春秋要約150字_自公国では予算・税制を中心に協働。懸案が解決するなら与野党伯仲も悪くない。
連立3党となると違和感を飲みこまざるを得ない。「自自公」といった略称にもそれは現れる。冨士講(富士山参拝ための互助会)と音が似ているのも連立政党は政権維持のための互助会だからか。「自公国」の国民民主党は予算や税制で協働するようだ。対立した政党が歩み寄ることで懸案が解決するなら与野党伯仲も悪くない。本文149文字
2024.11.3日曜日 春秋(日本経済新聞)より
*ともえもんのつぶやき*
■伯仲国会(はくちゅうこっかい)
与野党の議席差が伯仲する国会をいう。本会議での単純過半数を得ていても,与党が安定多数を得ることができず,野党が多数を占める逆転委員会が生れるような国会を指す。伯仲国会では,逆転委員会で否決された議案が本会議で可決される逆転可決に代表されるように,野党の影響力が強まるため国会運営はきわめて困難なものになる。そこで与党は妥協的な国会運営を余儀なくされ,与野党折衝に多くの時間がかけられ,予算や法案の修正も数多く行なわれる。そのため伯仲国会の時期は与野党関係は良好になり,法案の成立率や野党各党の法案賛成率などもむしろ高くなっている。
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