夢の続き
私には夢があります。
「世の中を良い方向に社会を変革する」という使命感をもって、私は生きています。
今現在、指標としての達成目標に明確な形は無いのですが、要素として不特定多数の方に自らが作り出したプロダクトや仕組みを提供し続ける事、これが私の生きる道として考えています。
とはいえ、自分の夢や目標に若干の行き詰まりを感じています。というのは、過去の施策を実現して数々のメディアに取り上げられておそらく日本に住んでいる多くの方が施策に触れて以来、過去の自分に今の自分が越えられずにいます。
もちろん、外資ITに転職した今としては、能力的にも結構な段階で上がり、自分の仕事の影響力も高まったと考えています。
当時は出来なかったビッグデータの扱いも少しは得意になり、数々のプロジェクトもこなしています。
しかし、自らの制御可能な幅とアイデア壁打ちの数が少ないからか、自分の「しきれていない感」が大きく自分の中に存在しています。
この感覚は足枷のように、自分の中に小さな澱みをつくり、私の足を引っ張る感覚を抱かせて、日々の生活に影響を与えています。
毎日が足掻く生活で、自己研鑽を続けてはいるのですが、悔しいかな、うまく創造に軸足を乗せられる生活には出来ていません。
私の中の夢の定義には測定可能な要素として「不特定多数」という要素が入っているので、自らスタートアップを作ったり、副業をするというより、大企業にいる方が実現をしやすいのが現実なんですが、夢を捻じ曲げたり、蓋をしようとする思考が自分の中に生まれたりして、日々葛藤だなと感じており、それこそよく言われる「自分の軸」を持っていないとすぐ易きに流れがちと感じています。
では、そんな私に何ができるのかというと、2パターンだと考えております。それは「夢の形を変える」か「夢の続きを追い掛ける」というものです。
その内、私が選んだのは後者であり、どれだけ遠回りでも、非効率でも、苦しい想いをしても、自分には選んだ選択肢にしか興味がなく、たまたま与えられた状況や形の変容を許容できない私のキャパシティの低さがその原因だと考えています。
では、これから自分が何をすべきかと言うと、①未知の体験というインプットを増やす、②小さな成果を育むとともに大きな思考を持つ、③冒険に立ち向かう覚悟をする、④仲間と目標を分かち合う、⑤高いレベルでの継続をする、この5要素が重要だと考えています。
悔しいかな、今の自分は今の文脈で語りきれる程、強くいることができません。
高い目標を掲げていても、実際の自己評価としてはとてつもなく低く、世に一般で言うと自己肯定しきれていないのかもしれません。
日々悔しい、挫折する、苦しい、そんな環境は辛いと感じるのももちろんあるのかもしれませんがそこはプラスに捉えて、自分の能力からすると圧倒的に高いレベルにいる人から学んで、自分自身が飛躍的なステップを歩めるようにしたいと考えています。
夢の続き、それはとても険しい道で、寄り道をしたくなる時、休憩をしたくなる時、わき道や乗り物を使う人を見た時に自分が落ちてしまったりする時もありますが、同じように悩んでいる人には「明けない夜はない」と心に思って高い基準で生きてもらいたいと考えています。
私には夢があります。
非連続的に社会を変革するイントレプレナーでありつづけたいと考えています。
その道には頂点は無く、自分自身の到達した最高峰を更新し続けるしかありません。ただ、自分の力でたどり着いた高い場所からの景色は絶景と信じて、これからも前に突き進みたいと思います。