「文学フリマin札幌」に行ってきた 後編
前編に引き続き、「文学フリマin札幌」後編をお伝えします。
前編の記事はこちら
ファビアンさんのブースで本を購入した後、さてどうしよう。
ブースの後方に見本誌コーナーがあり、出店されている方達の本が置かれている。
本には、タイトルのほかに、エッセイ・小説などの分類、ひとことメッセージとブース番号が記入されたシールが貼ってある。
気になるタイトルを手にとり、少し試し読みをして気になる本のシールの画像をとって目的の場所を目指しながら、全体をまわった。
本も第一印象が大切?
ファビアンさん以外の出店者の予備知識なく参加したので、ほぼすべてのお店や本がはじめまして。
たくさんの本があり、全ての本を試し読みすることができず、表紙から受ける印象から手にとる。
タイトルはもちろん、デザイン・紙の質感や厚さ、手に取ってひとことメッセージを読み、中をぱらぱらと読む。
こういう時、自分の好みが出てしまい、手に取らないタイプのデザインもある。
それだと、ここに来た意味がないので普段、本屋さんでは手にしないようなデザインの表紙の本も読んでみる。
表紙から受ける印象と違うものもあり、読まないと分からないものだ。
読まれるタイトルや表紙って大事だと改めて思うのです。
反対にストレートなタイトル、中身が全く想像できないようなタイトルや表紙もあって、発想の自由さにワクワクした。
出会い 人
私が住む街の人が出店していたので、ブースに向かった。
地元が一緒というだけで、書く活動についてすごく身近に感じたので、実際に声を聞きたいと思った。
同じ街に住む者であることなどを話していると、私も数年前に伺ったことがあるカフェの方だった。
その店主さんが、「本のある場所研究会」に参加して、「本との出会い」や「本を通して人がつながる」ことに取り組んでいるそうだ。
そして、カフェで本を扱い、シェア本棚について考えていたり、ローカル誌の発行をはじめたりして、書くことについて積極的に取り組んでいる様子を聞くことができた。
私も「本を通したコミュニティ作り」や「おすすめの本を紹介する場
シェア本棚とか貸し本棚」を持つことに関心がある。
近く、カフェに伺ってもう少しお話をしましょうとお約束をした。
憧れが現実になるのかもしれないと、希望が湧いてきた。
出会い 本
本のイベントなので、当然気になる本があるわけで。
気になっていたタイトルの本がならんでいる出版社もありました。
「百万年書房」
気になる本は買ってしまいますよね。
フリマは出店者・著者の顔が見えるのがいいですね。
年齢もさまざま。
書くことへの力をもらえた気持ちになりました。
文学フリマは読むことを満たすだけでなく、書くこと、人とのつながりも感じることができるイベントでした。
さて、どれから読もうかと幸せな悩みに溺れます。