水中の哲学者たち【#推薦図書】
どうも。書くンジャーズの西嶋です。
毎週一つのテーマについて仲間たちと一緒に更新していっています。
今週のテーマ
さて、今週のテーマは、【推薦図書】
ぼくは、本が好きなので何を紹介するか悩みました。
何度も読み返しているほど、ライトで読みやすくオススメしたいのはモモです。
児童書ではあるのですが、大人も楽しめる一冊となっていて、人生のなかで何を大切にしたいかとても考えさせられる作品です。
ただ、今回メインで推薦図書として紹介するのは永井玲衣さんの『水中の哲学者たち』
この本を読んで何かが解決したというわけではなく、どちらかというと良きモヤモヤがいっぱい残りました。
今回はどんな内容なのか、そしてその時に抱いた感想を紹介していきます。
借り物ではない、わたしの問い
まずはどんな本なのか引用で紹介します。
小学校で子どもたちとさまざまな問いを一緒に考えていったときのエピソードや、自身の些細な日常から生まれた問いを深められていく。
私たちは、日常のなかで無意識なうちにたくさんの決断、行動をしていますよね。
その決断と行動をする前にきっと問いを浮かべているはず。
今日は何を食べようか?どっちが相手にとって幸せにつながるだろうか?
ぼくは、どんな問いと出会えるかが人生を大きく左右すると思っています。
では、その問いと出会えるキッカケはどこにあるかというと他者との対話。
本では、こんな問いが紹介されていました。
哲学的な問い。
これは、本でも出会える。そして、その出会った問いに答えていくことで幅が広がることもあるはずです。
ただ、対話のなかでは、自分のなかで、その問いを起点に自分の暮らしに即した問いが生まれます。
世間によく見える問いではなく、本音を問い続ける
ぼくは、この本を読んで、ただ教科書や先生から問われる答える人生ではなく、自分のなかで問いを見つけていきたいと思いました。
先日noteで書いたように、自分の意見や気持ちを見つめていくことには正解はないので不安になることもあります。
だけど、その不安を認めつつも、正直に感じていることを問うことが良い生き方を見つけていくんじゃないかと、本書を読んで感じました。
ゴールデンウィークの空いた時間。
ぜひぜひ、本書を手にとって世界や自分の不思議さや分かり合えなさと向き合ってみてはいかがだろうか?