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なつこん
2018年9月9日 13:09
無事に子が産まれたら終わりではない。私は未だ、手術台の上。 手術日が決まったとき、医師からの説明の中で、「赤ちゃんが出た後、お腹を閉じるときは眠るように薬を入れるか」と問われ、「是非お願いします!」と希望しておいた。手術前日、再度、看護師から当日の流れを説明され、そのときにも同じことを聞かれたので「是非お願いします!!」と力強くお願いした。しかし、そのとき「うん、わかった〜!でも先生によっ
2018年9月9日 09:07
帝王切開当日。体温、血圧、胎児の心拍を確認し、朝から点滴開始。前日夜から水も飲めなかったのでカラカラの体に染み渡る。 手術は午後一なので、午前中は特にやることがなく、家族が来るまでテレビなどを見て過ごす。お昼頃家族が来て、13時過ぎに手術室へ。手術台に上がると、室内にサザンオールスターズの曲が、わりと大音量で流れているのに気づく。麻酔科医より背中をアルファベットのCのイメージで丸めるよう指示
2018年9月5日 11:04
お腹が重くて動きづらかったことも、喉の奥が詰まった感覚で食事が全力で楽しめなかったこともいよいよ終わりに近づきつつある。術後は術後で傷の痛みと後陣痛に悩まされるのだとわかっていても、ようやくここまで来れたことが嬉しい。1人目のときの写真を眺めながら、記憶を呼び起こす。普段出社して、打合せして事務処理して……とかやっている生活と、この出産とは、同じ時間を過ごすのでも内容がまるで違う。
2018年9月2日 20:03
3日前にnoteを更新した後、お腹の張りが治らず産婦人科を受診し、NSTでも張りを認められ、そのまま入院となった。翌日手術になるかもとのことだったが、翌朝の診察結果、子宮口は開いておらず、子宮経管も短くなっていないので、特に急いで手術をする必要はないが、することは可能、ただしする場合はデメリットがあると言われた。デメリット1 まだ母体の出産準備が充分とは言えない今手術すると、赤ちゃんが体
2018年8月31日 10:32
何故こんな明確なのかというと、今回の出産は予定帝王切開だから。1人目の息子を緊急帝王切開で産み、2人目も特にVBAC(帝王切開後経膣分娩)とか考えていなかったので、近所の産婦人科に行くと、自動的に「今回も帝王切開ね〜」となった。一度出産してみて強く思ったのは、妊娠・出産はそれ自体が奇跡で産み方なんてどうでも良いということ。周囲の話、テレビドラマ、ネット情報等……知れば知るほど子ども1人
2018年6月3日 00:32
結婚して半年、毎日残業続きの私は心の中で叫んだ。 「子ども作って1年くらい休みたいっ‼︎」 ……結婚式を終え、そろそろ子どもを、と夫婦で考えていたのは事実だが、私は、少々追い詰められた気持ちでそう思った。 避妊の解禁。とはいえ、年齢的にすぐ授かるものなのだろうか? 一応、私は結婚してすぐブライダルチェックを受けたけれど、妊娠を保証するものではない。夫にも、もしかしたら問題がある
2018年2月6日 08:22
独身の頃、休日にときどきショッピングモールへ行くと、家族連れがやたらと目に付いた。こういうところって、たまに来るから楽しいけど、広過ぎて行く店を絞って行かないとくたくたになる。やたらス◯バが混んでるけど、あえてここで買わなくても行こうと思えば普段、行けるしな……。結婚して毎週こういうところに来るようにはなりたくないな〜、なんとなく。その当時の私からすると、毎週同じことをして過ごすことは退屈
2017年8月21日 07:54
ラララ ぞうきん ラララ ぞうきん♪--かつてぞうきんがこれほどフィーチャーされたことがあったであろうか。……子育て界はまだまだ驚きに満ちている。満10か月を迎える3日前、息子がついに歩いた。そうなると、行動範囲はさらに広がり、様々なものに興味を持って動くので、今まで以上に親子ひろばや児童館を利用するようになった。親子ひろばはともかく、児童館や支援センターは自宅からまあまあ遠いので、ベ
2017年5月21日 10:24
「ワンオペ育児」最近良く耳にする言葉である。1人で育児を引き受けなけれざいけない状況。SNSでそれを嘆くママ達の嘆きを良く目にする。赤ちゃんと一対一で過ごすのは、確かにしんどい。時々、命の重さに押し潰されそうになる。うちも、基本的にはワンオペの日々である。夫はフリーランスで映像制作の仕事をしていて、納品前になると泊まりで作業は当たり前、急な仕事で休みがなくなることもある。夜は遅い。勤
2017年4月4日 11:55
--今日も離乳食、気が重い。歯のない人に食べさせるのがこんなに骨の折れるものだと知ったのも、息子と暮らすようになってからのこと。お粥の裏ごしって‼︎ そもそもお粥って歯ごたえもないもののはずでは……。手をべとべとにしながらお粥を漉し、次はにんじん、ほうれん草……とやる頃にはかなりへとへと。たまらずハンドブレンダーを購入した。ちなみに私はコードレスタイプにして正解だった。コンセントの位置を気
2017年1月24日 12:36
前月の長雨は、一気に次の季節を連れてきた。結局、秋用のコートに袖を通すことがなくこのまま冬になりそうだ。 ある日、息子の体に蕁麻疹が出た。生後半年を過ぎ、免疫力が低下してきたせいだろうか。 病院に連れて行くと、蕁麻疹の原因は、はっきりしないことが多いらしい。洗ってしまい込んでいた毛布を使ったせいかも知れない、とのことで、すぐに毛布を洗い直した。最近始めた離乳食のせいではないようでほっと
2016年12月15日 20:59
「そういえばさ、お姉ちゃん、保育園見学とか行ってる? そろそろ来年度の申込時期じゃない? 何個か行っといた方がいいよ。園によって雰囲気とか全然違うから」 ある日、先輩ママである妹にそう言われハッとした。私は、来年の4月には職場復帰の予定なのである。 妹と話した翌日、私は早速市役所へ行き、保育所について色々と教えてもらった(『保育所』というのが正式だとその時知った)。来年4月入園の申
2016年11月1日 21:10
人間の赤ちゃんというのは、生まれてきただけで、何もできない。こんな未完成のまま出てきちゃって、可愛さのみで世話してもらえるなんてある意味すごいわ。後ろから見てもわかるほどぷっくりしたほっぺ。まさにちぎりパンみたいなむちむちの手足。ぽこんと出たお腹。すべてが曲線でできたまあるい人間。「産んだ責任」とか「親だから」ってより、やはり可愛いからお世話してしまうんだよな~。……可愛いだけ、最強。
2016年9月30日 19:34
……あれ? いつの間にうつぶせになってる。これって寝返り? 今まで3人掛けソファを息子のベッド代わりにしていたけれど、そろそろ危険かも。新居が決まっていて良かった。ここに住むのもあと少しだ。 --里帰りから自宅へ戻った当初、息子は大人用ベッドで寝かせていた。しかし、我が家の寝室にはエアコンがなく、窓は外に押し出して開けるタイプで、網戸もない。蒸し暑くなってきたある日の夜、大丈夫かな