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【詞】漣


漣が 数世紀先も 数世紀前も 運んでる

緑や灰を描こうと 音を立てる

何かが少しずつ ぼやけるようで

それでも 美しい未来を思いたい


今となっては消えたものばかりが

目に入るから一つ

絵や文字で 絵や文字で

絵や文字で つづる


うたう あの子の星を見ている

数十年 数百年 数千年

輝くのなら

何かが少しずつぼやけるようで

それでも 美しい未来を思いたい


底のない川を辿ってたんだよ

それ以上の海は晴れ渡って

誰も知らない 誰も知らない

誰も知らない 朝ぼらけを

下る 舟の幻など


漣が 数世紀先も 数世紀前も 運んでる

漣が 数世紀先も 数世紀前も 運んでる




詞の新作です
2日連続の新作になります

"漣が 数世紀先も 数世紀前も 運んでる"

これはそのままの意味で、

永久的な存在である"海"の波は、数世紀前から漂う水流を今も運んでいる

という意味で書いています


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