どうりで開かないはずだ。だってもう開いてんだもん。
ゴマが入っている瓶のフタを開けようとした時のこと。
何度やってもなかなか開かないのです。
懸命に回すんだけど全然だめ。
「なんだよ…」と思って手を離し、あらためて瓶を見てびっくり。
瓶はもともと開いていて、すでにフタが付いていない状態だったのです。
フタが付いていると思い込み、どこにもないフタを必死になって開けようとしていたわたし。
どうりで開かないはずだよ、だってもう開いてんだもん。
その時、「しなくていい努力ってあるんだなぁ」と思ったんです。
何にもしなくたって、すでに瓶は開いてたんだもん。
すべてはそうやって、すでに塩梅よくそこにある。
ただそれを感じて、ありがたく感謝しながら受け取ったらいい。
なんでも努力をしないといけないと思いがちだけど、それって無いフタを一生懸命回そうとしているようなものなのかもしれない、とも思ったり。
フタが付いていなかったことに気づかなかったわたしの手の感覚どうなってんのよと訝しい気持ちになりつつ、
「ゴマだけにもう開いてた!」とアリババ的なとんちに気づいたりもしたのでした。
【ちなみに】
アラブ世界、アラビア語において「開けゴマ」は、未知の扉を開き、新しいものに出会う・挑戦するという意味があるそうです。なんかいい言葉〜♡
【さらにちなみに】
写真と本文は一切関係ありません笑
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