ともえもんNEO

なんでも書いていきます。ポエマーです。

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最近の記事

春秋要約150字_読書に作者の意図は必要か。百田さん、少子化問題の発言撤回。暗黒世界は小説で表現を

読書とは作者の意図を探る営みなのだろうか。野坂昭如さんは「火垂るの墓」を「締め切りに追われてワーッと書いた」と語る。百田尚樹さんの「永遠の0」を再読した。作家の政治的発言を踏まえて読み解く人もいるだろう。この度、百田さんは少子化問題への発言を撤回した。人権侵害の暗黒世界は小説で表現して欲しかった。本文149文字 *ともえもんのつぶやき* やさしいタッチのはちみつイラストはこちらから

    • 春秋要約150字_キラキラネームで混乱か。来年5月に改正戸籍法施行、名前に読み仮名記載を義務付け

      江戸幕府の最後の将軍・徳川慶喜を世間は親しみをこめて「ケイキ」、海軍副総裁・榎本武揚は「ブヨウ」と呼んだ。ところが最近の個性的な名前の読み方は一筋縄ではいかない。全国民の戸籍の氏名に、読み仮名の記載を義務付ける改正戸籍法が来年施行される。キラキラネームをどこまで認めるか。自治体の混乱が想定される。本文149文字 2024.11.22金曜日 春秋(日本経済新聞)より *ともえもんのつぶやき* 戸籍氏名の振り仮名を確認するための通知が各自に届くらしいです。 1年以内に届け出を

      • 春秋要約150字_中国・深夜の集団サイクリングは大衆不満の表れか。抑圧体制は国外脱出を増加させる

        伊勢神宮を巡礼する「おかげまいり」は江戸時代の流行だった。封建支配からの解放感は「ええじゃないか」の狂乱となった。中国・河南省での集団サイクリングがこれに重なる。SNSを機に道路は自転車で埋め尽くされ当局規制に及んだ。抑圧的な体制下では大衆の不満が思わぬ形で噴き出す。中国では「抜けまいり」が増えている。本文150文字 2024.11.15金曜日 春秋(日本経済新聞)より

        • 春秋要約150字_脳は同じ情報を繰り返されると真実に思える。情報を冷静に疑う一呼吸が必要だ。

          真偽に関係なく、同じ情報に曝され続けると真実と思えてくる。「真理の錯誤効果」という認知の偏りだ。政治で多用され、ヒトラーもその一人だ。シンプルな訴えを大衆に反復して説く。情報が偏りがちなSNS時代だ。脳には認知の偏りがある、と気づくだけでも大きく違う。受け取る情報が真実か否か、冷静に疑う一呼吸が必要だ。本文150文字 2024.11.21木曜日 春秋(日本経済新聞)より

        • 春秋要約150字_読書に作者の意図は必要か。百田さん、少子化問題の発言撤回。暗黒世界は小説で表現を

        • 春秋要約150字_キラキラネームで混乱か。来年5月に改正戸籍法施行、名前に読み仮名記載を義務付け

        • 春秋要約150字_中国・深夜の集団サイクリングは大衆不満の表れか。抑圧体制は国外脱出を増加させる

        • 春秋要約150字_脳は同じ情報を繰り返されると真実に思える。情報を冷静に疑う一呼吸が必要だ。

          春秋要約150字_「心臓をリタルダンドさせてやりたい」谷川俊太郎さん、老衰のため92歳で逝去。

          詩人の谷川俊太郎さんが老衰のため92歳で亡くなった。「俺たちの朝」「鉄腕アトム」の主題歌や絵本なども手掛け、優しい言葉であたり前の感情を鮮やかに切り取った。詩を人々に届けるための試行錯誤を実践していた。「愛し続けた音楽のように心臓をリタルダンドさせてやりたい」望み通りだっただろうか。いつか尋ねたい。本文149文字 2024.11.20水曜日 春秋(日本経済新聞)より *ともえもんのつぶやき* 谷川俊太郎さんの詩で、大好きな一節があります。 * この一節にどれだけ支えられ

