怒るだけは何も生み出さない
みなさん、これまでの人生で親に怒られたり、学校の先生に怒られたり、スポーツクラブの監督に怒られたり、会社の上司に怒られたりと、何かしら「怒られる」という経験をしたことがあると思います。
怒られるっていい気分にはなりませんよね。
ですが、怒り方、いや叱り方が上手な人は逆に相手のモチベーションをあげ、やる気を引き出しています。
自分が叱られて、逆にモチベーションが上がる、やる気になる、これは叱った側が非常に上手な叱り方を知っているということです。
上手な叱り方とは?
まず、怒る時に考えてもらいたいのが、自分の感情に任せていないかを必ず考えていただきたいです。感情に任せると逆に怒られた側は、やる気を無くしてマイナスにしかなりません。怒られた側も納得しないはずです。
怒る時は、まず感情に任せないこと、そして相手を必ず認めてあげる言葉を伝えてください。5割叱って、5割は良いところを伝えてください。
叱ることもコミュニケーションです。相手がネガティブな感情に襲われる、つまり10割叱るだけでは、聞く耳をシャッダウンし、全く伝わらない状態になります。
叱る以前に相手を認めてあげ、信頼関係が築けていることを必ず言葉で入れてから、叱るべきところを叱ってください。どんなに叱っても、改善されない。それは叱り方に問題があります。本当に認めてあげることで、心は必ず開いてくれます。
感情任せはただの怒り。相手の為にもなりません。心を落ち着かせて、認めた上で叱ってください。叱る時も、強くではなく悟すように叱ることです。
正しいコミュニケーションで、相手のモチベーションをあげ、より笑顔な状態にしてあげましょう。