あんきろうの暗記だい好き 近代の言論統制(明治編)
西郷どんの西南戦争が終わって、藩閥政治に対して武力による抵抗から、言論による抵抗運動に変わる。そう、よく知られた自由民権運動です。これ重要!
でも、受験目線で見ると、素直に民権運動が出題されるかというと、そうでもないんですよね~
むしろ民権運動を抑制した諸法令が出題されている印象。
なので、ごっちゃになりやすいそれらの法令、政府の対応をまとめたよ~
まずは明治編。
〇 1875年
讒謗律・新聞紙条例の制定、自由民権運動を弾圧。
〇 1880年
集会条例制定、国会開設運動を弾圧。
〇 1887年
保安条例制定、三大事件建白運動を弾圧。中江兆民、片岡健吉らを皇居外3里より外を退去させる。
〇 1900年
治安警察法制定
〇 1910年
大逆事件、翌年に幸徳秋水らの処刑。
〇 1911年
内務省に特高警察が設置。
時間を追ってどんどん抑圧的になっていくよね。上にまとめた諸法令のほとんどが過去10年の共テ日本史Bに出ていたよ。
因みに中江と幸徳は師弟関係、なんかごっちゃになるよね(笑)。
次回は大正編。大正デモクラシーの裏で何が進行していた??
~受験生にご案内
過去10年の共通テスト日本史Bから設問、解答に出てきた用語を拾いまとめました。その数2,244!詳しくは→ 共通テスト8割超えの日本史
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