春秋要約150字_「法の下の平等に反する」同性婚の否認に東京高裁が違憲判決。立法化が希求される
津地裁の竹内浩史裁判官は著書で「良心に従う」について述べている。法律が無いと仮定して勝者はどちらかを、まず良心で考える。その基準は「正直・誠実・勤勉」である。一昨日、東京高裁は同性婚にかかる民法規定が「法の下の平等に反する」として違憲判決を下し、国会へ立法化を迫った。政治家の持つ良心に期待したい。
2024.11.1金曜日 春秋(日本経済新聞)より
*ともえもんのつぶやき*
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画期的な判決になると、素人ながらに予感しました。
「違憲」と法廷で耳にしたときは、報われた、伝わった、やっとここまで‥‥という言葉にならない気持ちが湧きたったと思います。
外野がとやかく言うのも失礼かなと思いながらも、
社会的にも大きな意義のある判決だと思います。
そして、同性婚が”当たりまえ”になったとき、引き続いて顕現する課題は”嫡出子か否か”だと思います。
ものすごく過激な持論ですが、私は時代の流れとともに「人工子宮での妊娠・出産」が達成されると現時点で考えています。
倫理的、社会的、医学的、諸々の問題はもちろん山積みです。
でも、病気で出産ができない人、同性婚で生物学的にパートナー同士だけでは妊娠・出産ができないひと、経済的な理由で出産ができない人‥‥。
生まれた子供はどうなるんだ!?
色んな声があるでしょう。
でも、それもふまえて包摂できる社会なら、もっと生きやすくなるんじゃないかと思います。
「そうなんだね、それもいいよね」
「みんなと違って大変かもしれないけど、大丈夫だよ」
結局マジョリティが是になるのが社会の常です。
なんだそれ、そんな正義知るか。
っていうのは、社会不適合者だからこそ言える強みかもしれません。
生物的に人間らしく生まれてきても、
憎みあって、罵り合って、殺し合うことの何が偉いっていうんだ。