【わたしの本棚】200冊の中から心をほぐす一冊
私は、本・読書が好きです。
通勤バッグの中には、いつでもその時の気分に合わせて読めるように、本を数冊入れています。
わたしの本棚は、リビングにあるクローゼットのひとつを完全に本棚として使用しています。
棚数は5段のうち、現在は4段を本棚として使用しています。
スペースに限りがあるので、収まらなくなったら人に譲ったり、売ったりしています。
本棚にあるのは、再読している・する本、手放したくない本だけです。
わたしの本棚を紹介するにあたり、どれくらいの本を持っているのか数えてみました。
仕事の資料などで読んだ本を除くと、本棚には、200冊の本が収まっていました。
そのうち6割は、小説やエッセイなどの文庫本。
単行本・ハードカバーは2割。
文芸誌やライフスタイルなどの雑誌が1割とその他が1割。
本棚の中で、その他に分類している、少数だけど、大切な本を紹介します。
それは、「ヨシタケシンスケ」さんの本。
「あつかったらぬげばいい」「あんなにあんなに」「このあとどうしちゃおう」などなど。
又吉直樹さんとの共著の「その本は」も、発想が面白くて何度も読んでいます。
ヨシタケシンスケさんの作品をはじめて手にとったのは、書店で絵本コーナーに平積みされていた「おしっこちょっぴりもれたろう」。
タイトルがユニークで、イラストのタッチや表情のゆるさに惹かれました。
小さい頃に読んだ絵本で忘れられないものもあるし、子供と一緒に読んだ絵本も楽しんだし、感動した。
ヨシタケシンスケさんの作品は、それらとは少し違って自分の中にある何かに触れる部分がある。
読むと心がほどける感じ。
子供への思い・親の気持ち。
目の前の辛いこと、面倒なことに向き合う時、ちょっと寄り道の仕方を平たい言葉で表してくれる。
読んでいると、発想を変えるきっかけをくれる感じがある。
ちょっと気持ちがピリッとしてるときや考えが凝り固まっているような時に、手に取って読んでいる。
本屋さんでいろいろ本を物色しているときに、ヨシタケシンスケさんの名前が頭に浮かび、新刊が出ていた時には、これは読むべきタイミングなんだ、呼ばれたんだと思って購入してしまう。
今回呼ばれた1冊はこちらです。
あったら面白いだろうなというような発想で、いろんなお仕事が紹介されています。
実際にあったら怖いお仕事もある。
そんな風に、常識にとらわれない発想に思わず、くすっとしてしまう。
おしごとそうだんセンターのおねえさんと「仕事ってなんだろう」「自分にとっての仕事は」というような会話が出てくる。
ヨシタケシンスケさんらしい、肩の力を抜いて仕事と向き合ってもいいと思えることばがちりばめられている。
普段、本をあまり読まない人もヨシタケシンスケさんの作品は、手に取りやすく、読みやすく、気持ちに寄り添ってくれる。
わたしの本棚について、過去の記事でも取り上げていました。
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