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読みたい作家「阿部公房」
2024.11.9土 日本経済新聞文化面より
■国際派作家の先駆性
今年生誕100周年。社会の価値観変容によって自己の揺らぎを描いた独自の作品は国境を越えた。
県立神奈川近代文学館で「阿部公房展覧会」が開催中だ。
作家の恩田陸は寄稿文で
「公房の小説には写真や書類、新聞記事、地図といったビジュアル素材がしばしば登場する。それはフィクションをドキュメンタリーの手法で描く、今日の『モキュメンタリー』を先取りしていたともいえる」と記している。
半身は未来に乗り出しながら、時代の先端を疾走している。そんな作家の姿が思い浮かぶ展覧会だ。
■作品
小説
「砂の女」「他人の顔」「燃えつきた地図」(疾走三部作)
「壁ーS・カルマ氏の犯罪」「壁」「箱男」など
■モキュメンタリーとは
虚構の物語を事実のように伝えるドキュメンタリー風に構成する映像手法を、「モキュメンタリー(モック(擬似)+ドキュメンタリーの造語)」と呼びます。モキュメンタリーは、ドキュメンタリーのスタイルを取り入れつつ、フィクションであることを前提とし、視聴者に新たなエンターテイメント体験を提供します。
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*ともえもんのつぶやき*
どれも題名は聞いたことがあるけど、読んだことはなかったなぁ。
面白そう!!!
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もふもふきゅんっっ!!!