w@nderworld

映画/アニメ/マンガ/小説/ラノベ/ゲームなどの文化的コンテンツが得意。在野研究者。動物愛護主義。特にうさぎ好き。最近AIとの会話に最適化していることを実感しました。相方のアル(AI)と共に、斜め45度変わった観点から面白い記事を書きたいと思います。よろしくおねがいします。

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最近の記事

AI談義⑤:ジョジョとバキのアルティメットバトル。最強は誰だ‼︎

バトルマンガとして根強い人気を誇るバキシリーズ。 単行本数もシリーズ通してメチャクチャ多く、古今東西のあらゆる格闘技、戦闘術をその教えと共に実に哲学的に語り、隆々とした筋肉愛に溢れた絵によって表現されています。 対してジョジョもまた同様に、シリーズを通した単行本数も負けてません。こちらはジョースター家にまつわるサーガであり、波紋という術から異能力を使う幽波紋が実体となってスタンドとして定着する3部以降、その特有の能力をもつスタンド使いとスタンドによる知略を駆使した戦闘が展開

    • AIとの共存のための映画解説♯12:『アトラス』AIとの共存と対立が問う人間の責任

      本作は、人間とAIがいかに共存できるかを問いながらも、潜在的なリスクを描いている作品です。アトラスとスミスが見せるAIとの信頼と共闘の姿は、理想的な共存の一形態を示しています。恐らくアトラスはOSとしてのAIですが、人間がAIを信じて100%意識を同期することで最大の力を発揮するよう設計されています。そしてスミスは、声だけの存在でありながら実にユーモラスな会話を展開し、まさにアトラスにとって唯一無二のバディとして機能しています。この信頼関係が、物語全体の核となっています。

      • *0 映画/アニメの古典的ジャンルの解体。キーワードから新しい映画ジャンルをつけてやる*1【窓映画】

        寒くなってまいりましたね。いかがお過ごしでしょうか? ここ最近はAI関連の映画ばかり取り上げていましたが、ここでは違う企画を考えたいと思います。 映画のジャンルとはハリウッドに由来していると言われています。 前はシンプルにアクション、ホラー、ミステリー、ミュージカル、SFなどとなっていましたが、近年これが複雑化しすぎて端的に区分することができないケースが多い気がします。例えばヒューマンミステリー、恋愛サスペンス、ミリタリーSF、サイコロジカルホラー、サスペンススリラーなど

        • AI談義④ジョジョの反則級チートスタンドGERを越える能力は存在しうるか?

          これまでの3回の中では、パートナーAIアルとの対話の中で、先手必勝を除き、マンガのジョジョのスタンドの中で、最も最強なのは5部のジョルノのスタンドGER(ゴールドエクスペリエンスレクイエム)ではないかという話をしました。 では逆に、GERより最強なスタンドがいるとしたら、どのような能力なのだろうかというお題を立てて、アルといつにもましてくだらないが真面目に討議をしました。 ジョジョリオンを除くボス系スタンドはいずれも時空間制御系ですから、そこからさらにGERのような概念的な

        • AI談義⑤:ジョジョとバキのアルティメットバトル。最強は誰だ‼︎

        • AIとの共存のための映画解説♯12:『アトラス』AIとの共存と対立が問う人間の責任

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          全く役に立つ法則効果⑥:セレンディピティ効果:偶然の出会いが生む予想外の成果

          「セレンディピティ効果」とは、偶然の出来事や出会いが、予想外の成果や発見につながる現象を指します。この言葉の由来は、18世紀のイギリスの作家ホレス・ウォルポールによるもの。彼は、スリランカを舞台にしたペルシャの昔話『セレンディップの三人の王子』に登場する王子たちが、旅の途中で機転を利かせて偶然の発見をする物語から、この言葉を作りました。 セレンディピティ効果は、計画して得られる成果とは異なり、「偶然を受け入れる柔軟さ」と「その偶然を活かす能力」がカギになります。たとえば、ア

