「読むこと」は答えを探すのではなく
日頃から読書やnoteなどで沢山読む人、情報収集に余念がない人も居ると思いますが、そうでない人も多く居ると思います。
今なら何か行き詰まったり、知りたいことにぶつかれば大抵の人が検索しますよね?検索して幾つかサイトを確認して、納得して終わり。
それはそれで大事だし、そういった行為を積み重ねると段々自分の知識や経験も裏打ちされ、成長に繋がっていくと思います。
ただ、アウトプットを考えたときにはそれだけでは不足で。日頃から読書、noteを読む、情報収集をすることが大事だし、そこでは検索のように何か「答え」が転がっている訳ではありません。
今回のアウトプットに繋がる「答え」を探す習慣だけが強く身にこびりついていると、よく話題になるレポートなどへのコピペ問題になっていくと思うんですよね。
あれは検索すること、そこで「答え」を得ることが習慣になっているから起きること、大きな要因になっているのだと思います。
ここで提唱したいのは日頃の「読むこと」や情報収集はあくまでヒントを探す、出会うことが目的にすること。効率よく資料集めなどをするのとは別に、何に役立つか解らない、一見ムダなものでも多く取り入れ、読んでみることを繰り返す。
人生、どんなところにヒントが転がっているか解らないものです。効率良い情報収集になれきっているとどこか一直線に、どこか自分の言葉ではなく、誰かの受け売りのような言葉や文章しか出てこない。
これが読書のデメリットとしてよく言われる部分の正体でもあると思うんですよね。読書が悪いのではない。その目的が不足しているんですよと言いたい。
誰かの言葉で頭の中が占められるほどヒトの頭脳は容量は少なくない。受け入れる脳の態勢が悪いとそう感じるだけ。膨大なムダを含んだ情報をきちっと検証、検討、分析、整理したり、思考し、あれとこれをつなぎ合わせてアウトプットしたりしていくこと。
そうすることで多くの情報や断片が有機的に結合していく。脳の中にネットワークがしっかり出来てきますよね。
読書とnoteのススメ
だから安心してどんどん読書していきましょう。noteを読みましょう。娯楽としても良いし、暇つぶしでも良いし、仕事や創作、生活に関するヒント。もう幾らでも転がっているし、目的なく順不同に流れてきたものを読みまくるのも大事だと思います。ヘビーリーダーを目指しましょう!笑
noteがそこまで体系別になっていない、雑多な感じがするのもそこが良いんですよね。有益な情報だけではなく、色んなnoteがある。何になるのか、意味があるのかないのかも解らないnoteたち。
でもそれが癒やしになったり、元気づけたり、何かのヒントに繋がったりすることも多い。そこにnoteの良さがある。価値がある。
価値を有益さだけ、答えが得られるかどうかの尺度だけで捉えず、ゆったりとした気持ちを持って、ぜひ「無駄」な時間を過ごしてみましょう。日常に取り入れて行きましょう!
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