          春秋要約150字_「心臓をリタルダンドさせてやりたい」谷川俊太郎さん、老衰のため92歳で逝去。

          春秋要約150字_返り咲くトランプ政権に寄せる期待。米国民はここからの変革と再生を望んでいる。

          11月上旬までハワイに滞在していた。米大統領選の翌日、世話人の米国人は「堂々とトランプ派と口にできる」「バイデンの4年間は嘘をつかれた」と、話した。民主党はエリート層の代弁者という風潮が伝わる。リゾート地に毎朝響くシュプレヒコール、ビーチ沿いのホームレス。米国はここからの変革と再生を望んだのだ。本文147文字 2024.11.19火曜日 春秋(日本経済新聞)より

          春秋要約150字_返り咲くトランプ政権に寄せる期待。米国民はここからの変革と再生を望んでいる。

          春秋要約150字_作家の高橋秀実さん逝去。斬新な視点と温かな筆致で定年なき作家人生を駆け抜けた。

          世間の「常識」を疑い、掘り下げるのが作家・高橋秀実さんのやり方だ。自著「おやじはニーチェ」では、認知症の父親を書いた。丁寧な取材で知られる高橋さんが62歳で他界した。斬新な視点と自力で考え抜く姿勢を大事にした。「定年入門」では定年制度を取り上げていた。自らは定年することなく作家人生を駆け抜けた。本文147文字 2024.11.18月曜日 春秋(日本経済新聞)より

          春秋要約150字_作家の高橋秀実さん逝去。斬新な視点と温かな筆致で定年なき作家人生を駆け抜けた。

          春秋要約150文字_トランプ氏米大統領に再選。日本は民主主義の良知を暗中模索の先に示せるか。

          福沢諭吉は「西洋事情」で米国の共和政治について記している。木戸孝允は本書の独立宣言の箇所を批判した。政府要人の木戸には都合の悪いものだったという。与野党の絶妙な均衡で政権交代が起きにくい日本に対し米大統領にトランプ氏が返り咲いた。意思決定を模索中の日本だが民主主義の良知を米国に示すことを期待する。本文149文字 2024.11.8金曜日 春秋(日本経済新聞)より ■福沢諭吉「西洋事情」 『西洋事情』は,福沢諭吉によって西洋諸国の政治・風俗・経済など,当時の日本では知られて

          春秋要約150文字_トランプ氏米大統領に再選。日本は民主主義の良知を暗中模索の先に示せるか。

          春秋要約150文字_元証券マンが強盗殺人未遂の一方で現物株の取引時間が30分延長。市場の活性化期待。

          広島市西区は海岸を埋め立てて出来た静かな住宅地だ。今年7月、当地の80代夫婦宅に現金強盗と火災が発生した。容疑者は証券会社元社員である。自宅に他人を招き、資産運用の相談をすることにリスクを感じる人もいるだろう。東京証券取引所は現物株の取引終了時間を30分延長した。市場活性化の契機を見込む。本文145文字 2024.11.6水曜日 春秋(日本経済新聞)より 以下、サイトより抜粋↓ 東京証券取引所は5日から取引時間を30分延長し、午後3時半までにします。終了時間を延長するの

          春秋要約150文字_元証券マンが強盗殺人未遂の一方で現物株の取引時間が30分延長。市場の活性化期待。

          春秋要約150字_自転車の「ながら運転」厳罰化。技能以上に「軽車両」の自覚を持った運転が必要だ。

          民俗学者・柳田国男は「明治大正史世相編」で自転車技能について述べている。大正期以降は国産化され村々に普及した。「技能の習得は学校教育以上に重要」と柳田は指摘した。法改正により自転車の「ながら運転」が全国統一で厳罰化された。たかが自転車と軽視せず、車道上で責任を有する軽車両である意識が必要である。本文148文字 2024.11.5火曜日 春秋(日本経済新聞)より *ともえもんのつぶやき* ■ながら運転 罰則化 道路交通法が改正され、令和6年(2024年)11月から自転車運

          春秋要約150字_自転車の「ながら運転」厳罰化。技能以上に「軽車両」の自覚を持った運転が必要だ。

          読みたい作家「阿部公房」

          2024.11.9土 日本経済新聞文化面より ■国際派作家の先駆性 今年生誕100周年。社会の価値観変容によって自己の揺らぎを描いた独自の作品は国境を越えた。 県立神奈川近代文学館で「阿部公房展覧会」が開催中だ。 作家の恩田陸は寄稿文で 「公房の小説には写真や書類、新聞記事、地図といったビジュアル素材がしばしば登場する。それはフィクションをドキュメンタリーの手法で描く、今日の『モキュメンタリー』を先取りしていたともいえる」と記している。 半身は未来に乗り出しながら、