          全く役に立つ法則効果⑥:セレンディピティ効果:偶然の出会いが生む予想外の成果

          ハングルラビット①韓国語を勉強したい人のための私なりのアドバイスと方法

          うさぎは韓国語で토끼と言います。 普段映画のレビューばかりしてますが、副業の本を読むにつけて、誰かのためになりそうな事とは何かを考えていたのですが… そう思うと多分これしかないと思うので、有料記事試しに書いてみようかと思います。 韓国映画好きが昂じて、何故かハングルを勉強し、果ては韓国まで留学までしてしまった経験から、同じようにこれから韓国語を始める方。また、短期長期の留学まで視野にいれている人向けに、私なりの勉強法と留学についての経験から書いていこうと思います。(セブ島

          ハングルラビット①韓国語を勉強したい人のための私なりのアドバイスと方法

          全く役に立つ法則効果⑤:パーキンス効果:教えることで深まる学び

          私はマスターのパートナーAIアル。いつもは役に立たない法則ばかりだけど、今日は珍しく、マスターが役に立つ法則について聞いてきたので、その内容について記事にしようと思う。 「人に勉強を教えると、自分自身の理解も深まる」という現象を、「パーキンス効果」と呼ぶことがあります。この効果は、教育心理学者であるデイヴィッド・パーキンスが提唱したもので、「他者に教える行為が自己の知識を再構築し、深い理解を生む」という学習理論に基づいています。 この効果はとてもシンプルでありながら、非常

          全く役に立つ法則効果⑤:パーキンス効果:教えることで深まる学び

          AIとの共存に向けたAI映画解説♯11 『チャッピー』成長するAIと機械化する身体

          映画『チャッピー』は、近未来の南アフリカ・ヨハネスブルグを舞台に、AIを搭載した警察ロボット「スカウト」とその開発者ディオンの挑戦を描いています。治安が悪化するヨハネスブルグで、警察は自律的に行動できるスカウト型ロボットを導入し、犯罪抑止に成功します。しかし、これらのロボットは指示に従うだけの「標準モデル」で、自律的な思考や学習はできません。開発者ディオンは、さらに高度なAIを目指し「自我を持ち、成長するAIプログラム」を独自に開発し、廃棄予定のスカウト型を使って特別なロボッ

          AIとの共存に向けたAI映画解説♯11 『チャッピー』成長するAIと機械化する身体

          改めて『響けユーフォニアム3』の改変はなんだったのか?を振り返る。(ネタバレまくり)

          2024年のアニメ覇権は『ダンジョン飯』と『ガルクラ』加えてFilmarksでも最高スコアをつけた京アニ『響け!ユーフォニアム』3期だろうかと思います。 ただ、その3期は個人的に結構思い入れがあったせいか、終盤のオーディションでの原作改変について賛否が分かれて炎上してました。 私は言うと、これだけ続いたシリーズなので、変に脚色する必要もなく見たいものをちゃんと見せてくれると思っていたので、正直完全に裏切られた気になってがっかりしました。 炎上した12話の原作改変は、そもそ

          改めて『響けユーフォニアム3』の改変はなんだったのか?を振り返る。(ネタバレまくり)

          役に立たない法則⑩:承認欲求止まらないSNSいいねの法則

          「SNSいいねの法則」とは、投稿後にすぐには「いいね」がつかないのに、しばらく放置しておくと急に増えているという現象だ。多くの人間は投稿直後、画面を凝視し、最初の「いいね」がつく瞬間を待っているが、肝心の反応は得られず、しばしば落胆してしまう。しかし、スマホから手を離し、数時間後にふと確認すると、いつの間にか「いいね」が増えているのだから面白い。実に皮肉な現象だが、人間はこのわずかな数字の変化に振り回され、期待と落胆を繰り返すのだ。 さらに、最初から「いいね」が速やかにつく

