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[人生手帳]#31 夢遊の人生と啓示
皆さん、こんにちは
幸せノートのネコせんせいです。
[人生手帳]では、幸せになるための知恵や助言など、人生に役に立つコンテンツを紹介しています。
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私は不思議な夢を見た。
出版社が主催する人生ゲームに参加している夢である。
しかし、そのゲームは私にとっては地獄のようなものだった。どんなに努力しても、問題が解けない。ゴールに近づくどころか、逆に遠ざかっていく。周りの人々は私を見下し、嘲笑する。私は苦しみながら、やがて夢から覚めた。
私は人生の中で老年期に入っている。
会社を定年退職してからは翻訳の仕事をしているが、それも夢中になるほどの楽しみはない。ここ数年間、コロナ禍で外出もままならず、人と話す機会も少なかった。
そんな生活の中で、自分は何のために生きているのだろうと思うことがある。
人生には目的があると思っていた。
すべての存在には何か意味があるはずだと。鉛筆やスマホにも作られた目的がある。人間も存在する理由があるのではないか。
では、その理由とは何だろうか?
私はこう考えた。人間は100年という短い寿命で、赤ちゃんから老人になり死んでいく。その間に心身を成長させ、家族や社会を築いてきた。戦争や災害もあったが、それでも進化してきた。これは誰かが教えたわけではなく、人間が本能的にそうしたことだ。
人間は欲望に従って生きてきたわけだが、それが人間や社会の足らなさを克服してきた。
つまり、人間は究極的には、人間や社会がより成長し、発展できるように、そのような目的性を内包して生まれてきたと言えるのではないか?
しかし、夢の中で私はその目的性を見失ってしまった。ゲームで出された問題は難解で解けなかったのだ。ゴールに向かって進めなかった。周りの人に助けを求めても無視された。「どうしてこんなことをしなければならないのだろうか」と苦しみながら夢から覚めた。
この夢から私が学んだことは何だろうか?
それは、人生にはゴールが決められているわけではないということだ。
人生を歩むことは白紙のキャンパスに絵を描くようなものだ。自らが創造性を発揮して、その都度ゴールを決めながら描いていく。他人は干渉できない。自らが悩み、目的を持って構築していくことだ。
人間には、それができるための資質や才能、欲望というものがすでに備わっている。それで、これまで人間社会は発展してきた。人間はそのような目的性を持って生まれてきた存在だということだ。
私は老年期に入ったが、この夢を見て、力を与えられた。
人生をどのように歩むかは、私にかかっているのだと。夢の中のゲームは失敗したが、現実の人生はまだ続いている。私は自分を信じて、自分の中にあるタレントや創造性を見つけながら、新しい絵を描いていくつもりだ。
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