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【詞】花火

どこにもあって どこにもない空の雲は鮫みたいだ

髪飾りの彩る君がほら

足音の響いた通りを

夜を越えて 夜を越えて

歩いてゆくんだって


どこにもあって どこにもない空は果実の星みたいだ

浴衣姿でつづく橋はほら

鳴り響く拍手の熱が

ふわり舞って ふわり舞って

はじまってゆくんだって


尺玉の夢がこぼれる

川は丸く 眼鏡越しに

夏の羽根があふれる

それを君はにする


尺玉の夢がこぼれる

川を遥か 凝らした水面

夏の羽根を読みとく

君の歌は花火に 花火になる




詞の新作です

夏の風物詩である"花火"がテーマです

花火大会の映像で、橋の上を観客の列が動いていたり、大きな花火が打ち上がると、「ワー!」と拍手が鳴り響く光景を見るので、文章に表してみました

最近、ヨルシカを聴いていて、
詞を作る際に、歌詞をイメージしています^ ^


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