レッテル貼り (認知の歪み 10-9)
「彼と一緒にすればいいやん」
「まぁ、そうやけど…」
「どうしたん?」
「いや、この間、ドタキャンされて…」
「そうなん? で、連絡は?」
「あったよ、でも、信用できひんわ」
「1回ぐらい…彼も誤ってたんやろ?」
「そういう問題じゃない!
ドタキャンするような奴は、
何も任せられないし、信用できない!」
人や物事に対して、
極端なイメージのレッテルを貼り、
それが事実かのように思い込む
思考パターン。
ちょっとした出来事を、
対象の全てのように決め付け
イメージを固定する。
そして、一度貼ったレッテルは、
なかなか剥がせずに固執してしまう。
状況を改善しようとする
向上心や自立心を持ち難くなる。
ーーー
フレデリック・パールズの
『ゲシュタルト療法』
ゲシュタルトとは
ドイツ語で
「かたち」「全体像」。
ゲシュタルトの
「真円」と「欠けた円」。
どちらに目が向くか、
不思議なもので、人間は、
足らないところや欠けた部分に
目が向くため「欠けた円」が気になる。
出来ていないところにばかりが焦点化され、
それが全てであるかのように思い込み、
「だからダメ」だと決めつけてしまう。
「欠けたところ」
「欠けていないところ」
それぞれにも、細かな場所がある。
つまり、
「出来ている時」
「出来ている箇所」
があれば
「出来ていない時」
「出来ていない箇所」
もある。
また、人それぞれに、
「様々な状態」
がある。
それが人間。
人間は完璧ではない。
そう思えたら、楽になるかも。
(微笑)
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