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【詞】一縷

少なくとも 僕と君が居て
瓶の底 眺めたりして 笑って
花のように 雲のように
鳥のように 世界を
同じように 生きていただけです


いつか嫌いになるのなら
はじめから書き直そうとしても
君のこと思い出したら
まだ胸は踊りそうです


怖いくらい 昼間の森は
虫の声の解像度高く
はじけるような炭酸ソーダの夢が
はじけるように


一縷の夏は一度きり
一縷の夏は一度きり
一縷の夏は一度きりです


一縷の夏は一度きり
一縷の夏は一度きり
一縷の夏は一度きりです


ホーロー看板が剥がれだしたり
少し走りだしたりしたら
僕はどこまで先を見据えるだろう


縷の夏は度きり
縷の夏は度きり
縷の夏は度きりです


の夏は一きり
の夏は一きり
の夏は一きりです


君は多分 風にふかれて
僕を見ている

君は多分 風にふかれて
僕を見ている

君は多分 風にふかれて
僕を見ている

君は多分 風にふかれて
僕を見ている



詞の新作です(*´∀`*)

昨日投稿した 夏の図書館 という記事で、銀色夏生さんの詩集を読んだことを書いたのですが、
その詩集の中で、 一縷 という言葉が出てきたので、それを基に作りました


ホーロー看板は、地元でよく見かけます
味がありますよね^ ^



最近投稿した詞はこちらから!


宵闇 潜水 花火 一縷 !

すべて詞のタイトルが2文字!

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