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【初の精神科デイケア見学レポ】

タイトルの通り、今日初めて精神科のデイケアの見学に行ってきた。

見学をしようと思った理由は
・日中の暇な時間を誰かと過ごすことで、孤独感を軽減したい
・医療的なサポートを日常的に受けながら日々を過ごしたい(特に不安障害に関する認知行動療法を受けたい。)
と思ったからだ。

精神科のデイケアの見学に行きたいと思った時、
ちょうど孤独感と不安感が大きい頃で、
この不安感がもう少しおさまってから行こうと
見学の日程を電話した日の3週間後に決めておいた。

3週間経ってから、英語の勉強をしたり、友達と会ったり、今の自分や生活を少しずつ肯定できるようになってきたことで、孤独感や不安感は以前よりだいぶ少なくなっていた。

なので、デイケアはもしかしたら今必要じゃないのかもしれないと思いつつ、今日足を運んだ。

デイケアの病院に着いて、
案内されてまず第一に思ったことは


       おじいちゃんいっぱい…!

精神的な障害を持つ老若男女がバランス良くいると思っていたので、性別と年齢の偏りにまず驚いた。

そして皆、あまり元気いっぱいではない様子。
(これは精神的に病を患っているから当然のことなのだが。)
座ってぼーっとしている人がほとんど。
何か作業をしている人はいなかった。
なんとなく異様な雰囲気で少し圧倒されてしまった。

スタッフの方に年齢層や性別を聞くと、
やはり60代の男性が多く、20代の女性はほぼいないとのこと。

それから、月のデイケアのスケジュールプログラムを見せてもらった。
卓球やヨガ、頭の体操にちぎり絵体験。
なんだか、老人ホームのイベントスケジュールを見ているようだった。

そしてここでは、認知行動療法のような治療を受けられるのか聞いたところ、
「それは主治医の先生と相談してみてですね」とのことだった。
なんとなくフワッとした返答で、
あくまでデイケアは精神的に障害を持つ人々が日中に皆で時間を過ごす場所なんだなと感じた。

また、プログラムは絶対参加するものではないらしく、参加しない人は和室で横になったり、
本を読んだり、各自で時間を過ごす人もいるそうだ。

これに関しては、私は家でするほうが人目を気にせずリラックスできるし良いなと感じた。

見学と説明はざっと20分くらいで終わった。

終えた直後の感想として、
私別にデイケア行かなくて良いや
と思った。

その理由として、
自分や自分の今の生活を肯定できるようになったことで、現状に満足していることが大きな要因だと感じた。

私の今の現状は、
読書、韓ドラ鑑賞、英語の勉強、友達と会う、散歩、
母親と出かける、カフェ巡り、図書館行く、本屋行く、たまに美術館やクラシック鑑賞などアートに触れる、
たまにプチ旅行する
である。

自分の好きなことを好きなだけして、
最近やっとそれを素直に楽しめ、肯定できるようになった。

そうできるようになったきっかけとなった本が何冊かあるのだが、それはまた次回記事として紹介したい。

とにかく、今の自分にはデイケアが必要ないことが分かったのが大きな収穫だった。
と同時に、自分の精神的な部分が大きく成長したことも感じられた。
前は、楽しむことに罪悪感を感じたり、孤独感や不安感、焦燥感にさいなまれていたが、
たくさんの時間、本、精神科にもらった薬、友達や人に相談するなど色々な要因が重なって、今の自分を肯定できるようになった。そうすることで不安感や孤独感も少なくなった。
なぜなら1番近い自分が自分の味方になってくれたからだ。
デイケアは必要ないと感じたことで、今の自分の生活でいいのだと思えるようになった。
そのことを深く実感することができたので、とても良い日だった。

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