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とりあえず"気〇"を減らせばいいんです
こんにちは。
養生担当“ のぶ ”こと千葉宣貴です。
当月も宜しくお願い申し上げます。
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先月は経絡・流注から養生を考えても行き着くところは"アレ"ということを書きました。
⇩ 前回記事はこちらから ⇩
今回は"アレ"の質が下がることは言い換えると何か。
そしてどんな順を追って悪化していくか。
そのあたりを確認したうえで、養生を提案します!
養生以前をかんがえて
養生は"生きている"ことが大前提です。
「そりゃそうだろ!」と叱られそうですね。ただわたしは、その意識が稀薄なかたは養生や施術の質をあげにくいと考えています。
なんでも「生きているからこそ」とすれば、
意外とシンプルに物事をとらえられるようになりますよ。
カラダの専門家が必ずやること
皆さんは"バイタルチェック"やっていますか!?
【バイタルサイン】
①意識レベル ②血圧 ③体温 ④脈拍 ⑤呼吸(回数/聴診)
※尿道留置カテーテルの場合は排泄も。
全項目とは言いませんが血圧、脈拍、体温あたりは確認していらっしゃるのではないでしょうか。
ではなぜ医師だけでなく多くのカラダの専門家までもがおこなうのでしょうか。
理由はカンタン。
「大事だから」です。
【目的】
客観的なデータをもとにアセスメントすることで、全身状態の変化や異常の徴候を早期に発見することができると考えられています。バイタルサイン は、基準値から逸脱しているかどうかだけでなく、前回の測定時と比べて変化があるか、前日の測定時と比べて変化があるかをみることも大切です。
カンタンに養生っぽくまとめると
・ちゃんと生きているか(息しているか)
・普段とどのような変化があるか
・ある一定の基準でニュートラリティが保てているか
といった感じでしょうか。
そこを数値化したりモニタリングすることはとても価値があります。
やっぱりこれが大事
生きている、身体が機能している証は心肺がキチンとはたらいているか。
よく救急ドラマなどで「心肺停止!!」なんてフレーズがでてきますよね。
その瞬間「ヤバい!!」と感じるのではないでしょうか。
つまり、心肺機能は生きている証を示しているのです。
だからこそ、1番最初にケアして心身を喜ばせましょう。
東洋医学の心肺機能
視点を東洋医学にうつします。
東洋医学でいう心肺がよくはたらいていることは"氣血が全身をくまなく巡っている状態"ことです。
ということは氣血を自分で意識的にうごかすことが、養生のファーストステップです。
とくに"氣"はもっとも動的な生理物質なので「氣がうごけば血もうごく」と考えていただいて差し支えありません。
とりあえず"氣"からケアしていきましょう。
氣のうごき
東洋医学では氣のうごきを"氣機"といいます。
その大きな役割は以下の2つ
①生命活動の維持
②人体の新陳代謝促進
だいぶインパクトが強いですね。
養生は薬膳など"入れる""加える"情報がおおい印象ですが、まずは「動かし出す」ことが大切とわかります。
そして氣のうごきは"肺"、血のうごきは"心"が主っています。
またこのふたつの臓は密な関係性があります。
それがコチラ。
「肺は相傅の官、治節これより出づ」
心には君火、心包には相火がありますね。
相火は心火をめぐらせますが、正直パワー不足。
そこで肺氣のチカラもかりて全身に氣血を送ります。
五行説の視点でも心は肺を克するので、心はつねに肺のチカラを必要としているのです。
心臓はオートマチックにうごきますが、肺(呼吸)は自身でコントロールできますよね。
だから"キチンと吐く"ことから始めるのです。
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