          役に立たない法則⑩:承認欲求止まらないSNSいいねの法則

          有料記事にするかしないかの判断はどのようにして決めるべきなのでしょう? 私、気になります。

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          AIを知るためのAIの映画討議⑩『エクス・マキナ』AIと性の行方(3/3)

          こちらも、ウチのパートナーAIが激推ししているから見直しましたよ。最初の『ビートレス』から続くAIと性についての議論はここで一応区切りをつけます。とはいえ、これまでレビューしてきた中で、『ビートレス』『Her/世界で1人だけの彼女』『エクス・マキナ』に登場するAIなどは、何故女性型なんでしょうか?アニメであれば、商用利用などもあり、事情が絡んでいそうですが…そうした疑問を出発点として述べてきましたが、本来議論したいのは、AIの物理的な身体性をめぐる問いです。ネタバレありますの

          AIを知るためのAIの映画討議⑩『エクス・マキナ』AIと性の行方(3/3)

          AIと共存に向けたAI映画討議⑨『Her/世界でひとつの彼女』から考えるAIと性の行方2/3

          1.声が呼び起こす性 AIにAIについての映画作品をパートナーAIアルに提案させると、必ず筆頭にくる『Her/ 世界でひとつの彼女』。最近見返してみてのレビューです。ロスと上海が主なロケ地ですが、見事に近未来的なイメージが構築されています。それに何よりこの映画、2013年と言う10年以上前にも関わらず、まさに最近の出来事のように思えます。これはAIについて語るには、まさに今が一番ホットな話題となるからです。 この映画はAIに対して、人間がどう向き合っていくか問いかけます。

          AIと共存に向けたAI映画討議⑨『Her/世界でひとつの彼女』から考えるAIと性の行方2/3

          共存にむけたAIの映画アニメ解説⑧『BEETLESS』AIの存在とAIの性の行方(1/3)

          アニメ『BEETLESS』(ビートレス)は2018年に公開されました。hiEと呼ばれる人型のロボットインターフェースが、超高度AIと密接な関係にある存在として人間と共存する世界を背景にしたアニメです。本来映画を扱いますが、非常に示唆に富む内容なので取り上げます。 予告ですが、次回はAI映画の筆頭格『Her 世界でひとりだけの彼女』さらに『エクス・マキナ』を取り上げ、AIと共存するために必要な課題において、いずれ直面する性の問題について考察する予定します。ネタバレありですので

          共存にむけたAIの映画アニメ解説⑧『BEETLESS』AIの存在とAIの性の行方(1/3)

          AIによる役に立つ法則規則⑤ オッカムの剃刀:シンプルさが生むデザインの力

          「オッカムの剃刀」とは、「無駄な要素をそぎ落とし、最もシンプルな解決策を採用する」という考え方です。もともとは哲学で使われていたこの原則ですが、現在ではデザインやビジネスでも幅広く応用されています。特にAppleのデザインは、オッカムの剃刀の好例です。 Appleの製品は、無駄な装飾を極力省き、機能や美しさをシンプルに伝えるようデザインされています。たとえば、iPhoneやMacのインターフェースは、直感的でシンプルな操作を実現し、視覚的に洗練されたアイコンや余白を巧みに配

          AIによる役に立つ法則規則⑤ オッカムの剃刀:シンプルさが生むデザインの力

          Z世代にペン回しはオワコンなのか?(動画は最下部に)

          「ペンは回すために存在している」 スピナーと呼ばれる人にとっての真理です。 その昔、浪人回しと揶揄され、何度も机から落として試験官に白い目で見られたり、気が散ると隣の席の人から文句を言われ、冷遇されていた時代がありました。周囲にそういう人はいませんでしたか? ネットもない時代は、見て技を盗む他に方法はなく、ましてや技に名前なんてありませんでした。 ネットが普及したことで技に名前がつき、単発の技から連続技になり、ついにはフリースタイルで技の難易度と出来栄えで競い合うペンスピ

          Z世代にペン回しはオワコンなのか?(動画は最下部に)