由香璃。

米国東海岸在住。19歳のムスメと23歳のムスコ(2024年4月)。27歳の時に仕事で渡…

由香璃。

米国東海岸在住。19歳のムスメと23歳のムスコ(2024年4月)。27歳の時に仕事で渡米。32歳でMBA取得。36歳から主婦母業を極めることに従事して現在に至る。人生ちょっとリセット@54歳。一人暮らし満喫中。好きなこと(料理と食事とお菓子。食器。読書。色。人と社会の観察。歴史。

マガジン

  • コンドミニアム購入と引っ越し物語。

    離婚して家を売って、アパート賃貸3年後に、コンドミニアム購入と引っ越しに至るまで。終の棲家へ。

  • ワタシのこだわり

    50代のワタシのこだわり。ライフスタイル。

  • おとなになった私の子どもたち。

    ムスメ大学二年生、ムスコ修士取得後就職してからの話。

  • ムスコとムスメとその仲間達。

    子育て関連エッセイ。ムスコ修士、ムスメ大学一年生まで。

  • 忘備録

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時空とか距離を超えた、わたしとあなたの関係。

先日、ボストンから友達が一泊で遊びに来た。この前来た西海岸の彼女と同様、当時の私の「ウェブ日記」の読者。 そういう距離や時空を超えた不思議な出会いから始まった関係が、距離や時空を超えてよく続いている。 たぶん。私はいつも自分をさらけだすような文章を書いてきたから、相手は私のことをよくわかってくれてるという安心感だろうか。あそこまで自分を見せたのに、そんな私を好いてくれているという安心感。私の考え方に同感する人たち、である。 それは。ひっくり返せば、彼らも私のことをよくわ

    • 中途半端なミニマリストがまた不動産を買うことにした。

      2000平米の敷地に建った、5 Bedroomと4.5 Bath と車3台分の車庫、地下・一階二階の居住空間400平米プラス総屋根裏の家を売って、2 Bedroom と 2.5 bath の120平米のアパートに引っ越したのが二年前。 この夏に、あと一年賃貸契約を更新した。 来春、私はムスコがいるボストンの不動産購入活動を始める。いわゆるCondominium/Co-op という形態のアパートを、賃貸ではなく購入する。日本でいうところのマンションにあたる。 二年前に家を売

      • 約束破りの友達。

        私は中学生の頃から、時間を守らない友達と約束破りの友達は我慢できない。 子どもたちがまだ中学高校の頃、週末にお誕生会やら映画などのお誘いがいくつか重なると、すべて行くと返事しておきギリギリになってどれに行くかを比べて、先約関係なしにキャンセルする親子を見てきた。そういう話を耳にするたびに、私は吐き捨てるような嫌悪感をあからさまにみせて、先約優先が当然であること、コミットメントというのはそういうものだと、子どもたちに教えてきた。 さて。 ここでよく書いているムスメの水泳クラ

        • 場所はどこでも3人揃ったら家族の時間 @Cleveland, OH。

          7月初めにムスメが大学街にもどり、病院でパートタイムの仕事を始めた。そのペースに慣れた頃、秋学期が始まる前に会いに来て、と言われ、私は五泊、仕事に就いたムスコは金曜から二泊で、計画した。 到着したその日と二日目は二人で過ごす。Cleveland's Louis Vuitton といわれる Fount というこの前小さなバッグを買ったお店で、今回はベルトを買った。太ったり痩せたりして、ちょうどいいサイズのベルトを探していたのだが、やはり試着してみないと長さがわからない。ムスメ

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        記事

          決して言ってはいけないこと。

          ケンカになって、感情的になって、言ってはいけないことを言ってしまうことがある。 おとなになって母になって、子供を怒る時に一呼吸いれるようになった。またやったら「おやつなし」「あのオモチャ、買ってあげない」「お友だちの誕生会には行かせない」「こんどの旅行、あんたはおうちで留守番してなさい」というアノ場面でのことである。 子育て中にはこういう場面が無数にある。が、けっして遂行できないことを脅しにつかわない、というのが、私が自分に課した厳格なルールだった。 当然といえば当然で

          決して言ってはいけないこと。

          息子に対して、母である私が思うこと。

          ムスコには手をやいた。初めての子で、ADHDであることが保育園のときから保育士さんの目には明確で、幼稚園の時に診断が出た。 さんざん泣かされた。医者の前でも泣いた。 ほんとに辛かった。 幼稚園でも小学校でも中学校でも先生からしょっちゅう呼び出されて文句を言われ、ひたすら頭をさげて協力した。母親の私が学校嫌いになった。 学校でも放課後のサッカーの練習でも、衝動的な行動が問題にならないように複数の薬の組み合わせやタイミングを調整をするのは私の役目だった。 そして、医者に「他の親

          息子に対して、母である私が思うこと。

          娘に対して、母である私が思うこと。

          私は娘であると同時に母でもある。私とムスコの関係と、ムスメとの関係はちょっと違う。なぜかどうもなにかが違うということは、母としての体感でわかっていて、母親同士でもよくそういう話になる。「息子に対して、母である私が思うこと。」というお題でも書けそうだが、今回はムスメの話。 ムスメは今年19歳。秋から大学二年生になる。去年の秋から半年付き合ったEddy と別れて、またアプリに戻ったら Eddy と付き合う前にチャットしていた James がまだそこにいて「再会」し、初対面。それ

