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HAMT〜訪問鍼灸向け教育コンテンツ〜

200以上あるコンテンツが購読すればなんと全て読み放題!購読者限定の無料オンラインセミナーもあります。毎月数本の記事追加されます!各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師が執筆担当…
各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師が中心となって執筆。このライブラリを購読すると、在宅鍼灸の専…
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HAMT〜訪問鍼灸師のための教育コンテンツ〜についてのご案内

1.HAMTライブラリとはHAMTライブラリは、在宅鍼灸師に向けた最高の学びの場を提供するオンラインプラットフォームです。各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師10名が執筆を担当し、フィジカルアセスメント、リスク管理、経絡、中医学、泌尿器、プライマリケア、養生、運動療法、緩和ケアなど、在宅鍼灸のあらゆる専門領域に関する豊富な知識と経験をお届けします。  在宅鍼灸師必見の内容となっております。また、これから在宅分野に進んでみたい方にもオススメです。HAMTライブラリを購読するこ

在宅医療における「伝え方」の重要性。鍼灸師が知っておきたいヘルスリテラシーとヘルスコミュニケーション。

在宅医療の現場では、患者さんやご家族との関係性がとても重要です。どれだけ施術の技術が優れていても、患者さんにその価値が伝わらなければ、効果を実感することも、適切な行動をとることも難しくなります。 「どんな治療を受けているのか?」 「なぜこの施術が必要なのか?」 「日常生活では何に気をつければいいのか?」 このような疑問に、患者さん自身が納得し、理解できるかどうかで、施術の効果も大きく変わってきます。そこで大切なのが 「ヘルスリテラシー」 と 「ヘルスコミュニケーション」

ソーシャルキャピタルを実践しよう! 在宅医療の現場から広げるつながりの力。

こんにちは。HAMTライターのてっちゃんこと白石です。 今回は「訪問だからこそ求められる知識と視点」についてお伝えしたいと思います。 在宅医療の現場では、患者さん一人ひとりの生活に寄り添いながら、その人らしい暮らしを支えていくことが何よりも大切ですよね。 でも、私たち鍼灸師が提供する治療は「施術」だけではなく、患者さんが安心して暮らしていくための環境づくりも含まれています。 患者さんが安心して暮らしていくためには、家族、地域の人々、他職種の専門家たちとのつながりが欠かせま

パーキンソン病に対する手術療法⑴脳に直接アプローチをする方法〜①高周波凝固術〜

みなさん、こんにちは! 今日は、パーキンソン病の手術療法についてお話します。 パーキンソン病の治療には、薬物療法が一般的ですが、進行期には手術療法が検討されることがあります。手術療法にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴がありますが、具体的な違いがあります理解することが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。 在宅医療の現場では、パーキンソン病患者を担当する鍼灸師にとって、手術療法に関する知識は非常に重要です。患者の中には、手術を検討している方や、以前は主治医と

経絡治療と中医鍼灸の違い

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 今回は、「経絡治療」と「中医鍼灸」の違いというテーマで書いてみます。 経絡治療については最初に書いた記事を参考にしてください。 教員養成課程でも、「経絡治療」「中医鍼灸」「現代鍼灸」という3本柱で教育されていると聞きます。 その中でも「経絡治療」と「中医鍼灸」は、いまいち違いがわかりにくいのではと思います。 今回

HAMTライターの記事から東洋医学の「目」について考える

こんにちは。Hanaこと玻名城です。 今回も直近のHAMTの記事から目と経絡についてもう少し深く考えてみたいと思ったので目と経絡について考えることとします。 東洋医学における「目」は「肝は目に開竅している」という表現もあるように「肝」との関係が深いとされています。 五行式体表においても「五官の目」と「五臓の肝」として関わりを表しています。 また、東洋医学の「肝」はストレス状態をイメージしやすので、目ヂカラ、目が死んでいる。等のある種の精神的な表現が生まれることも理解で

