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そらのうた

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#継続

飾らない言葉で君を飾る

飾らない言葉で君を飾る

言葉は想定通りの速度を帯びないから悲しい

直線に沿って君の心臓に届けばもどかしい気持ちにならないのに

僕の思いはスローボールで忘れた頃に君に届くのかな

もしかしたら届きもしないで地べたに着地するかもしれない

梢と梢の間から零れる光のように
すっと君の心臓に届いて、届け

伝えたいことは一つだけ
忘れて欲しくないことは一つだけ

どんな君も どんなときも
言葉には収まらないほどに
僕は君に惹

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言葉では…

ありがとうも可愛いも
素直に受け取ることができない君の心を
撫でていたい

言葉は不意に人も現在も過去も世界さえも、既定された範囲内で象ってしまう

僕も君も不器用だ 言葉だけでは伝わらない、届かないね

例えば雪の日に公園へ連れ出して
雪合戦した君は普段より笑顔が溢れていた

雨の日 傘を持たない僕に「これ」の一言で渡したぎこちない優しさが始まりだった

少しずつ思い出が重なってくね
無理に伝え

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胡蝶の夢の如く

夢は螺旋みたいだね

いつまでもぐるぐる回って果てがないみたい

夢は想像の具現化だね

頭で描いた事柄が次々に現実になっていく

夢は舞散る桜みたいだね

若さが永遠じゃないと気付いてしまったのさ

夢は熟した果実みたいだね

青かった頃が今の自分を作り願いを叶える

夢は蜃気楼のようだね

あまりにも朧気で存在したか今じゃ怪しい

夢見る自分 夢を叶えた

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未明の刻に

君は歌う。未明から桟橋で横たわり歌を歌う。

空の色が藍色と紫と黒のグラデーションで曖昧な今に自己投影する。朝が来たら毅然とした青空と太陽が君を炙り出す。

陽が登らない頃にだけ見える世界。不安も高揚も過去も未来も、この刻だけは許容できる。

18時30分になれば星空が跨ぐ、君は誰も星を仰がない時間に自分を見つめる。

君が最も君らしいこの時刻に寝ている僕は、君を理解したそぶりを見

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画面の向こう、君の笑顔

感染拡大の最中、画面の向こう側の君が笑っている

30kmも離れた場所で君はいつもの笑顔を見せてくれる

君と電波を通して繋がっている、その事実が僕を安心させる

こんな時代に生きて
こんな状況にあって
こんな笑顔を見れて

僕は心穏やかに、不安を乗り越えられる

ありがとう
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