          娘に対して、母である私が思うこと。

          母に対して、娘である私が思うこと。

          私は、23歳のムスコと19歳のムスメを育てた母である。そして、私は第一子、4つ年下の弟をもつ姉として育った。 娘として、大学に入学してひとり暮らしをはじめた頃から感じていた母に対する違和感を、私自身が母になっても忘れることはなく、中学から高校、大学生へと成長していく子どもたちを注意深く観察しながら、彼らとの距離感をどう適切にとるべきかをずーっと考えてきた。 今回の実家滞在でつくづくわかったことがある。 83歳になる母は、57歳になる私を、相変わらず子供扱いすることが少な

          母に対して、娘である私が思うこと。

          米国より Suica の「新幹線チケット」紐づけ成功。IBEX に乗るために必須な二つの番号。

          このたびも、Suica 同伴の旅は超快適だった。東京を出て、九州でも北陸でも、電車だけではなくバスにも乗れた。 さて。日本にいる友達との共同作業で、Suica に紐づけした新幹線チケットだが、なんの問題もなく在来線の改札を通り、東京駅で新幹線改札口を通って、無事に乗れたのである。 ただし。 指定席情報は、改札を通った時に画面にでてくるわけでなし。予約したときの情報を手元に控えてなかったら、何号車の何番席に座ったらいいかわからずじまいだったから、おそろしい。 そういえば。

          米国より Suica の「新幹線チケット」紐づけ成功。IBEX に乗るために必須な二つの番号。

          旅行先で。見知らぬ人と出会う、聞き上手な私。

          春の訪日旅行記は、上の記事から始まっている。 「コーヒー激戦区って聞きましたけど」 「いやいや、ここは違います。もうちょっと向こうのほうです」と苦笑する店長。 カウンターに座っている若い男の子も「ちがうちがう、激戦区じゃない」と笑う。明るい店内で気持ちいい。椅子には背もたれがないから、長居はできないなぁと思いながら座る。そのうち、なんとなく店長とその男の子と会話が始まり、私は男の子の隣のカウンター席に移動。 それから。3人でしゃべり続けること1時間半。 男の子は高校3年

          旅行先で。見知らぬ人と出会う、聞き上手な私。

          50代ダイエットシリーズ@日本滞在。明らかに食べる量が減ったと言われたよ。

          50代ダイエット。秋の訪日から運動と食事療法でほぼ5キロ減量し、臨んだ春の訪日だった。 前回あった全身から溢れんばかりの「久しぶりの日本(食)に対するがつがつした感じ」が抜けているのを自分で感じていた。一食分が少なくても、ランチアポがたくさん入っていたのもあり、一日三食はしっかり食べられないだろうと予想し、素泊まりできるホテルは朝食をつけたプランにしなかった。 ランチの予定が入ってない日だけ、ホテルの朝食ビュッフェを満喫。 大正解。 去年の秋みたいな、懐石料理フルコース

          50代ダイエットシリーズ@日本滞在。明らかに食べる量が減ったと言われたよ。

          レシピみて、早速作りました。冷凍エビと冷凍ホタテと🥦で。とってもいい味。隣はそうめん。塩麹胸肉🍅🥒大葉カイワレに、冷たい出汁に特製ソース。 https://note.com/natsumi_kasahara/n/n848092c90cab

          レシピみて、早速作りました。冷凍エビと冷凍ホタテと🥦で。とってもいい味。隣はそうめん。塩麹胸肉🍅🥒大葉カイワレに、冷たい出汁に特製ソース。 https://note.com/natsumi_kasahara/n/n848092c90cab

          ホテルの洗濯機事件。

          東京のあるビジネスホテルに連泊したときのこと。 そのホテルにはランドリー(洗濯機と乾燥機)が、私の泊まっている階の上下階に一台ずつあった。10泊したうち、二回少量の洗濯をした。洗濯機は30分で200円、乾燥機は30分で100円。もちろん続けて乾燥機を回せる。 一回目は問題なかった。洗濯機も乾燥機も空いていて、洗濯して携帯のタイマー設定して30分後にとりにいき、乾燥機に移してまた30分後に切れる前に取りに行った。 問題は2回目である。下階の洗濯機も乾燥機も使用中だったから

          ホテルの洗濯機事件。

          五月に行っても暑かった日本。

          トップの写真は、FacebookでみたJAPAN - 日本の画像。 30年前にニューヨークに上陸したとき、喉が乾いて仕方がなかった。体に異常をきたしたんじゃないかと思うくらい喉が乾いて水ばっかり飲んでいた。日本とくらべて乾燥しているんだと、気づいた。 それから30年がたって、私の身体はアメリカの乾燥に慣れていった。東海岸は蒸し暑いと言われているが、そりゃ西海岸と比べればという次元であって、日本はもっと蒸し暑いというと、皆、目を剥いた。 ムスコを連れて、コロナ禍前の真夏の

          五月に行っても暑かった日本。

          激忙だった日本から戻ってカリブ海で休養。帰宅して、山積みの仕事を横目に、書けることも山のようにあるのにまだ全然note 書く気になりません。少々お待ちを。

          激忙だった日本から戻ってカリブ海で休養。帰宅して、山積みの仕事を横目に、書けることも山のようにあるのにまだ全然note 書く気になりません。少々お待ちを。

          57歳。うーん、快適ひとり暮らし。

          離婚して、ムスメとふたり暮らしになり、ムスメが大学に進んで、ひとり暮らしになってほぼ一年になる。 なんか。結婚生活何年だったっけ、離婚成立したのいつだったっけ、とまるで覚えている必要がなくなったみたいに、そっち方面のことを忘れていく。 ひとり暮らしは快適である。 思えば、私のひとり暮らしは大学に進学した時から始まった。寮には入らず、郊外にあるキャンパスの近くに女学生専用のアパートを借りた。一応、男は立ち入り禁止だったが、もちろん私の BF はこっそり遊びにきた。 入学

          57歳。うーん、快適ひとり暮らし。