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2022年12月の記事一覧

思い出の主導権は私が握りたい

なんでこんなに好きになったんだろう と なんでこんなに忘れられないんだろう の 本質って同じだと思う。 好きになったのに明確な理由がない人ほど、忘れるのだって理由なく難しい。 きっと、両想いのフリをした片想いだったことがあった。自分の想いが強いほど、相手の想いも強いものだと思い込んでいた。 彼の好きなところは沢山あったのだけれど、今振り返って、本当にそれらが好きだったのかと問われると自信がない。 明確な理由のない「好き」はとても強力だ。 何もかもなぎ倒してくる「好き」

拍手の音で泣いてる

人生色々なことがあるなあ、と自分や周囲の人たちを見てしみじみ思ってしまう。 楽しいことばかりではなく、思いもよらないことや決断を迫られるようなこと、自分の人生が大きく変わってしまうようなこと。 色々な人の話を聞くたびに、わたしだったらどうするだろう、どんな気持ちになるだろうと深くまで考えてしまう。考えても、実際そうなった時に冷静でいられるだろうか、とまた思いに耽る。 大人になって、自分で何でも選択できるようになった自由さを考える一方で、本当にこれで合っているのだろうか、後々

空の選び方

家族も寝静まり、玄関の鍵が祖父によって閉められて僕の1日は始まる。 連絡を取るのが特に苦手だ。 コミュニケーションは人よりも得意な部類だと 自負できるが、マメなLINEというものが本当に 苦手なのだ。 電話で基本的には済ませたいが、時刻が2:35 ともなると基本的に気を遣って誰とも話さない。 閉められていた鍵を開け、普段出かけるよりも 一枚多く服を着込みイヤホンをして外に出る。 12月の空はやけに遠くて星はイヤらしく光る。 10年前はふかしていたタバコ。 今は肺に染み込

好きになってよかった。

クリスマスイブの日、今シーズン初めて銀世界を見た。昨年に引き続き今年も積雪が多いらしい。起床時間を1時間早めて、起きてすぐにカーテンの隙間から積雪の有無を確認する生活がまた始まってしまった、と絶望に似た感情が胸に広がる。 雪が積もると出勤前のTODOリストが格段に増える。まず雪見だいふくのような姿の車から雪を降ろし、周りの雪を掻き、暖機運転をしつつフロントガラスの雪を溶かす。普段の比でない渋滞の列に車を並ばせながら、雪の上を歩くような運転をする。そんな時期なのだ。北国の人か

いつまでも綺麗な人々は、意識の積み重ねで出来ている

先日職場で「見た目的に年齢近そうだな〜」と思っていた人が10個も歳上でひっくり返った事件があった。 もちろんその日の夜は念入りにパックをしていつもより丁寧に保湿して、将来私もそうやって思われてぇ〜って考えた。 最近身に染みて感じることは、「意識の高い場所にいると、自ずと意識が変わるよな」ということ。 当たり前ですが…って感じなのだけど、こうやって身に染みて感じると色々考えてしまう。 だって、 アパレル業界の人ってマジで若々しくて綺麗なの!!! 私は今26歳なのだけ