【H】と【A】でイメージ!【自立】と【依存】のわかりやすい考察
今回は、
「自立」と「依存」について、わかりやすい考察をしてみたいと思います。
アルファベットの【A】
文字の形をみると、
斜めに寄りかかった2本の線が
中心の短い線でつながっています。
斜めに寄りかかった線は、「2人の人間」を表します。
中心線は互いの「手」。
2人は倒れないようにガッチリと手を握り、
互いに支え合って立っています。
しかし、どちらかがいないと、
どちらも自力で立っていることはできません。
アルファベットの【A】は
依存を表しています。
アルファベットの【H】
こちらも、文字の形をみると、
独立した2本の線が、垂直に立っています。
そして同じく
中心の短い線でつながっています。
独立した2本の線は、「2人の人間」を表します。
中心線は互いの「手」。
2人は一部分でつながっていて
それぞれは自力で立っています。
一時的につながりが切れても
しっかり垂直に立つことができます。
アルファベットの【H】は
自立を表しています。
【A】の関係で起こること
依存心の強いものどうしは
一見しっかりと成立した関係性に見えますが、
いったんバランスを失うと様々な弊害が起ってきます。
一方の依存傾向が強すぎれば、
もう一方の支える力も同様な傾きになる必要があります。
それが度を超えると、角度は大きく鈍角に開き
互いにペシャンと倒れてしまいます。
病んだ人を支えて自分も病む「共倒れ」です。
一方が自立に向かって垂直に近づけば、
もう一方も、自立に向かわざるをえません。
依存関係を維持しようとして、
相手の自立を阻止する力が働くこともあります。
支配や束縛という「道連れ」です。
毒された人間は【A】傾向
「毒親」や、それに準ずる「毒され人間」は、
依存心が強く、他との人間関係において、
【A】の形の人間関係を築いてしまう傾向にあります。
自分が誰かの支えを必要としているので、
自分と同様な支えが必要な人を求めたり、
共鳴し合って、
支えが必要な人が寄って来やすいのです。
親子関係、夫婦関係、友人関係、職場の人間関係…
さまざまな場面で、知らずしらずのうちに
歪んだ人間関係を築いてしまいます。
「強力な毒され人間」は
相手に依存させてもらえないとわかると、
すぐに次の寄生先を探します。
自立するという概念が頭にない人もいます。
ターゲットになる人も気の毒ですが、
自分の中に毒要素(依存心)があると、
毒され人間のターゲットになりやすいのです。
育て方で決まる【A】と【H】
普通、人はみな年齢とともに
「自立した人間」に成長していきます。
人はみんな「幸せになるために」生きています。
「自立」は幸せに生きるための最短の方法です。
しかし
親にどのように育てられたかによって
自立や依存の度合いは大きく異なってきます。
【A】になるか【H】になるかは、
その親の責任なのです。
親は、「自立」を目標にした子育てをする責任があるのです。
【A】から【H】への努力が大事
結婚して夫婦になる、親になる時点で、
自立しているに越したことはありません。
しかし、自立の度合いはそれぞれ。
夫婦や親子になり、様々な経験をし、
考え悩み、未完から完了に向かうことも多々あります。
最初は【A】の関係であっても
「共倒れ・道連れ」ではなく、
互いに支え合いながら、互いの自立を応援し、
共にバランスを取りながら
最終的に【H】の関係になるというのが望ましいのです。
人間関係は【H】型がよい
自分が【H】型の人間になれば、
【A】型の人間が周りから近づいてくることはありません。
親子関係をはじめ、人間関係の悩みや生きづらさは、
自分の中に【A】型の要素があることに起因しています。
いつまでも、【A】人間の支えに
なってあげる必要はありません。
自分が【H】人間になって垂直にたてば、相手は転びます。
つい手を差し伸べたくなりますが、ガマン!!
転んだ相手は、放っておいても
ひとりでに起き上がります。
(もしくは次の寄生先をさがす?!)
【H】型になるのに、
誰の許可もいらないのです。
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