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私が読書をする理由『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える』

なぜ読書をするのか

本を読むことは好きだけれど、「趣味は読書です」と言い切る自信がない。

そんなにたくさん本を読んでいるわけでもないし、毎日読んでいるわけでもない。

時間を使って本を読むものの、もっと他のことにこの時間を使った方がいいのでは…と不安を感じてしまう。

本にお金を使うことにもったいなさを感じて結局読まずに終わる。

電子書籍よりも書店で本を選びたいのは古い人間なんじゃないか。

直接今の自分に使える知識じゃないのに、一体何のために本を読むのかわからない。


これらすべて私が抱える読書に対する悩みです。

それらすべての悩みを解決してくれる本が見つかりました。

『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』

著者千田拓哉さんは漫画しか読まなかった人生から一変、大学時代に1千万投資して1万冊読破。
たくさん本を読んだ著者が語る「読書」について。
特に共感した3点を紹介します。


「2回立ち読みした本は買っておいて間違いない」

なぜかふとその本が気になって、手に取って開く。
この行為が2回以上行われたらそれはもう運命の本と思ってもいいでしょう。
自分が意識していない無意識ところで欲しがっているものが、きっとその本には書かれている。

何回も立ち読みをした本でも、いざ買うとなると、「お金がかかる…」「外れ本だったら…」と躊躇してしまい、買わないことがほとんどです。

これだと、結局その本の知識を得られず、いつまでも自分は成長しない。
自分を変えるために小さな一歩を踏み出すことが大切。つまり、まずは本を買うことから。

本を買うことに抵抗がある人は、まず、本を2回手に取ったら迷わずGOと決めてしまってはいかがでしょう。

私もまずこの本を立ち読みした際、この言葉をきっかけに久しぶりに本を買いました。本を読みたいのに買うのはちょっと・・・と思っていた心のもやもやがここで吹っ切れたような気がしました。


「一人のときこそ絶好の読書チャンス」

人間関係や仕事の悩み事やうまくいかないこと、誰にも言えないような悩みが出てきたとき、本は最高の相談相手
なんていったって本はその道のプロが書いているのだから、一庶民の悩みなんていうのはすでに経験されており、もちろんその答えも示されている。

悩みにぶち当たったときは読書をしてみるという、普段読書をしない人にも絶好のチャンス。

実際私も何か辛いことがあったとき、ストレスを抱えたときに書店に立ち寄ると、ふとその答えが書かれた本に出会ったり、他のことに興味が沸いたりと気持ちが楽になります。

読書がちゃんと悩みを解決してくれるのですね。


「お金が足りずに本が買えない悔しさを知っておく」

せっかく読みたいと思った本をその場で買えないというのはつらいものです。今月もうこれだけしか残っていないから・・・という理由で買わなかったことが何度あることか。

人生が変わるかもしれないという絶好のチャンスを逃してしまうようなものです。

何にお金を使うのかは人それぞれだけれど、
自販機で買う100円の飲み物を、中古で100円の本に代えてみる。
2000円の洋服を、2000円の新書に代えてみる。

私もこれまでちょくちょくと一人で外食をしたり、コーヒーを買ったりと後で後悔をするお金の使い方をしていました。そこにお金を使うよりもよっぽど本を買った方が後で幸せな気持ちになるんですよね・・・
そのことにやっと気づきました。

本を買う、つまり知識を買うためにと思えば、仕事も節約も頑張れる気がします。

人生でピンチに陥ったときに助けてくれるのは読書で得た知識です。

こんな人におすすめ

この本は、なぜ読書をするといいのか、何のために読書をするのか、読書が好きと言ってもいいのかわからない人へ、そして普段読書をしない人へもぜひおすすめの本です。

きっと、
読書をしていて損はないと、読書に対する自信をつけてくれる
これからもっと本が読みたくなる
書店に足を運びたくなる
人生を変えてくれる
一冊になるでしょう。

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