妄想・夢をただ綴る
約2,800文字(読了まで約7分)
ご覧いただきありがとうございます。適応障害治したいマンです。
うつ病治療の為休職中の私ですが、度々思うことがあります。
ありふれた悩みなんでしょう。でもこんなに切実に、自分事として考えたのは休職してからのことです。
私は昔からリアリストでした。数字といった何かしらの根拠や再現性を求め、夢を追いかけるだとか、何か衝動的に行動したり挑戦したりするということとは無縁でした。
そうやって就社して思考停止して働いて、世間体を気にして生きてきました。
一生懸命勉強したり働いたりしていても、ただ飯食って寝て休みの日に少しばかり趣味をやっての繰り返しで哲学的なことを何も考えないことをここでは思考停止と表現しています。
いやいや、「普通に生活できているのに贅沢なこと言ってるんじゃないよ」、というのがこれまでの私でした。
そういう生き方をしていたら、心も身体もぶっ壊れてしまいました。だから今この記事を書いているわけです。
ようやく人生で初めて向き合うことになった冒頭の命題に対して、バカになって夢や妄想を綴りたいと思います。ここでの命題は、数学・論理学のそれとは違う意味合いで使いました。
妄想・夢(この記事を書いているこの瞬間の)
住居も兼ねた、あるいは別の建物でカフェをやる。カフェといっても出すのは紅茶やハーブティー。あとはおにぎりとか軽食。コーヒーは出さない。アロマの調合もして、茶葉やらと合わせて販売する。それで小銭を稼ぐ。
店内にレコードやらCDやらの音源を本格的なアンプとオーディオで流す。大半は玉置さんと安全地帯。できるなら人生に疲れた人に来てほしい。そういう人には割引あるいはタダでお茶を出す。元気になってもらえたら最高だ。
そして定期的に音楽ライブをやる。演者は私とは限らない。下手でもいい。楽しければそれでいい。夜は星空を見る。そばで焚火でもするか。
裏庭で茶葉や少しばかりの野菜を育てる。ガーデニングもやる。季節の花が咲くといい。家の近くには小鳥の止まり木があって色んな鳥がやってくる。カラスはごめんだ。あと、露天風呂もいいな。檜だと最高だ。五右衛門風呂でもいいけれど。いや、やっぱり檜だな。
カフェの名前は「CAFE JAPAN」か「MUSICAL FARMER'S PRODUCTION」。私の人生を変えた、崇拝する玉置浩二さんと安全地帯にまんま影響を受けたネーミング。権利の問題があるが、おっと、今はバカだからそんなことはどうでもいい。
あとは、愛車でカメラを持って色んな景色を撮りに出かける。そしてそれをブログなりなんなりに投稿する。文章を付けるのもいい。それで小銭を稼ぐ。
趣味で集めているものやらなにやらよくわからん雑貨やインテリアをネットで仕入れてネットで販売する。それで小銭を稼ぐ。
一応今までやってきた仕事のわずかばかりのスキルを深堀して、ネットで単発の仕事を請け負う(人事法務経理総務といったバックオフィス)。それで小銭を稼ぐ。
・・これだけちょっと現実的だな。
それらで稼いだ小銭で暮らす。たまに遠くに行けるといい。傍には妻がいるがしょっちゅう喧嘩する。でもちゃんと仲直りする。
やりたいこと(今できるレベルでちょっとだけ実現してみる)
自分で書いてて恥ずかしくなってきましたが、それくらいがいいんです。
こうやって書いているとすぐ、でもだって、の自分が出てきます。
「店やるなんて甘くないよ?」「土地はどうするの?」「奥さんも仕事があるのに自分のやりたいことだけやるの?」「回転率は?ターゲットは?出店場所は?価格設定は?どれだけのトップラインがあると思う?バイトは雇うのか?」などなど。
あぁ、うるさいなぁ。そうやって自分を縛り付けてきたからこんなに苦しい思いをするハメになったんだ。でもそのおかげで今時間だけはあるからこうして記事を書いている。
夢や妄想をちょっとだけ実現してみるとしたら、何をしよう?
お茶やアロマの勉強
プランターで植物か野菜を育てる
愛車で写真を撮りに行ってnoteの記事にする
愛車で銭湯に行く
愛車で日帰りキャンプに行く
フリマアプリで断捨離ついでに何か売る
ハードオフかどっかでジャンクのアコギを買う
ベースの練習をする
たくさん歌を歌う
農家の親戚に頼んでちょっと農業体験させてもらう
こうやってnoteに好き勝手書く
こんなところでしょうか。もっとも、体調が悪いので全部は今できません。
どうしてこうなった?
大きいのは病気です。普通に暮らせなくなりました。そもそも普通ってなんでしょう。とりあえず、「ある程度の問題は抱えつつも、何不自由なく暮らすことができ、社会に適応して溶け込んでいる」と定義しておきます。
今はレールから外れて一日中ベッドで過ごしているので、普通ではありません。
次に、治療です。投薬を受けていますが、肝心なのはそこではなく精神科で受けているカウンセリングです。精神疾患なので、精神的なアプローチが必要だと日々感じています。ようやく認知の歪みがマシになってきました。
病気を治すのは人間の自然治癒力だといいます。うつ病は脳の病気と言われますが、それは西洋医学の人体を機械のように部品として見る考え方によるものです。私の受けている治療は、東洋医学です。心と身体の冷えをとれば病気は治る、という方針です。精神・魂というのは、脳の働きによるものではありますが、人体を全体として見る考え方に立てば、特定の部位だけを指しているのではないそうです。
※決して西洋医学を否定しているわけではありません。倒れる前は私は科学至上主義みたいなヤツでした。今は良いとこどりすればいいと思ってます。
休んでいることもありますが、一年ほどこの治療に取り組んできたこともあり、薬を飲んでなんとかやってきた一年強に比べると精神的な部分がかなり回復してきました。体調は残念ながらまだまだ悪いのですが。。
その精神科でパニック障害やうつ病、統合失調症などを完治させた人達には共通項があるようです。それは自然のある暮らしを望むようになったことです。ここでの完治は、「新しい生き方で、自然と薬が不要になり、症状が出なくなった」ことを指します。
そして最後に玉置浩二さんと安全地帯の影響です。
結局これが一番大きいのではないでしょうか。
彼、彼らの作る曲には、自然を感じさせるものがとても多いです。花やら空やら鳥やらが歌詞に頻繁に出てきますし、何より旋律や歌声、雰囲気が自然を指向しているように感じられます。この辺はまた別途記事で書きたいと思います。
なんだか少し思考の整理ができました。アウトプットって大切ですね。
ここでまで戯言に付き合ってくださった方、ありがとうございました。
そして、本当にお疲れ様でした。他人の妄想に付き合うのはなかなかに疲れることではないかと思います。
それでは、また。