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2023年6月28日 19:16
こどもの頃と、時が経った僕との間に引いた黒い黒いボーダーラインそれは太くなって、壁になって、ふいにノックしても何も言わなくなって、主軸のない言葉を散らして、狭い夏が来る浪漫の青い海にも引いたボーダーラインそれは影になって、頼りも掴めずに、重くのしかかって、のしかかって、どうしよう、いつでも傍にあるくらいの距離感が何よりだったのに、気付けないでいた(たいでいなけ付気、に
2023年6月25日 19:29
夏でもないのに、夏のことを言いたくなるのは、何もかもが心地いいからなのだろう話しはせずとも隣にいるのが分かるくらいの距離感が心地いいからなのだろうそれが日々のすべてだったのだろう。過ぎた季節は、いつしかまた近付いてくる。その頃には今よりもっとフリでもいいから大人になってたいなぬかるみそうな程に聞こえていた蝉の声を再び聞き返して、こどもの侭でもいいから同じ季節に佇んで
2023年6月18日 19:16
最終地点で汚れた靴を洗おう最終地点で疲れた髪を拭おう僕らそれが運命だったか そうじゃないのか分からないけど星の道を旅していた固まるだけ固まった未来青いだけ青かった世界それが運命だったか そうじゃないのか分からないけどそこに居たんだ窓から光は俊 敏 に な っ て く僕は、信じることからはじめなきゃ君のこと、全てのことに殻のなか、留まってばかりだったんだね
2023年6月12日 19:30
暗いです。ひと月は穏やかに始まったかと思えば後から激流に化けて、思わず岩を掴むんだクラゲの様に泳いでいるのは、ひたすら憂、憂、憂と哀しみです。海のほとり、溜め息をついた月の肌が渇いて見えてくるよ夜は哀と楽が紙一重どうしようもないと明るい方へ一晩中、歩き回って心も幾つか、すり減らしてそれで本当か偽物か分からない光を手にしてみても、どこか もどかしい月も海も渇いた目
2023年6月4日 17:30
ただ一つ没頭できるものそれがあるだけで励まされていると思うの。纏わる憂いや、簿ぐれる電波に髪も心も寝ぐせが付いても、朝はいつしか晩になってく会話を背にしてゆっくりゆっくりと今日の暮れが脈を打つの早すぎた期待を抱えた分かれ道「また明日」と言ってしまおう。今日も明日も会うでしょう、すべてのおもかげに、今日も明日も会うでしょう、すべてのおもかげに、日差しがまだ暖かい