嵐に学ぶブランディングとは何か?【ビジネスの差別化】
嵐の経済効果を知っていますか?
活動休止前のラストコンサートでは一日で300億円、2020年~2021年年末現在までの総額は3000億円を超えるそうです。
※今日はいつもより、少しだけ長めの記事になります。※
アイドルをビジネス的な目線で見るのは批判ありそうですが、それでも嵐の独自的なファンづくりマーケティングに関しては、学ぶべきことが非常に多いです。
こういった悩みを持っている人にとっては今日の記事はすごく役に立つかもしれません。
それでは嵐のファンづくりの秘訣を見ていきましょう。
■ファンは6人目のメンバー
嵐の登場まではアイドルという存在はファンが見上げるような存在でした。
テレビの中、コンサートの壇上など一般人には手の届かない場所にいて、崇拝とも呼べるような行為の先にいる存在、それがアイドルでした。
でも嵐の登場で、ファンとアイドルの関係性は変化します。
学校の教室で「昨日テレビで、ニノが~」みたいな会話を女子高生が繰り広げることも多くなり、ファン一人ひとりが6人目のメンバーであるかのように感じることができるようになりました。
これによって嵐は、当時主流であった「雲の上の存在」「テレビの中のアイドル」ではなく、「友達のようなアイドル」という差別化を手にします。
■わちゃわちゃ感
嵐はメンバー同士でじゃれあうことが多いのは、テレビを見ていた皆さんでも知っていることでしょう。
今でこそアイドルはメンバー同士でいじりあったり、じゃれあうことは当たり前になっていますが、
かつてはアイドルたちは「〇〇様」と呼ばれていたように、「アイドルは異世界の住人」という雰囲気を醸し出していました。
でも嵐はそれを破って、メンバー同士でじゃれあったり、大野君は肝心なところで抜けていてそれを他のメンバーがいじったりと、
わちゃわちゃした仲良し感を視聴者に見せたのです。
これによって視聴者からは「しょうがないなぁ」「全くもう」というような子供や友達を見るような目で見ることになり、ここでも差別化に成功します。
■応援してくれる存在
嵐の曲は応援ソングが多いことをご存じですか?
嵐は遠く離れた別世界のアイドルではなく、いつも自分の近くにいてくれて、いつも自分を応援してくれる存在。
そういったブランディングがなされて、活動休止となった今でも絶大な人気を誇り、いつまでもファンの心に居続けることができるんです。
ここから自分のファンづくり、ブランディング、など少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
では本日はこの辺で。
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