓子の方がいいかなぁ」  私も珍しい物は大好きだ。しかしパックの方がみんなに分けやすい。 「そっか。小袋が大事なんだね」 と言うと、妻は突然歌い出した。 「♪な〜がれる季節のまんなかで〜」  待て待て待て!そっちかい!しかも…… 「それはレミオロメン!コブクロちゃうわ!」 と、エセ関西弁でツッコむと…

          【今日の出来事】間違いだらけのショッピング