【予防療法】いい香りで認知機能のトレーニング!
近年コロナ禍だったこともあいまって、
急に匂いや味覚を感じにくくなったという症状が話題にのぼりました。
嗅覚は加齢に伴い衰えていくものですが、あきらめる必要はありません。
嗅覚トレーニングを週間的に行うことで、
嗅覚自体のみならず言語機能や幸福感を
向上させるということが最近の研究で分かっています。
認知機能に先手を打つ!
「どうやって嗅覚を鍛えていけばいいの?」
と疑問に思う方もいらっしゃるはず。
そこで紹介したいのが、昨年は発売を開始した日本初上陸の
『嗅覚トレーニングキット スメルリストア』。
1箱に4種(ユーカリ・レモン・グローブ・ローズ)の
エッセンシャルオイルが充填されたスティックが入っており、
毎日コツコツ、1日3回を目安に短時間で4種を嗅ぐだけ。
使い方も簡単です。
嗅覚を刺激する香り(果実、花、樹脂、スパイス)を
エビデンスに基づき採用!
すべての年齢の方を対象に妊娠中や授乳中の方でも
安心してご使用いただけます。
認知機能の嗅覚には密接な関係が!
においを認識する脳の部位と
アルツハイマー型認知症の初期に変化が起きる部位は重複しているため、
アルツハイマー型認知症の人はほぼ100%
嗅覚障害がある という報告もあります。
身の回りのにおいを嗅ぐセルフチェックで、
嗅覚の衰え や嗅覚障害の有無を知ることが症状の早期発見の決め手に!
嗅覚の衰えは 早い段階でトレーニングを開始しましょう。
日頃から嗅覚トレーニングを行うことで、脳にも良い刺激になります。
このトレーニングは筋トレと同じで、なにより継続することが大切です。
嗅神経細胞は死滅しても再生する
積極的ににおいを嗅ぐことは、におい成分を嗅粘膜に届け、
嗅神経細胞、嗅神経への刺激となり、
脳ににおい成分の情報を伝達するトレーニングとなります。
嗅神経細胞は死滅しても再生すると言われており、
嗅覚トレーニングは嗅神経細胞の再生を活性化させます。
嗅覚障害は原因やレベルによって回復にかかる時間が異なります。
副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などで鼻副鼻腔に炎症が原因の場合には、
1~2か月程度、
ウィルス感染症や頭部の外傷による嗅覚障害は
回復に1年以上かかることもあります。
長期治療の中心となるのが、嗅覚刺激療法(嗅覚トレーニング法)です。
嗅神経細胞は死滅しても再生すると言われており、
嗅覚刺激療法に用いる“odour prism”に基づいた
この4種類の香りは嗅神経細胞の再生を活性化させる刺激となります。
香りがはっきり分からない場合でも、
どのような香りか想像しながらトレーニングを継続することで、
失われた嗅覚の回復と強化に繋がります。
嗅覚トレーニングのポイント
1、意識して嗅ぐ
効果を高めるために、香りがはっきり分からない場合でも、
どのような香りか想像しながら行ってください。
2、短時間、毎日コツコツ続ける
トレーニングは一度に長時間かけて行うよりも、
短い時間で頻回に、毎日続けることが大切です。
3、日常生活の香りを取り入れる
嗅覚トレーニングの基本となる4種類の香りの他に、
多くの刺激を与える方が効果があるとされています。
新鮮な刺激を嗅神経に届けるために、
周りにある色々な香りを嗅覚トレーニングに取り入れてみましょう。
(コーヒー、カレー、炊き立てご飯の香りなど)
より効果を高めるために嗅覚トレーニング前に鼻うがい
鼻洗浄で鼻腔、線毛、 嗅粘膜を清潔にしてから
嗅覚トレーニングを行うことでより効果を得やすくなります。
鼻洗浄の洗浄液は、無香料でミントやメントール等不使用で、
刺激のないものがおすすめです。
皆様からのお声
■耳鼻科の先生のお声
嗅覚障害の患者様に対して嗅覚トレーニングをして欲しくても
患者さんには身の回りの匂いをしっかり嗅ぐように、としか
伝えらなかったのですが、
スメルリストアのおかげで説明しやすくなり大変助かっています。
■介護士の方からのお声
コロナ感染後、排水溝の匂いや尿の臭いなどの臭いが
感じられなくなってしまい仕事に支障がでていました。
コツコツ嗅覚キットでトレーニングをしたおかげで
匂いが戻り仕事を続けられています!
■患者様のお声
コロナ後遺症で嗅覚だけ完全には戻らず…
毎日スメルリストアを使っていたら少しずつ回復してきました。
以前よりご飯がおいしく感じます!