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子どもたちとの別れ。プロとしての去り方

お久しぶりです。何だか最終回みたいな記事を書いてご無沙汰になってしまっておりました。全然これからも書きますよ!単純にめっちゃ忙しかったです。学期始めですからねーやるべき事が多くて毎日ぶっ倒れておりました。暑いですし。この暑い中ある学校では扇風機だけで業務をしております。めっちゃ日当たりが良い部屋で扇風機一台で熱中症ギリギリでやっております。来てくれる子どもたちも心配な所ですが、45分ずつ入れ替わりで来ますので扇風機を渡して声をかけながら細かな対策をして何とか凌いでおります。ただ、私は子どもたちに扇風機を渡して何もない状態で一日中その部屋に居るものでして白目なりながら勉強教えたり話しを聞いたりしております。早く涼しくなってくれ〜。


そんなバタバタしている中先日夏休みお世話になった学童にお借りしていたユニフォームなどを返却に行って参りました。菓子折り持って改めてご挨拶という感じです。仕事終わりに行って来たのですが、扇風機の学校での勤務の日でしたのでそのまま汗だくで炎天下にチャリ漕いで


「はあ、はあ、これ良かったら皆さんで。お世話になりました!はあ、はあ」



っとはあはあ言いながら文明堂のお菓子を置いて帰って来ました。子どもたちともほとんど話さずにさっと帰りました。これは私が意識している事でもあるのですが、私は毎回どの現場でも


飛ぶ鳥跡を濁さず



で子どもたちの所から去ります。大学時代に教授によく言われた事を守っていまして


子どもたちの次の人との関係を円滑にするためなどのためにサッと去る



ようにしています。忘れた頃にまた現れるのも場合によっては良くないですしね。心理学でよく言われるのは新しい大人と前に居た大人との間で子どもたちが混乱するのを防ぐためと言われているんです。前の人、新しい人がいる状況というのは色々な感情が入り混じる事があると言う事ですね。大人なら大丈夫ですが子どもたちにとってはそれが時に重いものになる事があると言う事です。「そうなるかもしれないしそうならないかもしれない、全員何も思わないかもしれないし何か思う子がいるかもしれない」このような場面では何か思う子がいるかもしれないの方にフォーカスします。心理学の考え方ではありますが、私はこれが大事なことやと思って守っております。


子どもたちは未来に向かって前に進んで色々な人と出会っていきます



そこにうまくマッチングしていると思っております。もう1つすぐに立ち去った理由がありましてそれは


もう私は部外者だからです



先日までそこで時間を共にしていたと言いましても今はもう部外者なんです。子どもたちと関わるような仕事ではそこの線引きは大人としてとても大切だと思っています。部外者は居てはいけません。子どもたちの身を守るための意識を高めるためにも子どもたちが集まる場の意識を高めるためにも部外者となった時点ですぐに身を引くべきなのです。そうやって子どもたちが保護者の方々が安心して子どもを預けられる場が出来ます。堅いと感じられるかもしれんが皆さんの大切な子どもたちが集まる場です。大切な子どもたちを守るためにはそれぐらいの意識を持つ事は当たり前だと私は思っております。


上記のような理由から私はサッと子どもたちの場を去ります。今までも沢山の場所から子どもたちに別れを告げて去っていきました。しかし、私は子どもたちの未来に誰よりもエールを送りたいと思っております。子どもたちの未来に幸あれ!

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