パーキンソン病の姿勢異常について~現場で使える基礎知識とケアのポイント~

みなさん、こんにちは!HAMTライブラリライターのてっちゃんこと白石です。 今日は在宅医療の現場でよく接する、パーキンソン病患者さんの「姿勢の問題」についてお話ししたいと思います。 「このごろ、おじいちゃんの背中が曲がって来ちゃって…」 「体が横に傾いているみたいなんだけど、大丈夫だから…」 こんな声をご本人・ご家族から聞くことも多いのではないでしょうか? 実は、パーキンソン病の患者さんの「姿勢異常」は、加齢による自然現象だけでなく、疾病特有のメカニズムが関係してい

1/10 「在宅鍼灸師向け!パーキンソンの姿勢評価と対応策」セミナー視聴リンク

1/10に開催したセミナーの視聴リンクはこちらになります。 セミナーアーカイブはこちらになります。

養生を再考してみる"2024"

こんにちは。 養生担当 “ のぶ ” こと千葉宣貴です。 当月も宜しくお願い申し上げます。 今年もあっという間に12月。 皆さんはどんな1年をお過ごしでしたか? わたしは独立1年目で色々な喜びや発見、苦労、経験がありパワーアップできました!(自己満足) そんななかでも養生やセルフマネジメントを常にアップデートすることを大切にしています。 そこで今年1年の新たあらたな発見や大切さを再認識したことを共有できたらと思います。 いつも呼吸が大事だとお伝えしているので、それ以

目と関係する経絡と五臓六腑

この記事はHAMTに登録すると、今回の記事はもちろん、過去の記事まですべて読むことができます。 記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。 これまでの流注シリーズのまとめ直しとして、身体部位と経絡について書いていきます。 今回は目に焦点を当てます。 東洋医学的には、目と肝が密接ということは有名ですが、それだけでなく、膀胱経、腎経、小腸経、三焦経、心経、任脈、胃経、胆経など多くの経絡が関係します。 また目は五臓六腑と関係し、目に全身的な状態も表れるし、逆

12/13 「在宅鍼灸師向け!パーキンソン病すくみ足の評価と対応策」セミナー視聴リンク

12/13に開催したセミナーの視聴リンクはこちらになります。 セミナーアーカイブはこちらになります。 本日はセミナーにご参加いただきありがとうございました。 復習用に動画リンクを共有いたします。

【HAMT】足部の感覚運動機能から考える動きの連鎖-細部から全体像を把握する-

こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 鍼灸師・脳卒中認定理学療法士で ⇩鍼灸師向け「運動機能性評価」を連載中⇩ 第4回「足部からの抗重力活動-運動連鎖-」1:足部の機能不全と代償動作 コロ「なぜ足から姿勢評価を始めるの?」 先輩「体幹や肩の位置は左右で非対称が出現しやすいけど、代償動作の可能性も考えておかないといけないよ」 コロ「代償動作?どういうこと??」 先輩「積み上がったブロックをイメージしてわかるように、下方が不安定であれば上方に向かうほど傾きが大きく見

すくみ足って何?患者さんの歩行を支えるために知っておきたいこと

みなさん、すくみ足という言葉を聞いたことがありますか? 「すくみ足」とは、パーキンソン病の方によく見られる症状の一つで、歩き始めや方向転換のときに足が地面に「張り付いてしまった」ように感じて動かなくなる現象です。 「あれ?歩けない」「足が前に出ない」――患者さんの言葉からも、すくみ足がいかに困惑を招き、日常生活に影響を与えているかが分かりますね。 では、なぜすくみ足が起こるのか、そしてどう対処すればいいのか? この記事では、すくみ足の原因や評価方法、さらにリハビリの工夫につ

脳からみた養生の優先順位を考えてみる

こんにちは。 養生担当“ のぶ ”こと千葉のぶたかです。 当月も宜しくお願い申し上げます。 当月は【脳からみた養生の優先順位を考えてみる】と題して、「あれもこれもやれないよ!」と思う方のお悩みを減らしていきたいと考えています。 ⇩ 購読はこちらから ⇩ 脳のいろいろ脳は、思考・感情や知能、体全体のコントロール、運動や感覚の統合、生命維持などを行う"司令塔"のような役割を担っています。 ということは脳がわれわれ人間が純粋に"生きる"ことに多大な貢献をしており、不可欠な