#2 コンプレックスだらけの私が「行動する」ことで変わっている話
もうすぐ20代半ばになるNari.です。
約四半世紀を振り返ってみました。
コンプレックスだらけの過去
私は義務教育の6年と3年の間、数ヶ月学校を休んでいた時期があります。
不登校の定義とは少し外れますが、当時のクラスメイトからの認識は、
「学校に来ない子」「不登校」だったのではないかなと感じています。
そのなかでも仲良くしてくれていた友人はいました。
高校からは環境を変えようと思い、受験勉強をするために中学3年生は欠席数も少なく、学校に通いました。
中学3年秋頃には部活動も引退し、受験期に入ります。
勉強することが好きで、教えることが好きだった私は、仲の良い友人を数人だけ呼んで公民館で勉強を教えることもありました。
無事第一志望だった全日制の県立高校に入学するものの、3ヶ月で通信制高校へ転校。
通信制高校では2年生後半と3年生前半の時期に学校に通えず、結果4年で卒業しました。
希死念慮が絶えず、自傷行為を繰り返してしまう日々でした。
学校に通えない時期にうつ病と診断され、ASD(自閉スペクトラム症)の傾向があると精神科医師に伝えられました。
高校卒業後は薬業科のある専門学校へ入学しましたが、2ヶ月で中途退学。
その後はアルバイトをしながら3年間フリーターをしました。
1度目の転機
1度目の転機がやってきます。主治医からのひとことでした。
「精神保健福祉士とか資格取ってみたらどう?」
当時の私は精神保健福祉士という職業を知らなかったので、すぐ検索しました。
精神保健福祉士は精神障害などでハンディキャップを抱えるひとを中心に支援するソーシャルワーカーです。
私自身が学生ではなくなってフリーターとしてアルバイトをしていても、
あまり長く続かない、人間関係でうまくいかない、そもそもアルバイトに行くのが億劫、家の外は怖いという認識を持っていました。
でも誰かの役に立ちたい。私と同じような境遇の子どもや若者が社会から孤立しないためにできることをしたい。
そこからは早かったです。
私は通学は向いていないと感じていたので、通信制の大学を調べ資料を取り寄せました。
取り寄せた資料から自分でも卒業できそうだなと感じた、精神保健福祉を学べるコースのある東京通信大学に入学することが目標になりました。
入試を経て、無事合格しました。
現在は精神保健福祉士と社会福祉士の国家資格を取得するために、精神保健福祉、社会福祉の両方を学んでいます。
2度目の転機
いつものようにSNSを見ていると、目に飛び込んできたのは
福山市を盛り上げようと活動している大学生が学生中心の団体作る、という投稿です。
私はすぐにDMを送ってアポを取り、その方と直接会いました。
とても和やかな雰囲気でした。彼の将来の展望を聞いたり、私のしたいことを聞いてもらったり、あっという間の時間でした。
今思えば投稿を見てDMでアポをとるまでがとても早く、なんでこんなに意欲的に行動できたのかが不思議です。
この行動が私に2度目の転機をもたらしてくれました。
この話は2024年に入ってからの話です。
2024年は私に変化をもたらしてくれた怒涛の年です。
素敵な縁に恵まれて今の私は生きている
転機には必ず自分の行動がある、と実感しています。
受け身になると何も起こりません。
自分自身がほんの小さなことでも行動することで、気づきをもらえます。
私自身は大学に入学することで、オンラインではありますがさまざまな年代の人と交流ができるようになりました。
福山での活動も元をたどれば、2024年の2月ごろに福山で活動する大学生と会ったことで、彼からの紹介で福山市で行われている活動を知り、人を知りました。
ひととつながると、そこからさらに繋がりは広がります。
素敵な縁に恵まれて、今の私は生きています。
何もできない、何の役にも立てないと感じていた10代の私に伝えたいことがあります。
「学校に行かなくても、行けなくても大丈夫。どんな小さな1歩でも必ず何かが変わる。そこで素敵な縁に巡り合うことだってできる。力になってくれるひと、サポートしてくれるひと、共感してくれるひと、私の過去も現在もまるっと受け入れてくれるひと、数えたらキリがない。多様な価値観の多様な年代のひとと出会えるよ。大丈夫。過去の経験が今の私の行動の原動力になっている。」
決意表明
コンプレックスと感じていることはたくさんある。
でも人と繋がれた。
素敵な縁がたくさんある。
行動した私がいる。
全部紛れもない事実。
私は私を認められるようになる。
過去も現在も含めて
胸を張れるように。
支えてくれている全てに恩返しをする。
最後に
自分の原動力は過去の自分であること。
どんな小さな行動も必ず何かにつながること。
それは自分のためであってもいつか誰かに何かに還元すること。
これらを私のなかの軸として生きていこうと思います。
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