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【詞】ハロー、水平線

気のせいと思った方がはやい何かに包まれた夜
積雪の一直線で考えているひとり言
そう歌を歌っていれば変わるかな
水平に立って息をしている走り書きの世界

心の裏側を占める涙に似た冬
頬に足る斬新を考えているひとり言
そう僕が知っていれば変わるから
水平を囲う影になった久しぶりの世界

窓を見たら笑えるようになった僕が居た
街に零れた色とりどりの約束を抱えた朝が居た
廊下を蠢く言葉のような
忘れてしまった履歴のような
栞を挟んだ本の続きは遠い未来の冒険譚

ハロー、あの水平線
下り過ぎた坂を上る夢の中、頭の中
ハロー、あの水平線
点描の海は胸の内

僕が知っていれば変わるから
日頃の会話は転がりつづけ
春を待つ雲間に考えているひとり言



冬と水平線がテーマです

"積雪の一直線"というのは、雪国に住んでいるので、そこから少しイメージしています。

"栞"や"履歴"という言葉は
最近の文章の中でよく使いますね
履歴は、"過去の記憶"といった意味で入れています。

水平線繋がりで、くるりの「その線は水平線」という曲を最近聴いています



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