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帰国x2から始まったダイエット。胃袋縮小作戦実施中。
帰国x2。つまり、日本への一時帰国と、母艦としてアメリカへの帰国。
そう。延々と続いた旅行記でご理解いただいたとおり、日本にいた三週間で私の胃袋は大きすぎるという厳然たる事実に直面した。
だめだ。あんなに食べてちゃ。>> アメリカでの話。
一皿があんなに少量でも、一食の中で野菜とタンパク質と果物と炭水化物のバランスがとれていたら、お腹はふくれる。というか、満足感が十分残る。>> 日本の食事の話。
多数皿の食事を用意するのは大変だから、アメリカでは一食の中でのバランスではなく、一日のバランス、それどころか一週間でバランスがとれていればいい、などと聞くことも多い。
実際、私は長いこと Intermittent Fasting の一つである、夜7時に夕食を食べたら翌朝10時まで食べないというダイエットを続けていた。なにせ一食の量が多いから、一日三食ではなく二食にすれば絶対量は減る。そういう考え方だ。
だけど。日本でのあの量の少なさに対応するには、胃袋を縮小するか、到着直後に時差ボケで早起きしたら、一日三食以上食べるしかなかった。でも、おやつを食べることへの罪悪感がある。とはいっても、日本のおやつ。デザート。食べずに我慢できるわけがない。そんな三週間を日本で過ごした。
千葉の友達のところで、Ravel の Bolero に合わせて集団舞踏、というコンサートを見たのだが、このバレリーナがすごかった。ボレロのテンポに合わせて、Pilates の "Pulsing" を延々と続けている。あの身体を見て「体重よりも体型」という思いを改めて強くした。
「私、あの身体になってまた春に戻ってくるから!!」
と、友達に宣言。そしたら、こんなリンクを送ってきた。
さすが、私の友達だ。
アメリカに戻ってきて、まず始めたこと。
朝ごはんをバッチリ食べる。
サラダ。人参、紫玉ねぎ、きゅうり、アボカド、ブロッコリ、セロリ、ラディッシュ、大根。スライスもしくは千切りしたのを、レタスなどのグリーンと混ぜて、Hummus をのせたり seeds 類(ひまわりとか松の実とか)を散らしたり。野菜はまとめてスライスして冷蔵庫に保存しておく。
ドレッシングは好きなのを。自分で作るポン酢&ごま油ベースのドレッシング。市販のクリーミィなゴマドレッシングは大根サラダによく合う。
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タンパク質は、目玉焼き、卵焼き、ソーセージ。サラダにツナ缶やハム、ゆで卵をのせるのもあり。
パンを食べるときは、バターやジャム。
ドレッシングは気にせずに、好きなものを。
少量にすれば、バターやジャムだって食べていい。
そして最後に。日本のコーヒーを一杯。ブラックで。
朝、こうやってしっかり食べると、お昼すぎまでお腹がすかない。
さて。
私はもう一人暮らしだから朝何時に起きなきゃいけないということもなく、最近は夜中に目が覚めてトイレに行ってもすぐにベッドに戻ってまた眠れて、朝7時に目が覚めてもベッドの中でぬくぬくと過ごし、あることを考えながら、下手すると10時すぎまで起き出さないなんて日もある。
あること、とは。
運動、である。
結論から言って、ダイエットの成功に運動は二の次である。
"6-pack is made in the kitchen."
