『糖尿だよ、おっ母さん!』の感想
『糖尿だよ、おっ母さん!』/グレート義太夫
この本は、糖尿病になって対応を怠り死に至る過程を記録した、とても
貴重な本だと思う。(普通そんな本はない)
著者の義太夫さんは、自身が糖尿病の家系であったこともあり、医師から
糖尿病であることを告げられた時に、「どうせ助からないんでしょ?」と
対応をあきらめてしまったのだった。
『絶望は死に至る病』という言葉があるが、糖尿病対応は、メンタルが
ヤラレると詰んでしまいます。(本当に詰みます)
精神を追い込まれるような逆境において、判断を諦めずに最善を模索する
タフネスさが求められるのです。
悲しいことに、義太夫さんにはそれがなく、最後の最後までどこか他人事
というか、「どうせ治らないんだからしょうがないじゃん」というような
感じで、負けが込んで追いやられていくわけです。
私には、「どうせ助からないんでしょ?」と思い込んでしまったがために、
助からない未来へと至ってしまったように見えて仕方がありません。
糖尿病対応の最悪例というか、反面教師的に「こうなるなよ」という
見本のようなものを、義太夫さんは身をもって示してくれたんじゃ
ないんでしょうか。
私はこの本を読んでよかったなと思っています。(ーωー
糖尿病の方にオススメな一冊。 怖さが分かる。