          読みたい作家「阿部公房」

          春秋要約150字_米大統領選控え民主主義を問う。恐怖心に扇動されず誠実な指導者を選ぶのが選挙だ。

          大統領の恋愛劇を描いた米映画「アメリカン・プレジデント」を引く。政治運営を明瞭に描いた点が話題となり、「民主主義とは何か」という問いが端々に織り込まれている。ハリス対トランプ選が近い。当選への必勝法が恐怖心を煽ることならがっかりだ。賢明な民が感情に流されず、誠実な指導者を選ぶことが選挙である。本文147文字 2024.11.4月曜日 春秋(日本経済新聞)より *ともえもんのつぶやき* トップ画像はこちらから! ひとめぼれ!とぅるん~~~~~!!!! しまっちゃうよ~!(←

          春秋要約150字_米大統領選控え民主主義を問う。恐怖心に扇動されず誠実な指導者を選ぶのが選挙だ。

          春秋要約150字_自公国では予算・税制を中心に協働。懸案が解決するなら与野党伯仲も悪くない。

          連立3党となると違和感を飲みこまざるを得ない。「自自公」といった略称にもそれは現れる。冨士講(富士山参拝ための互助会)と音が似ているのも連立政党は政権維持のための互助会だからか。「自公国」の国民民主党は予算や税制で協働するようだ。対立した政党が歩み寄ることで懸案が解決するなら与野党伯仲も悪くない。本文149文字 2024.11.3日曜日 春秋(日本経済新聞)より *ともえもんのつぶやき* ■伯仲国会(はくちゅうこっかい) 与野党の議席差が伯仲する国会をいう。本会議での単

          春秋要約150字_自公国では予算・税制を中心に協働。懸案が解決するなら与野党伯仲も悪くない。

          春秋要約150文字_性暴力で女性検事が元検事正を訴え。個人の痛みが社会を変える希望となる。

          新聞で励ましの言葉に出合うこともある。各紙が女性検事の記者会見を詳報した。魂の殺人とよばれる性暴力を受けていた。被告人の元検事正は「検察が機能しなくなる」として約6年の口止めを強いた。女性は検事として被害者に寄り添い闘ってあげたいと声を絞った。個人の痛みや悲しみは社会を変える。希望を灯してくれた。本文149文字 2024.11.2土曜日 春秋(日本経済新聞)より

          春秋要約150文字_性暴力で女性検事が元検事正を訴え。個人の痛みが社会を変える希望となる。

          春秋要約150字_「法の下の平等に反する」同性婚の否認に東京高裁が違憲判決。立法化が希求される

          津地裁の竹内浩史裁判官は著書で「良心に従う」について述べている。法律が無いと仮定して勝者はどちらかを、まず良心で考える。その基準は「正直・誠実・勤勉」である。一昨日、東京高裁は同性婚にかかる民法規定が「法の下の平等に反する」として違憲判決を下し、国会へ立法化を迫った。政治家の持つ良心に期待したい。 2024.11.1金曜日 春秋(日本経済新聞)より *ともえもんのつぶやき* さらに詳しいニュース記事です 画期的な判決になると、素人ながらに予感しました。 「違憲」と法廷で

          春秋要約150字_「法の下の平等に反する」同性婚の否認に東京高裁が違憲判決。立法化が希求される

          春秋要約150字_国連から夫婦同姓に止まらず皇室典範にも勧告。国家の根幹への軽はずみな介入は迷惑だ

          中国の楚の国で、絵の上手な者がヘビの絵に勢いあまって足まで描いた。「蛇足」の語源である。これと類似して、国連の女子差別撤廃委員会から日本へ勧告がなされた。指摘は夫婦同姓を義務づけた民法に止まらず、男系男子の皇位継承を定めた皇室典範に及ぶ。国家の根幹に関するテーマに対して軽はずみな介入は迷惑である。本文149文字 2024.10.31木曜日 春秋(日本経済新聞)より

          春秋要約150字_国連から夫婦同姓に止まらず皇室典範にも勧告。国家の根幹への軽はずみな介入は迷惑だ