2024年、どうする? AIが絶対に作れない価値
絶対にAIが作れない価値は2つ。それは「過去」と「未来」。
どんなにAIを筆頭としたテクノロジーが進化しても、「時間」というものはまだ平等で、必ず万物は過ぎ去って新しく良いものは生み出されて、また過ぎ去っていきます(そういう名前の会社を創設したけど、わたしは追い出されたっけ笑)。なので、心に残る「過去」を作るためにも良い「未来」を作らないとなぁと思い、また失ったものがあれば別の形でも何としても取り返しに行く、そんな意気込みで、わたしは今(2024年)を頑張ります。
2024年もよろしくお願いいたします。
ここから下はブログっぽく書いていきます。
2023年問題
2023年にChatGPTが世界を変えたのは明らかで、これからますます生成AIと呼ばれるものが進化をしていくのも言わずもがなな訳です。
今まではテクノロジーを通じて業務の効率化や自動化が行われていて、わたしもそういった仕事を5年以上はやっているのですが、2023年は一気に風向きが変わった気がします。どう変わったかというと、、、
まずは下記の画像をご覧ください。
ChatGPTは「俺にクリエイティブの分野も任せろ」とでも言わんばかりですね。
画像も読み込めちゃうし、音声認識だってできてしまいます。このブログのサムネイルだって、ChatGPTに作ってもらいました。
全ての分野で、難しいスキルや情報をそんなに知らなくても「言葉」さえ何となくでも知っていれば、生成AIというものが誰でも気軽に何でも(本当に何でも)できるようになってしまい、いよいよ技術者や専門家の必要性がなくなるのは時間の問題。(シンギュラリティはもう目の前!)では逆に、ChatGPTなどの生成AIがどう変化してもできなそうなことは、起きてしまった過去を変えたり、(手伝ったり予想はしてくれるだろうけど)この記事のように未来を考えて意思決定して取り組む活動や出来事とかは、AIには作れなそう。
2024年、どうする?
2023年問題を、仲条(筆者)はどう思っているかというと、とてもポジティブです。というか、この流れは誰も変えられそうにありません。アルトマン(ChatGPTの代表)も、一度は会社を追い出されましたが、人々は(運命が?)彼を呼び戻しました。なので、我々はどうやらこの進化を受け入れて、取り入れて、使いまくる(もしくは作る側に回る)ほうが良さそうです。
受け入れて、取り入れて、使いまくる(もしくは作る側に回る)上でも、自分は何者で、何が好きで、何が得意か、そして今までの自分のやってきたことや性格や考え方を認識した上で、これから自分はどうありたいか、などを常に棚卸ししながら挑戦しないと「オメェの数十年、おらが数秒でやれるっけ?」とChatGPTにナメられながら人生が終わる、みたいなシナリオまで想像できます(ちなみにChatGPTの口調はもっと柔らかいですし丁寧な標準語を使います。それはそれで逆に怖いですね笑)。
日本人という可能性の掘り下げ
わたしはドイツのベルリンにいて、3度目の年越しを今迎えようとしています。このベルリンという街は、(たぶん)世界一混沌とした街で、(わたしも含めて)他民族の外国人で溢れています。ここにいて思うのは、「日本人として何ができるか」は考えたいです。特にわたしは、約30年間くらい日本(東京)にいたわけですし。
では、日本人として何ができるか。色々あると思いますが、今思い浮かぶのを上げてみます。
ゲーム - 大きめの施設やホームパーティではマリオカートをやってる人も多く、ポケモンとかも超人気。
漫画 - 電車やトラムに乗ると進撃の巨人をドイツ語で読んでる子供に会うし漫画の専門屋もある。アーニャも不動の人気。
アニメ - オススメや今流行ってるアニメは?という質問は何度もされる。ジブリ好きも多い。
日本食 - 寿司を筆頭に、ラーメン、うどんなど、アジア料理屋さんには(ちょっと違うけど)メニューとして存在していて人気。
伝統芸術 - 茶道、華道、書道など、日本の伝統文化を「カッコいい」と思っている人も多い。
スポーツ - 柔道や剣道などの武道も、漫画やアニメの影響だろうけどサムライやニンジャとして知られていて絵文字もよくみる🥷
接客力 - 人によるし説明しづらいけど、どんなに安いお店でお行き届いたサービスがあるのは世界一。日本のマクドナルドすらとても恋しい。
日用雑貨や衣服 - 好きなブランドが無印やユニクロと答える人も多い。日用品では無いけど、和服もクール。
音楽 - 独特なJ-POPや日本の伝統音楽、その技術は取り入れられる要素高い。
映画・映像芸術 - 映画だけでなくドラマも人気あり。YouTubeに上がってる普通の電車や漫画喫茶などの映像も再生回数が異常に高い。
禅と心の健康 - スティーブ・ジョブズも愛していたので禅もウェルネス活動として人気。やったことないけど。
まだまだありそうですけど(これもあるよ、みたいなのコメントにぜひ!)今まで「普通」と思っていた日本の日常が、一歩外に出ると「異常」と認識することは毎日あります。
で、これらの項目を全部は絶対にできないけれど、充分すぎるほどヒントはあるので、この中からどれかを選んで、それぞれの歴史(過去)を学んだり取り入れて、人を幸せにする(未来を創る)ことはできないかなという考えです。
何者で何がすきで何が得意で今まで何をしてきてこれから何したいか
わたしは小学生の頃、下校したら家でドラクエをしたり、友達の家でスマブラを毎日していた記憶があります。社会人になり、20代前半は営業を捨て20代中盤でマーケティングをかじり、後半はITの世界に飛び込んで30代も現在進行形で挑戦中。この延長戦でこれから何をしたいのかを選びたいです。なので、一番最初に書いた「ゲーム開発」が一番やってみたいなと今は(実は結構前から)思っています。小学生の頃のあの尊い思い出(過去)は、AIには絶対に作れませんが、誰かの尊い思い出を作る人(未来)を生み出すのはできる気がしています。
ありがたいことに、日本でApple Store 1位をゲームでとった友人もいるし、AIに詳しそうな友人もいるので、全部1人でやろうとはせずに、仲間と一緒にやれたら嬉しいし、任◯堂さんみたいに世界に名を轟かせる(誰もが知っている)ゲームを一個作りたいです。というわけで、まず目指すのはグローバルなゲーム開発エンジニアでございます。
まだゲーム開発エンジニアとして働いたことはないですが、一度まずは働いてみたいなと思っていますので、インターンや雑用でも良いので、何か良いお話をご存知の方がいればお繋ぎしていただけると嬉しいです。Unityはちょっとだけできます!
さいごに
AI時代に何ができるか、どう生きていくか。色んな人が色んなことを言ってますが、漠然と考えるのではなく、わたしも文面にして書き出してみました。本当に、どうなるか分からない時代なので、色々と挑戦する姿勢で、タイミングを逃さず、必死に真剣に引き続き活動していきますので、今後ともお手柔らかによろしくお願いいたします。
2024年も、YouTubeは毎週金曜18時に更新予定。チャンネル登録してくれると幸いです。目指せチャンネル登録10000人!
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
2023年12月31日(日)
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