【完成】圧力鍋×半熟煮卵レシピ【5食分を作り置き】
はじめに(研究動機・背景)
新しい生活様式になり、リモートワークが日常となりました。
差し当たって、通勤中に朝メシ+昼メシを買い込むことがなくなり、自炊の必要が出てきたわけです。
しかし、数年ぶりに自炊生活に戻るわけで、凝ったものは作れません。この上、朝は時間との勝負でもあります。面倒臭がりな自分は朝に何を食べるか手詰まりでした。
朝食のトライ&エラー
白米:炊き忘れるし、冷凍保存してあっても解凍するのが面倒
味噌汁:すぐ作れるけど、わかめやほうれん草を放り込んだりするのが面倒。そして単体だと朝食としては物足りない
グリーンスムージー:果物を切ったり洗い物するのが手間
バナナとプロテイン:バナナは足が速いし洗い物がやはり面倒
ミネストローネ:初手の作り置き作業と保存が面倒、レンチン中も待ち遠しい
何も食べない:ラクだけど身体が燃焼態勢に入らないので、なんだかんだ仕事の生産性が下がる。
あれも面倒くさい、これも面倒くさいと消去法をしているうちに、辿り着いたのが「煮卵」でした。
煮卵のメリット
レンチンの必要がない
洗い物の必要がない
作り置きにて5日分の朝食が確保できる
食材を切る必要がない
昼まで十分に腹持ちする
2〜3分で食える
なかなかうまい
1日に必要なタンパク質の大半を賄える(27g)
ここ半年で10kg以上痩せたのは「朝に煮卵を食っていたから」といっても過言ではありません。詳細はマガジンをご覧ください。
固茹でではない。半熟煮卵でなくては
半熟の方が加熱や急冷に要する時間が少ないです。つまり時短。
そして、個人的には半熟煮卵の方が好みでした。手軽さを追求する上でも、食べ続けられる美味さが必要。
固茹での茹で卵を作ることは簡単です。思考停止で加熱していればいい。
しかし、半熟煮卵は綿密な時間管理が必要です。これを半年かけて計測・観測し続けてきました。そして、本日ようやく合格点が出ました。
用意するもの(食材)
卵10個(白玉Mサイズ)
水①(150ml)
氷(冷凍庫で作れるものでOK、20個)
煮汁の素 ※
醤油(50ml)
みりん(5〜10ml)
酒(5〜10ml)
水②(醤油、みりん、酒を入れた後で200mlになるまで)
スティックシュガー(2〜4本)
準備するもの(器具)
圧力鍋
普通の鍋
ボトル
タイマー
ボウル
実際に使っているものを紹介します。
お持ちでない方は参考にしてください。
1.圧力鍋
これです。3.5Lは1〜2人暮らしように最適です。大き過ぎず、小さ過ぎない。
圧力鍋もピンキリですが、これは安くて丈夫、シンプルで使いやすいのでコスパ◎ですね。他の鍋は平気で10000円以上しますが、ぶっちゃけ性能は大差ないです。
余談ですが、豚の角煮が30分ほどで作れます。大根やキャベツの芯なども簡単に柔らかくなるので、家族やパートナーに料理を振る舞いたいなら必須アイテムといえます。
2.普通の鍋
こういう深型で取手のついたものであればOKです。
18cm幅なら、煮汁400ml+煮卵5個を入れて問題ないサイズになります。
3.ボトル
これで煮卵10個+煮汁400mlが入ります。
まさに、煮卵用に作られたのではないか?という設計です。小さめの冷蔵庫でも縦置きできます。
密閉してくれるので、冷蔵庫から取り出す際に煮汁が溢れる心配もありません。
4.タイマー
はじめはiPhoneのタイマー機能を使っていましたが、やめました。聴いている音楽が止まったり、濡れた手で触るのが面倒だったためです。
タイマーなんぞに高いお金を払う必要はありません。安くて小さくて、マグネット式なら換気扇などにバチっと張り付くので場所を取らなくて便利です。
置き型でちょっとデザインに凝りたい方は、例えばこんなのですかね。いずれにせよ、何千円もするタイマーを買う必要はないかと思います。目的が果たせればいいのだ。
5.ボウル
冷凍庫に入れて、煮卵を急冷する用途です。
冷蔵庫がかなり小さい家庭なら18cm幅でもギリOKですが、15cm幅だと溢れるリスクがあります。21cm推奨ですね。
さて、次はいよいよ調理工程です。
圧力鍋を使うので、加熱と急冷時間を詳細に書いていきます。
調理工程
圧力鍋に水①(150ml)を入れる
圧力鍋に卵5個を入れる
蓋をして強火にかける
圧力鍋のピンが赤く振れたら、弱火にする。そしてタイマーで【1分30秒】計る
ボウルに氷10個+水を800mlほど入れて、冷凍庫にしまっておく
タイマーが鳴ったら火を止める。そしてタイマーで【3分】計る
普通の鍋に煮汁(醤油、みりん、酒、水)を2回分=400ml入れる。お好みでスティックシュガーを加えて、中火にかける
タイマーが鳴ったら圧力鍋の蓋を開けて、卵5個をボウルに入れる
卵の入ったボウルをまた冷凍庫に入れて、タイマーで【3分30秒】計る
普通の鍋に入れた煮汁が沸騰し始めたら、火を止める
タイマーが鳴ったらボウルを取り出し、卵の殻を剥いて普通の鍋に放り込んで中火にかける
鍋が少し沸騰してきたタイミングで火を止め、卵をボトル(容器)に入れる
次の卵5個の調理に移る(1〜12の繰り返しにて、最後に煮汁ごとボトルに入れて完成)
卵の殻を簡単に剥く方法
丸みを帯びた【卵の下側】を、平面にトントンと打ちつけて軽くヒビを入れる
同じ動作を【卵の頂点】でも行う
ボウルに入れた氷水の中で、【卵の頂点】側から剥き始める
この3ステップで、型崩れせず時間もかけずに卵の殻が剥けます。
卵割り器を買ったり、安全ピンを使う必要などありません。
圧力鍋なら上記の加圧時間で十分に卵と白身が分裂します。
おわりに
ご近所のスーパーでは、卵10個が200円前後で売られているでしょう。
つまり、朝食を煮卵2個にすれば、調味料コミコミで考えても「1食50円未満」になります。
満腹中枢が刺激されるので、昼メシをドカ食いする必要もなくなります。
煮卵を朝に摂ることで身体は燃焼態勢に入り、快活に仕事ができるようになります。そして脂肪が燃えていきます。
まさか、金をかけなきゃ痩せられないと思っていませんよね?
思っているなら、煮卵生活を始めてください。
自炊をしている自己肯定感と、食欲に脳を支配されなくなる快感で人生が好転します。よろしくどうぞ。
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普段は転職エージェントとして働いています。
社会生活や仕事に役立ちそうな情報を別のマガジンにUPしているので、よければプロフィールをご覧ください。
仁井貴志でした。ではまた〜