と、Ex. のような運動教の狂信者達が連呼しているように、腹を割るには(つまり皆の憧れ 6-pack)運動量ではなく食事の管理が最優先なのである。それは前提としても、私が目指しているのは減量じゃなくて体型の改善だから、筋トレはもちろんかかせない。
で。1時間は運動しなきゃ、とか思ってると、その時間を確保するのが億劫になる。たった5分や10分でも一日が始まってしまうと、なぜか確保できない。ウォーキングもジム通いも、毎日の routine に組み込んでしまうことが鍵だというのはわかっている。日本に帰る前、私はジムと散歩を交互に毎日こなしていた。それはそれでよかったと思う。春は緑や花が満ち溢れて外を歩くのが楽しかったし、暑い日や雨の日にジムに行けるのは便利だった。
その routine が日本への一時帰国によって途切れた。旅行先で運動するのはかなり大変だ。無理がある。時差ボケもあるしホテルは狭い。外出したときにせっせと歩くのはいいとして、自宅でやっていた通りのスケジュールをこなすことは不可能だ。ホテルにジムがあることを確認しておきながら、一度も使わなかったのには、自分でも呆れたし驚いたし発見だった。だから、日本での食事が少量だったのはよかったと思う。運動しないで食べてたら、太って当たり前。ぷよぷよ、だよ。
帰宅して。朝ベッドの中でグズグズしながら、私の頭はくるくる回る。
しばらく宅トレ、に専念しよう。
朝まず起きて20分。
続けていたら、だんだん身体が慣れてきた。もっとやりたい。
でも、ただですら起きるのが遅くなってきてるから、30分以上も運動してるとお腹が減る。運動する時間を分割して、回数を増やすってのはどうだろう。
朝まず起きて、HIIT 10-15分。
朝食。コーヒー飲んで、ひと仕事したら「休憩」「息抜き」として有酸素運動と下半身中心に20−30分。それか、ランチやおやつの後でもいい。
そしたら。一日で最低でも合計30分は確保できる。
私は夕食後や寝る前には運動できないタチである。ストレッチすらできない。ベッドの中で本を読んでそのままするっと寝ると決まっているから、夕方までに一日分の運動をこなしてしまうというのが必須。
しばらく朝だけにしていて、ある日、二回に分けてできるかなーと恐る恐る、絶対にやるんだぞと試してみたら、できた。
今それがスケジュールとなり、Zoom や外出予定がある日は、まず朝の分を長めにしたり短くしたりして、あとの半分をソレに合わせて調整している。
無理なく長く続ける。それがポイント。
>> かのマルタカテクノさんもそう書いている。
一ヶ月くらいして、体重計の数字じゃなくて、ちょっときつかったジーンズがするっとはいったよとか、腹筋した時に下腹が前ほど邪魔じゃないよ、なんていう手応えを感じ始めた。
ただですら強い意思の持ち主である私の決意がいかに固かったか。13時間のフライトで帰宅してその翌日から宅トレ開始。時差ボケで夕方爆睡し、夜また寝て、次に目が覚めた時が朝だ。朝は宅トレだ。それが続いている。
体重じゃなくて体型。
夕食。
寒い季節だからひとり鍋が大活躍している。白菜や中国野菜やきのこ類をたっぷり食べて、豆腐や肉魚も鍋にブチこんで、ポン酢と塩コショウで食べる。残ったスープを取っておいて、翌日にご飯と卵を入れておじやにしたり、うどんで食べたり。以前は、このご飯かうどんをその日の夕食の最後の〆で食べていた。当然お腹いっぱいになって身動きがとれないほどだった。
ご飯はおじやにするなら、お茶碗半分で十分。
野菜も入れるから、うどんは 50-60g 程度。
パスタは以前は一人分 100-120g くらいを茹でていたと思うのだが、日本のレシピはどうも70-90g だということに気づき、日本に行ってそれを胃袋で確認した。こっちの友達なんて、夫婦ふたりで450g のパッケージを一食で食べきってるというから凄まじい。パスタだけしか食べないから、そういうことになるのだろう。
手の込んだレシピで、鶏やステーキや魚を料理するときは、残っても翌日のサラダにのせればいいので、無理して食べきらない。
これまで散歩するときに聴いていた BBC World News Podcast は、今は食事の準備をしながら聴いている。Ukraine-Russia紛争と Israel-Hamas 紛争の現状はきちんと把握していなければならない。
ホロコーストの犠牲者として「抑圧されてきた人々 ("the oppressed")」であることが前提のユダヤ人だが、Israel-Hamas 紛争では「抑圧する人々 ("the oppressor")」として見られ始め、パレスティナ側に立った、イスラエルへの批判が今度はユダヤ人を標的にした嫌がらせになり、それが「反ユダヤ主義 (anti-semitism)」と見做されるなど、もうありとあらゆる「主義」がぐっちゃぐちゃに絡まって、ほどけない状態になっている。
散歩しない日が続くと、世界情勢がまるで把握できなくなっていたのが、これで解消した。すばらしい。
意思あるところに、道はひらける。
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![由香璃。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98119218/profile_46872a49a471f57951f6308821a2be63.png?width=600&crop=1:1,smart)